「こうすると文章がずっとよくなる！」事例を大公開！

今日は、私の住む街をテーマに書いて頂いた
生徒さんの課題文を添削してみました。

＜ビフォー＞
私の町は会社が立ち並ぶ街。
もうすぐ定年間近の白髪の男性、
子供を保育園に送ってきたパートママさん
外人パパが、自転車の後ろに子供を乗せて急いでる
毎日、時間が早送りしたみたいな街
そんな忙しい日々も、三が日はゆっくりと
時が流れてる」　

＜アフター＞
1私の住む街はなんだかせわしい。
2毎朝、駅に向かう途中に出会うのは、
もうすぐ定年間近の白髪の男性、
子供を保育園に送ってきたパートママさん、
3自転車の後ろに子供を乗せて急いでいる外人パパ。
4毎日、時間を早送りしたかのような街
5そんな忙しい日々も、三が日はゆっくりと時が流れている。

＜ビフォー＞
1　1行目が「私の町は会社が立ち並ぶ街」とありますが、
次に書いている内容とつながっていないので、
1に修正しました。

2を追加したのは、いきなり定年間近の白髪の男性など人が登場して何のことやら分からなくなるからです。
3最初に「出会うのは」と入れたので、最後に名詞が来るように順番を変えました。
4「時間が早送りしたみたいな」だと主語が変ですね。
時間が自分で早送りしている、という意味になってしまいます。
人が時間を早送りしているので、
「時間を早送り」としました。
5この表現とっても良いですね。三が日はゆっくりと～。静かな街の風景が見えてきました。

最後に、流れてる→流れている　急いでる→急いでいる、という風に「い」をきちんと入れましょうね。×○○してる→●○○している　です。

以上です。
皆さんも参考にしてくださいね。"