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君と同じ景色を見ていた 風の匂い 君の香は仄かな木蓮 聖者のような夜の波が行進する 砂地…
手に入らないくらいの 赤がある 深くて一定でなくて 生命ある巨視的な 太陽の黒点 内部で…
【scene 1】 ディーゼル機関車が進む 燻した銀の色 黒煙に 闇の また闇 甲冑も同様 …
誰も信じてないよ 甘美な言の葉も そう、嘘だとは言わないまでも 今一瞬だけのもの 言葉…
魂があなたの側に行ったら 距離と地平線を越えて ウイルスも入り込めない 後ろからそっと…
花は悲しい ここにいたくない ここから見えない 逃げ出した闇夜 動けない あなたは すぐ…
君と僕との間に 永遠は見えるのかな 坂井泉水さん「永遠」より 澄んだ声と歌心 永遠は保証されることはない だから 愛を 求めたり 失望したり 理論づけたり 細い 細い 糸でもないところに 糸 蚕は成虫になって もう自由だ 永遠も約束も 果たされない 言葉は いつも輝き 雄弁な花の蜜のよう それに寄り添って ああ、愛だね そう言えるほうが いいね 夜景も星も花束も もう いいよ 大切な人の心だけ 側に感じられたら それでいい いなくな
着慣れない真新しい着物に 金の刺繍の入った帯 桜と鶯色 春らしくてとても綺麗な着物 そ…
眠りにつく前 ふっ、とジャスミンが香った 白い花達が集まってお喋りしている 濃い葉の紳士…