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フリーランスと会社を始めます。

こんにちは♩ 閲覧いただきありがとうございます(^_^)

note初投稿。緊張します!
実は文字を書くのは苦手ですが、どうしても残しておきたいことがあってnoteを書いてみることにしました。少々読みづらい箇所があるかとも思いますが、最後までお付き合いいただけますとうれしいですm(_ _)m

この度、1月31日付で約1年間お世話になった株式会社KARENを退社いたしました。26歳の誕生日でした。笑 

現在はフリーランスとしてお仕事をしつつ、会社も作っています。

26歳にもなってこんな大きな決断をするのは結婚ぐらいでしょwと思っていたんですが、自分にとって大きな挑戦を始める”今”をここに記録しておきたいと思います。


インテリア業界からなぜ急にIT業界に飛び込んだのか、またなぜこれからIT業界からまたインテリア業界に戻ったのか、これから何をするのか・・・などを書いていこうと思います。


「スタートアップって何ですか?」

KARENで働くと決意した後に、代表のりょうさんに聞いた質問でした。

東京に出てくる前は、大阪のインテリアデザイン事務所に所属しながら、ショールームでコンシェルジュとしてインテリア相談も受けていました。デザイン事務所でオンラインコーディネートサービスを担当していたのですが、とても画期的だと思っていました。
東京にいくことになり事務所をやめることになったのですが「東京でもこのサービスに携わりたい・なかったら作りたい!」と強く思うほどになっていました。

上京してからKARENに出会い、インテリアコーディネーターのアルバイトとして働くことに。当時社員は2人のみでしたが、オンラインコーディネートサービスをやっている会社というだけで心がワクワクしてました。

そんな中、KARENはスタートアップ企業だったと知ります。

さらに「IT企業・エンジニア・プロダクト・・・」なんぞ、インテリアから入った私にとっては未知の世界でした。
なにも知らずにこの業界に飛び込んだのは無謀だったかと思いますが、それでも飛び込めたのは、以下の想いが強かったからです。

- KARENを世の中に普及させて、インテリアコーディネートを体感できる入り口になってほしい。

- このサービスを通じて、「インテリアにこだわると人生が変わる」って伝えていきたい!

「住む人=ユーザー」を幸せにしたいという気持ちから始めたお仕事でした。
社会人というのも初めてで、ビジネススキルも全くゼロからのスタートだったので簡単だったといえば完全に嘘です。毎日が大量のインプット、アウトプットで失敗もよくしました。でもKARENを通じて理想の暮らしが実現できたとユーザーから報告いただいた時の他の何にも変えられない嬉しい気持ちは今でも覚えています。


KARENを卒業しようと思った理由
順調にお仕事はしていたものの、こんな悩みがうまれました。
この悩みは完全に私のわがままになるのですが・・・

”オンラインコーディネートの経験のみで、インテリアコーディネーターって自信持って名乗っていいの?
インテリアって家具だけじゃなくて床・壁・天井の箱も含めたものを指すし、やっぱりそこまでできて本当のインテリアコーディネーターって言えるよね(/ _ ; )?”
”オンラインでの提案だけじゃなくって、実務経験を積んでいきたいって欲が出てきてるなぁ。。。
もっとクライアントと密に寄り添って暮らしのお手伝いがしたいし、こだわる所はとことんこだわりたい

日に日にこの悩みの種は大きくなりました。そもそも、私のインテリアコーディネーターとしてのビジョンってなんだったけ?
とふと思い出しました。

”「暮らしのお医者さん」になって、
インテリアコーディネートを通して
幸せになる人を増やしたい。”

「暮らしのお医者さん」というのは、私が勝手に作った言葉です。
お家の中の要素次第で、住み手のライフスタイルは変わります。
レイアウトひとつとっても、家族の会話が生まれていくのか、減っていくのかも変わってきます。 

インテリアコーディネーターは単に綺麗なお家を作るだけではなく、クライアントのお悩みや、ご自身でも気づいていない不便な点などを洗い出し、どれだけストレスフリーにそして本当に心地の良い暮らしをできるかをとことん考え尽くします
それらを空間・インテリアを通して彩り、提供していくのがお仕事だと私は思っています。

オンラインでは、気軽にすばやく理想のお部屋が提案されます。
でも、本当にユーザーの「暮らしのお医者さん」としての役目を果たせていないのではと感じるようになりました。

