
競馬場のオーバーシードと馬場状態の関係を考察!中山と京都は時計かかる時期がある
土曜の小倉で行われた愛知杯の3連複913倍的中記念で昨日noteで日曜の日経新春杯の予想を出したのですが、最初本命にしてた馬が11人気3着、最終本命にした馬が7人気6着、相手馬はほぼ予想通り走った感じでした。
昨日のnoteにレース予想の結果を追記したので、気になる方は、そちらもどうぞ。各馬の診断は殆どあっていて、軸馬選定をミス^^;。
今日は、競馬場のオーバーシードや馬場状態についての考察をまとめます。
競馬場のオーバーシードと馬場状態の関係は?
これはそのうち、ブログでしっかりまとめようと思ってたのだけど、今はこの毎日note更新を2つやってて、も1つ立ち上げ中のがあって、手が回らないので、簡単にオーバーシードについて調べた情報をまとめます。
今の京都と中山が丁度わかりやすいのですが、まず中山の例でいきましょうか。
中山で言えば去年2019/9/8の京王杯AHが中山の開幕週で、1600㍍芝を1.30.3という日本レコードでトロワゼトワルが勝利しました。
で、2020年古馬で中山1600重賞あると比較しやすいのですが無いので2020/1/13の3歳牝馬限定のフェアリーSを見てみましょうか。逃げたスマイルカナが圧勝して1.34.0。
また、2020/1/6の3歳牡馬オープン中山1600のジュニアカップで、サクセッションが1.33.4で圧勝。
というレースタイムなのですが、古馬と3歳の差があるにしても3秒って開きすぎだと思いません?
これは能力差があるとかじゃなくて、中山でいうと芝状態の違いもあって、それがタイムやレース結果に影響してると思います。
・2019年9月中山競馬場の芝は、野芝のみの芝状態。
・2020年1月中山競馬場の芝は、野芝の上に洋芝をオーバーシードした状態
という事で、この芝状態の違いがレースタイムに影響していて、それだけでなく芝状態が違うので、
同じ中山でも2019年9月に高時計で好走した馬が、2020年1月の中山競馬場の芝で好走するとは限らない
という部分にも繋がっている、とリアトは思っています。
野芝と洋芝って何?
余談かもですが、第一回ジャパンカップが行われた1981年は11月の東京で野芝のみのレースだったようで、冬に枯れた野芝が茶色になって、外国馬の招待関係者は
ドコニ、シバフガアルノデスカ?
と、言ったとか、言わないとか、笑。昔は、ずっと野芝とだけだったようですが、現在は冬にオーバーシードという手法で、洋芝を混ぜるのが主流なようです。
気になる方もいるでしょうし、第一回ジャパンカップの動画もご紹介。
ね、芝生の色が全然、今と違いますね。
これが野芝100%のままの芝状態という事だと思います。ただ、技術は進歩してるだろうし、今はそうでもないような気も少ししています。
オーバーシードとは?
詳細は専門家に任せるとして、馬券で勝つために必要最低限情報をサクッとまとめます。
すごくざっくりいうと芝の種類には、夏芝と冬芝があるようです。で、
・夏芝は冬に枯れる
・冬芝は夏に枯れる
という特徴があり、先の野芝=夏芝、洋芝=冬芝っていうイメージで良いと思います。(細かい品種だとか、難しい話はしません)
で、2020年1月だと野芝が枯れ気味になるようで、野芝の上から、洋芝の種を蒔いて生やしているようなイメージをすると、大体あってるんじゃないかと思います。
なので、競馬を予想する上では、
野芝のみの芝状態と、野芝が枯れ洋芝がオーバーシードされた芝状態は違うし、同条件じゃないので、同じ馬でも時期によって「めっちゃ走る」「普通に走る」くらいのパフォーマンスの差は出ますよ
って事は知っておいた方がいいということです。
また、これは別で話しますが、競馬開催が進むと、コースを変更するルールもあるので、これも知っておいた方がよいルールになると思います。
京都競馬場の芝も特徴的!
京都の芝も結構顕著で、野芝のみだと、超早いタイムなのに、2020年1月は結構週ごとに、違った特徴を醸し出します。
時期的に超寒いって事と、ちょいちょい雨がふるって事もあると思いますが、2020年1月の京都芝でいえば
・良馬場発表でも、重めの馬場の場合がある(時計がかかる)
・良馬場発表でも、向こう正面凄く遅い場合がある
・週がかわれば、芝の直線の平均上がりタイムが違う場合がある
という事で、レース結果やレース動画を見て、芝の状態やその時の結果出している馬の特徴を見ることで、レース予想の精度を高められると思います。
余談ですが、リアトが昨日的中させた小倉での愛知杯については、かなり重い芝状態で、この状態で走れる馬って事を意識して穴狙いした結果、3連複913倍の馬券を的中できることになりました。
ちなみに、トップジョッキーともなると、その日その日の競馬場のバイアスというか得なコースがどこかを理解した上で、作戦を組まれるので、操縦性よい馬ならムダなコース通らない場合も多いです。
まとめ
ザックリと、競馬場とオーバーシードにより時計がかかる時期があるって話を紹介しました。リアトも昔は、中山で好走歴あるんだから、中山得意は中山得意でしょとか思ってましたが、
オーバーシードされてるかされてないかの芝状態によって、同じ競馬場でも好走できない馬がいる
って事を知って、苦手だった冬の中央開催の芝レース予想の的中精度を高められるようになりました。
あくまでリアトの考え方ではありますが、あなたの競馬予想になれば幸いです。いつになるかわかりませんが、ブログに各競馬場ごとの芝状態でどれだけ状態が違うのかなど、まとめた話まとめたいなとも思ってます。
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