工藤忍Pへの提案

ボイスオーディションが開催されてから早くも10日が経過したが、工藤忍陣営は開催前の予想に反して大幅に苦戦している。この文章では、そのような状況下で忍陣営がとるべき方針について自分なりの見解を提示したい。

⓪最初に結論
 率直に言ってしまうと、忍陣営はボイスオーディションではなく総選挙の方に全力を入れた方が良い、というのが筆者の考えである。

①筆者について
 まず最初に、内容が内容であり、筆者のtwitterやゲーム内ID等はとても公表できないため、このような匿名の方法で記事を書くことについて謝罪したい。
 しかしながら、現在、忍陣営は苦境の影響でアンチ認定が厳しくなっているという噂も聞くため、無意味かもしれないが、筆者の素性を一応記しておく。

 筆者は喜多見柚Pである。
 今回の選挙における柚Pの投票行動は大きく分けて2つに分けられる。1つは、古くから続くフリスクの繋がりを信じて忍、穂乃香、あずきに投票するというもの。そしてもう1つは、運営の過度なフリスク縛りを懸念した結果、他の可能性を見出すべく、Four Wind Colors狙いで原田美世に投票するというものである。
 正直なところ、どちらが正しいのかは現時点ではわからない。自分はどちらかと言えば前者のスタンスだが、フリスク実現までにかかる年数を考えると後者の方が現実的とも思っている。
 とにかく、筆者は忍については声が付けばよし、付かなければ運営が柚のフリスク縛りを解除してくれるかもしれないという期待があるためそれはそれでよし、くらいの考えである。この記事を書いたのはフリスクの未来のためという側面の方が大きい。もっとも、忍Pが思っている以上に、忍とフリスクは運命共同体だと考えているので、忍にとっても悪い話ではないと思っている。

②ボイスオーディションの現状に対する分析
 今回の総選挙には中間報告が無いため、有志による出口調査くらいしか指標となるものが無い。絶対的なものではないが、複数の集計で共通している事項はある程度信じて良いと考える。
 
 出口調査はツイート数とユニークユーザー数を扱っているものが多い。忍についてはユーザー数で特に苦戦している様子で、例えば下記の古くから集計を行っている方の集計では、もはやトップ10にすら入れていない。

ツイート数にはユーザー数に比べれば善戦しているが、それでもトップ3には入れていない様子である。

※上記の集計は1日ごとの集計なので日によってばらつきがある。また、ここ数日で3位以内に入っている日もあるが、元々忍Pは投票ツイートをかなり多めにする傾向があるため、実態は集計以上に苦しいと考えられる。

③昨年との状況の違いについての分析
 昨年は忍にとって大躍進の年だった。だが、今年はうまく行ってない。この原因について考えてみる。

 昨年の総選挙はバズったもの勝ちの選挙だったと言われている。忍についても奇抜な選挙活動が功を奏し、その結果として総合12位、Cu4位という順位に付けたと言われている。
 しかし、自分としてはこの成功には奇抜な活動以外にもう1つの要因があったと考える。中間発表まではフリスクP全体の支援を受けて、中間発表後は中間の順位が良かったおかげで、1人でも声が付くアイドルを増やそうとする声付け勢の支援がそこに加わったため、そこまでの票を集められたのだと思う。
 一方今年は、ボイスオーディションは3位までの声付きが確約されているため声付け勢は発生し得ないし、穂乃香P、あずきPは自陣営で手一杯、柚Pの票は二手に分かれているという状況である。

 明確に支援してくれる陣営の有無が前回と今回の差ではないだろうか。

④忍陣営が取るべき動き
 総選挙が始まってから、忍陣営は総選挙とボイスオーディションの両方に票を投じてきた。はっきり言ってこれは下策も下策で、自己満足以外の何ものでもない。今からでもどちらかに絞るべきである。

 しかし、ボイスオーディションについては、既に大幅に出遅れている状況であり、既に巻き返しは不可能なところまで来てしまったと筆者は考える。浮動票はあかり陣営が確保しているし、ボイスオーディションではどうやっても忍だけを強力にバックアップしてくれる陣営は作れないため、忍陣営単体で全力になったところで状況が大きく好転するとは思えないからである。

 では総選挙はというと、こちらで総合5位に入れる可能性はほぼ無いといってよい。
 現状については、毎年集計を取っている方の集計を参考にしているが、ツイート数で1桁台に行けず、ユーザー数では20台後半~30台前半というありさまである。

(参考サイト)
http://1179ing.pe.kr/

 どちらの選挙形式でも、今回の勝ち目がほぼ無い。
 そのような状況である以上、すべきなのは今回勝つための戦いではなく、次回に繋ぐための撤退戦である。
 筆者が総選挙の方に全力になるべきと考えているのも、次回以降に可能性を少しでも残すためである。

 ボイスオーディションに注力した場合、忍の順位は今よりは上がるだろう。ただし、単体の陣営の頑張りでは、上がったとしても良くて7位くらいだと思われる。そうなると、次回選挙で期待されるアイドルからは外され、より苦しい戦いを求められる。

 総選挙に注力した場合、忍陣営のボイス票を穂乃香、あずき陣営に回すことができるようになる。下記の集計によれば、穂乃香Pの勢力は今回のボイスオーディションの有力候補には及ばないが、決して大きく劣るわけではない。

 また、単体の勢力では一番不安の残るあずき陣営にも、月末ドリフ上位に抜擢されたというプラス要素が舞い込んできた。つまり、ボイスオーディションの発表順位次第なところはあるが、穂乃香、あずきの両名を発表圏内に持ってくるチャンスが到来していると言える。

 忍陣営が穂乃香、あずき陣営を支援することを明確にすれば、柚Pからフリスクへ流れる支援も増えるだろう。また、穂乃香、あずき陣営の総選挙票を忍に回してもらえれば、勝てないまでも総選挙の順位も1,2位くらいなら上がると思われる。

 つまり、ボイスオーディションに全力→何も得られない単なる負け犬になり、次回以降周りの目が厳しくなる。総選挙に全力→2/4が圏外声なしというフリスクの問題を解消できるため、負けではあるが得たものがある状態にできる、ということとなる。


⑤今切り替えることの意義
 方針を変更したとして、それが周知されるには自陣営で1~2日、仲の良い陣営で3~4日、全体に対しては7~10日程はかかると思われる。
 これは、今すぐ方針を変更すれば、あずきドリフにぎりぎり間に合うし、選挙期間全体の約半分は忍陣営は総選挙の方に全力だったというイメージを作れるので、ボイスオーディションでの負けも多少優しい見方をしてもらえるようになるということである。
 また、今回の苦戦の影響で、アンチ寄りな物言いをする人が出処ではあるが、忍をフリスクの戦犯、裏切り者と呼ぶ声が少しずつだが強くなってきている。そうした物言いにNoを突き付けるためにも早めの方針転換をお勧めする。

 極々わずかな可能性しかないガチャブ等の神風を期待して月末まで待ってしまうと手遅れになる。この記事を読んだ忍Pには、個人として前向きに検討してほしいし、discord等に持ち帰って陣営として検討してほしい。

⑥最後に
 この記事は声付き担当Pが上から目線で書いた記事だ。自分で読み返してみてもはっきりわかる。

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