たくさんの人がコーディネートを体験できる機会だと思い、オンラインコーディネートサービスを始めたものの、最終的には・・・

「IT業界を離れてオフラインでしっかりとクライアントに寄り添って、新しい出発を共に見守っていく、私の意味する本来のインテリアコーディネーターとして頑張っていきたい」

という意思が確立しました。


これが、KARENをやめようと思った理由になります。
ここまで読んでいただくともうご存知かと思いますが、私は非常にわがままだなあと自分でも思います。(-。-; 
わがままな悩みで会社をやめると決意することで、まず会社の人にめっちゃ迷惑かけちゃうし、スタートアップを途中でやめることは責任放棄のような罪悪感もありました。。。

それでも現状を常に見つめ続けて、考えることをやめなかったからこそ、この僅かな心の変化にも気づけました。
誰も自分の人生を責任とってくれないし、納得するも後悔するも全て自分の責任。”カレンをやめて次のステップにいく”というのは自分の心にしっかりと耳を傾けて出した結論でした。

りょうさんにやめると伝えた時は、”フリーランスのコーディネーターになります”と言ってました。でもどのような働き方をするかは、まだ悩んでました。

デザイン会社、ハウスメーカー、家具メーカー、ファブリック・建材メーカー、フリーランスなど・・・たくさん選択肢はありますが、
最終的な目標としては、クライアントから”あなたに依頼したい”と指名してもらうことだったので、茨の道とは十分承知でしたがフリーランスの道を歩むことを決意しました。

フリーランスを選んだからこそ初めて真剣に、建築・インテリア業界の働き方の現状を見直してみました。
自分の経験上で思いつくのは・・・以下です。


- 低賃金に長時間労働も普通にある
- アウトプットの権利が会社に帰属することが多くポートフォリオに載せられないため、なかなか自分のキャリアアップに繋げられない
- フリーランスになるには、むっちゃ努力と運とコネがいる。
- 専門時代の友達で私より長い期間勉強していた人も、なかなか思うように働けておらず泣く泣く業界を断念する人もめずらしくない

「ほう・・・働く人たちが全然幸せちゃうやん!!!Σ(・□・;)」

今までの私は”ユーザー・住む人の幸せのために”を最優先に考えていましたが、住む空間を作っている人たち(=働く人)が疲弊しすぎているというのは気持ちの悪い矛盾だと気づきました。

すごく正直に言いますが、私自身は、実はそこまで生活に困っているというのではないです。
だからこそ、この業界で働く人に観点を置くことをすっぽかしてクライアントばっかり考えていたんだと思います。この現状に気づいた時は、正直すごく焦りました。

じゃあ働く人たちが幸せになるためには・・どうしたらいいのか。
というか、フリーランスでやっていこうと決意した以上、私はどうやって仕事を取っていこうか、作っていこうか・・・・めっちゃ悩みました。でも結局はこの結論に限ると思います。

”デザイン料に対価を払う”という概念を広める

この業界で働く人たちの報酬は、基本的には設計料やインテリアデザイン料になりますが、この価値というのがまだあまり世間で認知されていないと思います。まずはこの目に見えない価値がどれほどの価値なのか、なぜデザイン料というお金を払うことが大事なのか認知してもらうことが大事だと思いました。

この見えない価値がしっかりと認知されれば、働く人が幸せになり、そこからにアウトプットはもっと質が上がり、それがクライアントをさらに豊かにするといういい循環が生まれると信じています。


そんなこんなを考えていた矢先、P子から突然、連絡が来ました。
(※P子はKARENを通じて知り合った同期みたいな関係です)

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即答でした。そして私にとって新たな大きな挑戦が始まりました!w

P子と一緒に会社をすると即答した理由

大きく分けて2つあります。
・P子となら補い合える
KARENで二人で仕事をしていた時、絶妙に息が合っていてムッチャ尊敬と信頼がありました。
特に尊敬していたところは、とにかく『妥協を知らないひと』そして、『学びに貪欲なひと』なところです。本当にバイタリティーもやばいし、直感も良く、何よりも一緒にいて本当に息が合うなとお互いよく話してましたw(カップルの惚気みたいになってますね)

