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【SV S12】ワダチカイリューギアチェンジ【最終270位、R2008】

こんにちは!りあと申します!

S12お疲れさまでした!
今期は歴代最高順位を更新することができたので投稿させていただきます。
PCで作成したためスマホだと見にくい場合があります🙇‍♀️


【結果】


TNりあ 最終270位 最終レート2008 


【使用構築】


【構築組むうえでの意識】


釣り交換のリターンを上げる
→今作はテラスタルという仕様がある関係上、不利対面での突っ張りが合法化されており、釣り交換という行動が弱くなっている。しかし攻めサイクルにとって釣り交換は強力な選択肢であるため積極的に通していく必要がある。そこで通した時に試合を終わらせられるように一致テラスによる高火力、タイプ受けのしにくい広範囲のポケモンを積極的に組み込んだ。リスクは高いままだが、リターンを引き上げたことにより強気に釣り交換を仕掛けることを可能とし、成功した時の勝率を高めている。

Sラインを上げる。
→攻めサイクルは負け筋が多いため運負けを減らし運勝ちを増やすのが必須だと考えた。よってシンプルにSラインを大きく引き上げている。具体的には電磁波でカイリュー以外の全員がブエナツツミを抜けるようにし、ブエナとスカーフで1舞カイリューを切り返せる枠を2枠用意することを今期は徹底した。ここまで徹底することで、電磁波や怯みなどの上振れ要素を押し付けつつ運負けを拒否したり、電磁波のS操作を強く生かすことが可能になった。

【構築経緯】


基本的には上記に準じて組んだ。

毎シーズン電磁波が強く意識されているのにも関わらず上位帯に多く結果を残している残飯電磁波エアスラカイリューがカイリューの型の中でも単体性能が抜けていると感じ、アンコ択によって電磁波メタを自力で乗り越えれる点を評価してこのポケモンから組み始めた。

上振れ要素を持ちながらカイリューと合わせて崩し、スイープを高いレベルで行えて、釣り交換を最も強く扱えるポケモンとして命の珠パオジアン、カイリューのs操作によって一貫が作りやすく確定急所+連続攻撃による抜き性能を評価して鉢巻連撃ウーラオスを採用した。

ここまででカイリューサフゴに対して電磁波エアスラカイリューを通しにくいため、これらに一貫を作りつつテラスを切ったor削れたS+1カイリューに対しての切り返しとしてスカーフイーユイ、キノガッサ入りの対面構築や展開構築が厳しかったためそれらに対して強く出れるジャポ挑発ハバタクカミを採用した。

ここまでで電磁波、ステルスロック、どくびし、一定数いた電磁波意識の電気テラカイリュー、イーユイを選出できなかった時の鋼テラ舞カイリュー、電気テラパオジアンが厳しかった。これらに関して考察を進めたところ、設置物に対して耐性を持ち、電磁波が効かず、ノマテラ以外のほとんどのカイリューに対してS+1でもテラス前後で上から抜群が取れ、パオジアンを上から怯ませる神ポケブーストエナジーテツノワダチを発見したため最後の補完枠として採用した。

これで構築が完成した

【個体紹介】

カイリュー@食べ残し マルチスケイル フェアリー

図太い197(244)-125(個体値0)-154(196)-121(4)-124(28)-105(36)
H:奇数最大 B:11n S:準速ガチグマ抜き、電磁波でツツミ抜き CD:余り

エアスラ はねやすめ 電磁波 アンコール

最強ポケ。
電磁波による後続のサポート、アンコールによる詰め、まひるみによる突破と強い要素しかない。また適切な体力管理を行い、ハバカミ等の見えてない身代わりに対してアンコールを打つことで裏のラオスの身代わり貫通での突破、ブエナの流し、自身での突破、を単体で行うことができる。ただし別の技をアンコした際の展開は全て考慮しなければならないが、身代わりのない場合は電磁波を通せるため裏のすべてのポケモンで処理できるようになる。
テラスタイプはアイへが抜群にならない水と悩んだが、技が見えていないカイリューに対して幅広く対応できる択としてフェアテラアンコを選ぶ場面が多かったためフェアリーにした。フェアリーに対しての鋼テラスアイへなどは後述のワダチ、イーユイで切り返せるため正解だったと思う。
自分はこのポケモンをキョジオーンだと思って使っていたため、本来なら羽休めを打たなきゃ死ぬ場面でも交代読み電磁波を打ったし、余裕があるときも電磁波を打った。塩漬けと一緒である。実際相手目線型の予測のできないキョジオーンのような使用感だった。
選出率1位(100%)


パオジアン@命の珠 わざわいのつるぎ あく

いじっぱり159(28)-187(236)-101(4)-×-92(52)-179(188)

H:16n-1 A:11n HB:特化カイリューの鉢巻ノマテラ神速87.5%耐え
HD特化ガチグマの真空波81.25%耐え S:最速110族抜き

つららおとし かみくだく サイコファング ふいうち

災厄ポケ。
釣り交換をし、相手目線見えてない高火力一致テラスを打つという行動が最強だったため採用。後述するテツノワダチ、イーユイがパオジアンに有利なため、最速、準速ではなく火力、耐久に回した。行動保証がないものの初手パオジアン投げを多く行い試合を組み立てていった。
例えばランドラオスという並びに対しては無限回ラオスに引かれたため初手サイコファングを押したし、同じく経験則で安定行動に対して特大リターンを出しにいった。基本的にはリターン>リスクの考えと、通らなかった時のケア方法を考えた技選択が大事である。体力を残しさえすればカイリューの電磁波から仕事ができるため即死しない場面では読みを通しに行ってよいと考えることもできる。また数々のハッサム、オーガポンといった中耐久ポケを破壊した。
選出率2位

