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シーズン4:第11話 希望と共に If Not For Hope

ロジャーは元の世界に戻らず、モホーク族に再び捕まる。あの状況で逃げなかったというのはブリアナへの愛が勝ったということだよね、凄いよロジャー。私だったら逃げてる。

リバーランで暮らすブリアナ。立派な屋敷で衣類も食事も外敵の心配もない、妊婦にとってはこの上ない安全を提供してくれる大叔母の存在は恵みだね。婚約者が戻らない場合を考え、ブリアナの伴侶を見つけようと自宅で食事会の準備を着々と勧めるジョカスタ叔母さん、さすがです。

食事会では若く美しいブリアナとジョカスタの財産を目当てにおじさん求婚者が何人も。(そんなのしかいないのか?)そこへ颯爽と登場するジョン・グレイ。ジェイミーから娘の様子を見て欲しいと頼まれたからのようだけど、彼の登場で他の求婚者は全く霞んでしまう。とりあえずブリアナの状況を理解して守ってくれる人が登場するのは喜ばしい。

ファーガスの片手がないことによる劣等感を取り払いたいマーサリはマータフに彼を世直し団にリクルートするよう頼む。あの活動には加わって欲しくないんでしょ?と意外でしたが、彼女の真意は他にあるとわかり、万事うまく行った彼女におめでとうと言いたい気分。それにしてもボネットを捕えるためにマータフまで逮捕されるとは、もうちょっと上手くやって!

深夜にジョンと判事の情事を盗み見してしまったブリアナ、びっくりだったでしょうね。人の屋敷の廊下でとは、地位の有る人たちなんだから、慎重になれよ!と言いたいところです。食事会の時からあの判事と怪しい感じだったもんね。ジョンはあっち側なんだ…などと観察。

ジョカスタ叔母さんの計らいで食事会の求婚者に結婚させられそうだと悟った後のブリアナの動きは早かった。ジョンに求婚しても断られると昨夜の目撃をネタに脅す作戦はいかがなものかと思うよ。最初から事情を話してお願いすれば良かったのに。ロジャーが見つかるか、真実を知ってもブリアナを選ぶかの不安を語るブリアナに「希望こそ愛の本質だ」と告げるジョン、カッコ良すぎです。

求婚者の正式プロポーズ寸前で、ジョンの救済プロポーズ芝居がブリアナを救う。あー、良かったね。ことの顛末に驚きながらも「さすがマッケンジーの娘」だと囁くジョカスタ叔母さんもさすがや。

ブリアナに自分にも血のつながらない息子がおり、心から息子を愛しているから、ロジャーもそうなると励ますジョン、優しい。これこそ今ブリアナに必要な言葉だったね。ブリアナにウィリアムと会わせたいと、彼は父にそっくりだと言うジョンの瞳にはずっとジェイミーの姿が映っているようでした。この後でやっと父がジョンに託したブリアナへの手紙を彼女が読む気になって良かった。早く内容が知りたい。

ずっとぎくしゃくしていたクレアとジェイミー。やっとクレアがジェイミーに心を開いて話してほっとした。ジェイミーも本音を話す。ロジャーを見つけられなければ一生ブリアナに許してもらえないと、ブリアナにとってもクレアにとってもフランクの方が良かったのではないかとジェイミーが悩んでいたというのは、もう!可愛いぞ!

かつてシーズン1で2人の間では嘘は無し、真実を話すことを誓いあった時はクレアにとってジェイミーが第1だったけれど、娘ができてからはその順位が変わったという言葉はなるほど、夫婦の関係が子供を持つことで変わるという話で、2人が歩んできた人生に思いを馳せました。


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