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絶望 覚え書き
再来月に入籍するつもりだったのに、両家顔合わせで躓いてしまって入籍できないかもしれない。
なんとなく絶望感があって、身体がふわふわしている。不思議とお腹が空かない。
そういえば、このnoteは学生時代のごく親しい友人しか知らないはずだったのに、いつの間に職場の人にバレていたりして、案外文章というのは個人を特定できるのだと知った。
なので、あまり詳しいことを書くわけにはいかないのだけど、
我が家は両親が離婚している。とある事情があって、離婚した父と母を会わせたくないのだ。
そのため両家顔合わせの代わりに、私、私の母、婚約者、婚約者の母の4名でランチ会をして結婚の挨拶は手軽に済ますつもりだった。
しかし、向こうの両親がやはり両親同士で両家顔合わせをしたいと言い出した。
…責めるような口ぶりになってしまった。
向こうの両親は何も悪くないのである。こちらの事情を知るわけでもないし、大切な息子が結婚するのだから、その相手の両親にも会いたいと思うことは至極真っ当なことなのだけど。
如何せん仄暗い話になるのでこちらの事情を話すわけにもいかず、かと言って父と母を無理矢理会わせるわけにもいかない。
もういいかな、なんて思っちゃったりして。
両家顔合わせも結婚もしなくてもいいかな、なんて。
こういうことがあると、見えない何かに自己肯定感が引っ張られるようにどんどん低くなっていって、私なんかと結婚するよりももっと良い人がいるはず、なんて思ってしまう。
婚約者は「そんなことないし、そんなことより美味しいものでも食べに行こう」ってニコニコ笑うと思う。
いま近くに居ないので分からないけど、たぶんそうだ。
人の悲しい気持ちに寄り添える人じゃない、でもいつもとびきり陽気で、そんなところが良くて結婚したいって思ったのだから。
呟くには140文字じゃ足りないし、でもどこかに吐き出さないと耐えきれないような気がして、一番目に触れる機会が少ないnoteに書いてみた。
なぜ私は、誰の得にもならないようなこんなことを、不特定多数の誰かに発信せざるを得ないのだろう。
これも承認欲求の成す業なのかな。
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