連撃ウーラオス@こだわり鉢巻 ふかしのこぶし みず

陽気175-182(252)-121(4)-×-80-163(252)

すいりゅうれんだ インファイト アイススピナー アクアジェット

親名と名前で分かるように微積再試でGPA危機に陥っている友人から譲り受けた固体。正直名前変えたい。電磁波によってブエナツツミを抜くことができる最速での採用。最速にすることでミラーにおいて強気に突っ込むことができ、遅いオーガポンなどを縛れるため間違いなかったと思う。ただし終盤になるにつれ最速のオーガポンが増えてきたり、キョジオーンが水テラスだったり電気テラスパオジアンが増えるなどして通りが悪くなったように感じる。ただ、確定急所+3回攻撃が偉すぎるため最初から最後まで構築にいた。
選出率4位

イーユイ@こだわりスカーフ わざわいのたま ゴースト

控え目145(116)-×-101(4)-190(140)-141(4)-151(244)

HB:特化ラオスの水テラアクジェ確定耐え
HD:c187カミの眼鏡パワージェム耐え
S:準速ラオス、最速サフゴ+2

オーバーヒート 悪の波動 火炎放射 サイコキネシス

災厄ポケ2。
電磁波カイリューを使う上でサーフゴーが重いため選出圧力をかけつつ、できるだけ汎用性を高くするために耐久振りスカーフで採用した。初手のパオジアンでカイリューに鋼テラスを切らせる展開が多くあったがs+1でもスカーフによって切り返すことができる。カイリューのストッパーの役割も担っているのでテラスはゴースト。また本構築で重いパオジアンに対して有利に立ち回ることができる。現環境でもスイープ性能は健在であり今後も使っていきたい一匹だった。
選出率3位タイ


ハバタクカミ@ジャポのみ こだいかっせい ほのお

臆病143(100)-×-107(252)-157(12)-156(4)-190(140)
調整は誰かのゴツメカミのやつ

ムーンフォース たたりめ 電磁波 挑発

諸説ポケ。
キノガッサや初手パオに抗えて、展開系も止められる枠。原案は痛み分けだったがキノガッサを突破した後にカバルドンがステロを撒いてくるのが嫌だったため挑発に変更した。ガッサ入りに対しては必ず仕事をしてくれたが、カミカイリューと選出するとかなりパワーが落ちることから本構築とは合っていないのかもしれない。初手電磁波もあまり打たなかったためこの枠をもっと考察すべきだった。
選出率6位

テツノワダチ@ブーストエナジー クォークチャージ ドラゴン

陽気165-164(252)-140-×-91(4)-173(252)

アイアンヘッド じしん アイススピナー みがわり

神ポケ。パルデアドリュウズ。
上述したように設置物に対して耐性を持ち、電磁波が効かず、ノマテラ以外のほとんどのカイリューに対してS+1でもテラス前後で上から抜群が取れ、パオジアンを上から怯ませるというほしい要素をすべて満たしてくれた最強の補完枠。ブーストエナジーによる読まれにくい釣り交換を行うことも可能であり、何度もワダチ→パオで相手の構築を崩した。
鋼地氷の技範囲がとてもえらく環境に存在する200色のカイリューの内150色くらいは上から弱点で殴ることができ、またどの場面でも怯みによる勝ち筋を生み出すことが可能である。
またブエナカミに対してもHBなら上から殴ることができパオジアンに対しても上からアイへを打てるため、安定行動に追加でテラス択解消(30%)がついてくる(うちの子は優しすぎて全然怯ませてくれなかった)。加えて電磁波を意識した電気テラスカイリューやテラス前後のガブリアスなどもS+1の上から処理が可能である。
テラスはオーガポンと殴り合えるドラゴンにした。

4枠目の技はパオとの不意打ちへの中間択として身代わりを採用した。ラオスガチグマ意識の草テラバに最初はしてたが火力が無すぎたため身代わりで正解だったと思う。

このポケモンの弱いところは
・火力が無い
・ガチグマに圧倒的に弱い
・角ドリルが無い
だけだと思っているので今後機会があればまた使いたい。
選出率3位タイ



重いポケモン

イダイトウ
今期は数を減らしているように感じたため少しだけ舐め気味。カイリューの体力管理をしっかりしてアンコールでおはかまいり、身代わりを縛り裏の悪タイプで処理していた

キョジオーン
明確な対策は用意していないため高火力での択勝ちをするしかない。身代わり持っているのにワダチじゃ勝てない。

【総括】

今期は30000位台とかにいるときもありいろいろなことを試行錯誤したシーズンでした。この構築が組めてから勝率が75%以上あったためもっと上を挑戦したかったのですが、月末忙しい+久しぶりの2000だったので保存する形となりました。構築は本当に強かったためぜひ使ってみてください
S12お疲れさまでした!


なにか質問あればX(旧Twitter)まで@ria_poke1004






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