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Path of Exile 使えると便利な意外な効果のあるスキル

はじめに

今回は「特殊な効果」を持った、使えると便利な意外な効果のあるスキルをいくつか紹介します。

ですがこれらはあくまで「便利なスキル」であって、必ずしもキャラクターのビルドに必須とか、どんなキャラでも持っておいた方がいいという物ではありません。

ですが、特定の場面でなら役に立つというもの(特にフロストボムとホーリーフレイムトーテム)もありますので、いつでも使えるように裏装備に仕込んで持っておくと便利かもしれません。

1.フロストボム

まずオススメするのは「フロストボム」です。

このスペルは、周囲に小さい冷気ノヴァ(*1)を断続的に発生させるクリスタルを設置します。
このノヴァに当たった敵は「5秒間、ライフ自動回復レートを75%減少、エナジーシールド自動回復レートが75%減少、冷気耐性-15%(*2)」の効果を受けます。

ボスのスキルやマップモッド、あるいは「コンセクレーター」のモッドを持つモンスターが展開する神聖領域上での戦闘、もしくは「メタモーフ」や「レジュヴェネーション」「ソウルイーター」のモッドを持つモンスターとの戦闘では、相手のライフが高速で自然回復するため、キャラクターの火力次第では戦闘が長引いたり、回復が早すぎて倒せないことがあります。

そのような敵に、この「フロストボム」の冷気ダメージを当てると、回復能力を75%減少させることができる為、思わぬ苦戦を避けることができるかもしれません。

最終的にビルドが完成形に近づくにつれ使わなくなるスキルかもしれませんが、火力が出し切れない育成途中や、中盤で思わぬ強敵と戦う時などにはあると非常に重宝します。

ちなみに特に赤色のサポートジェムである「スペルトーテムサポート」と組み合わせて、自動的に援護射撃してくれるようにするととても便利です。

*1 起点を中心にして、同心円状に”広がる”範囲攻撃全般のことを洋ゲー界隈ではノヴァ「Nova」といいます。
*2 「暴露(冷気)」扱い。他の「暴露(冷気)」とは重ね掛け自体は出来るもの、ダメージを計算する際には一番強い暴露(冷気)だけが適応される。

2.ホーリーフレイムトーテム

次にオススメなのが「ホーリーフレイムトーテム」です。

敵に向かって火炎放射するトーテムを設置するスキルですが、展開される「神聖領域」が非常に強力。
そもそもの「神聖領域」の効果は「毎秒最大ライフの2%のライフ自動回復付与」というのがの効果ですが、「ホーリーフレイムトーテム」で展開された「神聖領域」に限っては、範囲内の味方から「呪い」を除去し、新しい「呪い」にもかからなくなるという専用の効果がついています。

エンドコンテンツである「アトラス」では、マップ全体に呪い付与効果がかかっていて常時「呪い」状態で戦うことがままありますが、その場合も、「ホーリーフレイムトーテム」を召喚して戦うことで、「呪い」を無効化することが可能です。

このスキルを使用する際は、トーテムの持続時間が8秒であること、特別な装備やスキルを用意しない限りトーテムは一度に1個までしか展開できないこと、敵からの攻撃でトーテムのライフが0になるとトーテムが破壊されること、を覚えておきましょう。

3.ホーリーレリック召喚

続いて「ホーリーレリック召喚」です。
召喚されたホーリーレリックは常にプレイヤーの背後に浮かんでおり、「アタック」のタグがついたスキルで敵を攻撃する度に、プレイヤー含む周囲の味方に「ライフ自動回復」を付与します。
「ライフ自動回復」は「ストーンゴーレム」を召喚したり、「バイタリティ」のオーラを展開することでも獲得できますが、「ホーリーレリック」はそれらにさらに重ねて展開できるので、特に序盤~中盤にオススメです。

敵から狙われにくく、ターゲットを取らないため、ザコ敵との戦いではゴーレムよりも撃破されにくいですが、敵の範囲攻撃に巻き込まれると結構簡単に死んでしまうので、そこだけは注意しましょう。
(なのでゲーム終盤ではあまり役に立たないかもしれません)

4.ヴァールデトネートデッド

続いて紹介するのが「ヴァールデトネートデッド」です。

敵の中にはプレイヤーに殺された他の敵の死体を利用してスキルを使用してくる敵がたまにいるのですが、これを防ぐには倒した敵の死体を粉砕する効果を使用するか、「ゾンビ召喚」や「死体爆破系スキル」「オファリング系スキル」といったスキルを敵より早く唱えるのが効果的です。

中でも「ヴァールデトネートデッド」は、一度詠唱するだけで最大22体の敵の死体を処理することができて、非常に便利です。
(火ダメージに特化していればそこそこのダメージも期待できます)

5.フレイムダッシュ

続いて緊急回避スキルの「フレイムダッシュ」です。
他のブリンク系スキルとは違い3チャージ制なので連続使用できるのがこのスキルのポイントです。
スキルレベルを上げなくても普通に使えますので、知力を上げていないキャラでもとりあえず移動系スキルとして採用をオススメします。

次点でオススメなのが完全にクールダウンのない「リープスラム」で、ジャンプして空中にいる間あるいは元地点に居続ける判定になりとっさの回避が遅いことと、「斧、メイス、セプター、剣またはスタッフ」を装備しているのが条件。さらに次が「シールドチャージ」ですが盾装備が必須で段差超え不可となっています。
戦闘時の緊急回避スキルは「フレイムダッシュ」が一番のオススメです。

ちなみにこういったスキルを使用する際は、ショートカットをクリックしスキルを選択するUIの最上段「常に移動せずに攻撃」にチェックを入れるようにしましょう。
プレイヤーから大きく離れた地点を指定してスキルを使用した際の挙動が全然変わりますので、咄嗟の際の回避がとても速くなります。

6.スティールスキン、アークティックアーマー、テンペストシールド、ピュリティオブエレメンツ

「スティールスキン」は「ガードスキル」、それ以外は自己バフとオーラですが、紹介理由が似通っているためまとめて紹介します。

「スティールスキン」は「出血」、「アークティックアーマー」は「凍結」、「テンペストシールド」は「感電」、「ピュリティオブエレメンツ」は「凍結」「感電」に加え「発火」「冷却」といった元素系の状態異常全般を「完全に無効化」することができます。

「スティールスキン」はアーマー特化しなければ最優の「ガードスキル」ですし、「アークティックアーマー」と「テンペストシールド」は素の能力もなかなか強力です。
「ピュリティオブエレメンツ」はマナリザーブ量も多く、やや使いにくいオーラですが、元素系状態異常の完全耐性を目当てに使用するのも悪くない判断です。

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