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シーズン4:第6話 父と息子 Blood of My Blood

フレイザーズ・リッジにジェイミーの息子ウィリアムを連れてジョン・グレイがやってきます。別れてから初めてウィリーに再会するジェイミーとジョン親子を複雑な想いで迎えるクレアとマータフ。この緊張感漂う登場人物のやり取りと親子の時間を見守るのがこのエピソードの醍醐味でした。

麻疹にかかって高熱を出し、クレアに看病されるジョン。ウィリーにうつさないよう、ジェイミーはウィリーを連れて数日間狩りの旅に出る。ここでウィリーがジェイミーのことを最初から馬丁のマッケンジーとわかっていたことが判明します。彼は自分を覚えていないようにふるまうジェイミーをくやしく思っていたのでした。このシーンでのジェイミーの表情がいいね。

大自然の中で失われていた時間を埋めるようにウィリーを見守るジェイミー。しかし、ネイティブ・アメリカンとの土地境界線を越えて川魚を採ったことで彼らに囲まれ、代償を求められます。自分が息子の代わりに罰を受けると申し出たジェイミーを勇敢にかばったウィリー。それで制裁を免除されるシーンはドキドキしました。ウィリーは血のつながりには全く気付いていないのね。

ジョンを看病するクレア。この2人はジェイミーを挟んでの恋敵な訳でこのシーンはスリリングこの上なかった!ここへ来た本当の理由がジェイミーであることを言わせるクレア。それに怒りを覚えながらも真実を認めるジョン。クレアといるジェイミーを見るのがどんなに辛いかと告白。対してのクレアは「決してジェイミーはあなたの手に入らない」これは勝者のセリフだよね。そこで思わずジョンが口にしたのが、ジェイミーを手に入れるチャンスがあったこと。そしてジョンとジェイミーとの絆にクレアが嫉妬しているのだろうという指摘。高熱で苦しんでいる人とこんなやりとりキツイわ~。そしてクレアが20年のジェイミーとの空白の時間があり、ジョンに嫉妬していることを認めます。

看病の甲斐あってジョンは回復し、戻ってきたウィリーと会うことができます。抱き合う2人を見て、この2人こそが親子なんだなと一同及び視聴者が納得するシーンでした。旅立つ親子を見送るジェイミーとクレア。ジェイミーを振り返るウィリー、ジェイミーの心情を思うとキュンとくる。

客が帰って2人になったところで、シーズン4の見所シーンの1つ、愛とキスいっぱいのバスシーン。この時代のお風呂ってこういう感じだったのね、内側に布を敷いてお湯を入れて浸かるんだ。クレアの背中にお湯を流し、「君の肌に触れるその水にも嫉妬してしまいそう」だなんて、たまらんノックダウン。そして銀の結婚指輪サプライズプレゼント!この時代も指輪の裏に彫る言葉は英語よりフランス語がオシャレな感じなのかしら?感激するクレアを抱きかかえてベッドへって完璧ロマンティック設定にシビれる。1,000回のキスはできなかっただろうけど、2人の幸せな夜になったのね。ところで、ジェイミーは風呂に入っていたのか気になる…(余計なお世話)


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