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自己肯定感を育む3つの思考

自己肯定感アカデミー認定教室講師として、たまには自己肯定感との向き合い方についてもアウトプットしておこうかと思います。

人と比べず過去の自分と比べる

「自分が何が得意なんだろう」という振り返りの時は人と比べることが手っ取り早かったりしますが、普段の思考には「人と比べる」ということはほとんど不要だと思います。

自分が優っている場合、「〇〇さんよりできているからOK」「〇〇さんよりマシ」とその場の自分の気持ちを収めることはできたとしても「それだけ」です。

逆に「〇〇さんよりできない」「自分なんて…」と凹む必要もありません。
どこかひとつに焦点を当てれば誰だって輝ける部分を持っているもの。
自分が「気にしてる」部分で他者に及ばなかったとしても、他の部分でカバーできていればOKだったりしますよね?
そんな小さいことひとつひとつに気持ちを振り回されず、一喜一憂を楽しむくらいの余裕を楽しみたいものです。

走る速さを比べるのにちびっこに混じれば「早い」けど同年代のプロに混じったら「圧倒的に遅い」だったりしませんか?
自分の能力は変わらないのにどこに比較対象をおくかで自分の価値が上がったように感じたり、下がったように感じたり。
そんな不確かなものではなく、「過去の自分」と比較するのが一番ブレない指針になると思います。

できること、あるものに注目

こちらもよくSNS投稿で発信していますが‥‥。
「今の環境のせい」や「持っていないもののせい」にしても何も変わらないんですよね。

私が子供の頃、「もっと大人だったら」「もっと身体が丈夫だったら」「もっと理解ある大人に出会えたら」「もっとまともな親だったら」などなど「〇〇だったらよかったのに」だらけでした。

「もし〇〇なら」「もし〇〇していれば」なんて妄想するは楽しいですが、現実問題解決能力はゼロの発想です。

「今いる環境ででいるベストは何か」もしくは「この環境を脱するためにはどうしたらいいのか」や「今持てるものを有効活用するにはどうしたらいいか」「足りないものはどう補えばいいのか」に注力する方がよほど素敵な未来が描けます。

病気になって初めて「健康の大切さ」を知ったり、歳を重ねて初めて「若い頃のバイタリティ」や「何もしなくてもきれいに保たれてる肌」を失ったことを嘆いたり、友達と絶縁するほどの喧嘩をして初めて大切さに気付いたり。

失ったものを取り戻そうとするのはとても労力を必要とすることなので、日頃から「今あるものをどう活かすか」という視点を持つことってすごく大切だと思います。

「できて当たり前」のレベルを下げる

自己肯定感の波をうまく乗りこなすには「できる自分もできない自分もありのままでOK」と受け入れられるベースを整えておくこと。
「今日はツイてなかったな」「うまくいかなかったな」「嫌なことあったな」という日にも「ま、いっか」と切り替えてしなやかに乗り越えていくベースを持つという事です。

そうなると「自分はとてもできる人」を目指してしまうと「またできなかった」を積み重ねちゃいますよね。

自分のテンションが高い時とかうまくいってる日は「いつもより少し上のレベル」を目指して頑張る。

でも、体調が悪い日やいまいち気分が乗らない日もありますよね。
そんな時に絶好調な日と同じ目標を設定してもいい事はない。
だから今日の「できて当たり前」はレベルを下げてもOKなんです。



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