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Kj的Rhythm論 〜スネアドラムのチューニングに関してVOL.1〜

さて、ものすごいテーマを掲げてしまったw

スネアドラム。
コイツのチューニングに関して、悩んでいる方は多いだろう。
しかし、そのチューニングのキモになるのは、
「諦める事」それが全て。

ドラムセットの中でもメインとして扱われる事の多い、
スネアだけに、誰しもが「求めてしまう」もの。

だが、全ての欲求を満たすヘッドや、フープ、
胴など存在しない。
ましてや、それを完璧に寸分違わぬ演奏する実力を秘めていても
場所や、雰囲気、そして調子により、正解は異なる。

求めていくにつれて、ジレンマはその姿を増していく。
Recの際、耳で鳴る音も、マイクで拾う音も、
全てが完璧などあり得ない。
録り音優先、しかし、演奏感や気持ちがノってこない場合は?

録り音、自分の耳。
どちらを信じるか?
さらに言えば、他の楽器や、ボーカルとのマッチング、
エンジニアやプロデューサーの意向もあるだろう。
何を、誰を信じればいい?

精神的な部分ですら、これだけのファクターが存在するんだ。

「いい音」
その魔法の言葉は、誰しもに伝わる「いい音」が
存在しない以上、解けない魔法のまま。

次回からは、具体的な説明を交え、迫っていこう。

続く

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