見出し画像

20代の人生の使い方

私には、バイト先で出会った親友が2人います。住む場所も大学もバラバラなのに、同じ年齢でほぼ同時期にバイトを始めたという、それだけで仲良くなった3人組です。

私が大学生になってからおそらくいちばん仲良くなったのがこの人たちで、USJ、TDL、大阪、京都、沖縄、下呂と何回も旅行したしごはんもたくさん行きました。
私が失恋したとき、「たくさん泣いた方がいいよ」って私をカラオケに連行して失恋ソングでオールしてくれたのもこの人たちです。

でも、これからは今までのようにはいきません。

突然バイトを辞めた1人。
子供ができて、結婚するのだそうです。

若いママがたくさんいることはもちろん知っているけれど、私の身近にはいなかったから、私は受け入れるのに時間がかかりました。

旦那さんになる人も私と同い年で、4月から新卒で社会人になります。これからの生活において、彼女の決断や覚悟や苦労は計り知れないけど、本人たちが幸せそうだからそれでいいと私は思っています。

考えてしまうのは、私にとってこれから起こるなんでもないようなことが、彼女には、少なくとも私と同じ時期にはできないんだなあということ。
働き始めてお金が今よりももっと自由に使えるようになったら夢見ていた、いい洋服を買ったりおしゃれなお店で食事したりということ。ちょっといい靴を買って着飾って出かけること。休日に海外旅行に行くこと。
仕事において自分の社会的価値を見出すこと。会社で苦しんで仲間と切磋琢磨して仕事ができる楽しみを味わうこと。

今もですが、4月からはまた新人なので自分のことで手一杯になると思います。
でも彼女は、自分のことなど二の次に、赤ちゃんや家族を最優先にして生きていく。きっと、20代の自分の時間はほとんど持てないでしょう。
それが良いとか悪いとかではなく、単純に私はすごいなと思っています。

しかも、旦那さんが東京で就職するので、赤ちゃんが生まれて落ち着いたら東京で生活するそうです。(私は会えるから嬉しいけど!)

***
頭ではわかっていましたが、自分の身の周りで起こらないと実感できないことが結婚や妊娠なんだなあと思いました。

私、今が楽しければいいやって考えちゃうので未来設計全然できてなくて。何歳くらいで結婚したいかとか理想でもいいから思い描いておくことって大切なのかもしれません。

ドラマ「コウノドリ」を見ると、その友達のことを思い出したり自分の将来のことを考えたりして、余計に感じるものがたくさんあります。毎回毎回ぐっとくる( ; ; )

出産予定日が私の誕生日と同じ時期らしいのがなんだか嬉しいです。
3人で行くつもりだった卒業旅行はなくなったけど、その分子どもの手が離れる年齢になったらたくさんいろんなところ行きたいなー!

来週はその子の誕生日会を開きます。3人だけで過ごせる今の時間も大切にしよう。

そして、私は私の人生を、しっかり味わわなきゃ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?