また、『信念と軸の大切さ』をお互い共感していて、また、彼女には信念と軸がしっかりとありました。
これ、私にとって一番といってもいいぐらい大切なポイントで、信念と軸のある人間には人を巻き込む力があると思っています。逆に信念と軸のない人間は人を振り回すにしかすぎず、いずれ離れていくと思います。 

P︎子に誘われて”いいよ!”と即答したのには、単なるノリではなく今まで築いてきた絶大な信頼があったからなのです。

お仕事の観点からだと、建築的なハコの経験があるP子と、家具インテリアの経験がある私だったら、リノベーション案件なども補い合いながらやっていけるなと思いました。

・私のビジョンに直結している
会社をつくるなど全く考えたことはありませんでした。しかし、すでに私のビジョン(*)の為には、働く人も絶対に幸せであるべきと気づいていた以上、一緒にしない理由がありませんでした。

(*)”「暮らしのお医者さん」になって、インテリアコーディネートを通して幸せになる人を増やしたい・・・・・”


じゃあ、これから会社でなにをしていくのか

2人で話しあった時、決めたことがあります。

- 私たちの会社はあくまでも、「働く人がその人らしさを発揮でき、個を磨けるような組織」であること。

-会社の代表ではあるけど、お互い個人事業主としても仕事をすること。

P子と知り合って約1年ちょっとが過ぎましたが、「質のいいアウトプットとは、まず働く人がその人にとって働きやすい環境に置かれているからこそ生まれるもの」と息を合わせてよく話していました。

でも面白いことに、それぞれの意識というかベクトルは「P子→働く人寄りりぶか→クライアント・ユーザー寄り」だったので、結局話のおわりは「これからもお互いのフィールドで頑張ろうね!」でした・・w

そんな二人がオモイをぶつけ、補いながら始めるこの会社。

実は、私たちの社名Praemioの由来は”補う”という意味なんです。
これから補いあって、理想の未来を実現したいという思いを込めてこの会社名にしました。

”インテリアデザインの価値や、働く人一人ひとりの個が、認められ活躍しやすい世の中になるように。”

私たちは、このオモイを込めて、建築・インテリア業界、枠を超えて不動産業界まで踏み込んでいき、インテリアデザインがもたらす絶対的な価値を広めていきます。

”デザイン料にきちんと対価を払う”という概念を広めれば、インテリアデザインが入る仕事をどんどん作り、主体性をもった働く人が活躍できれば、最終的にはクライアントも幸せになれる。ハッピーの循環ができていくはず・・・!

「奪いあったり競争するのではなく、
お互い惜しみなく与え、補い合うコミュニティ」

さらにはこのコミュニティの存在により、業界の枠を超えて人が集まり、働く人たちが輝きながら共創できる。
それによりクオリティが底上げされ、インテリアデザインの価値は上がると信じています。

ここまでまあまあ大きな事を言っているものの、実務経験が沢山あったりスキルがめっちゃすごいという訳ではないです。。。m(_ _)m

なんなら、ここで会社をわざわざ作らずに、フリーランス一択で自分のビジョンだけを見つめてやっていくこともできたと思います。
でもそれって結局は自己実現にしか過ぎないんじゃないかなあと思っていて、自己実現の達成の先に何が残っているんだろうと想像した時に、虚しくなりました。
やっぱ、同じ立場の人みんなで幸せになりたいし、そうじゃないと業界自体がよくならない。だからこそ、一緒の業界で働いている人たちを巻き込んでいきたいと思っています。

むちゃ無謀だと思うしこれからすごく大変だろうなとは思っています。正直怖いです。でも楽しみの方が圧倒的に上です!!笑
なんせ二人とも熱くて火傷しそうなぐらい熱い”オモイ”しかないですが、「しゃあなしこれからも暖かく暖かく見守ってあげたろうか」って思っていただければ・・・本当に嬉しい限りです。

こんな散乱しまくりの文章、最後まで読んでいただきありがとうございます。
いつでも会社の原点に戻れるよう、今回はここに書かせていただきました。

”インテリアデザインの価値や、働く人一人ひとりの個が、ちゃんと認められ活躍しやすい世の中になるように。”


今回こちら読んでくださったみなさん全員と、いつか良いご縁に恵まれますように、お会いできますように✨


りぶか、ファイト〜!( ・∇・)
(決して軽い決意ではないですw)


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