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Kj的恋愛論 〜対価の改心・合コンの心得、その1〜

数年前。
僕は非常に「ゲス」い男だった。

結婚を諦め、生涯を特定のひとりとではなく、
多数の女性と共にしようと決意した。
「変わり者だから、そんなゲスな自分で上等だ」
そもそも、それが、キチンと恋愛を一から考え直す
キッカケになったのは、皮肉な話なのだが。

合コン。
その様な「戦場」において、戦略こそが、生き残る術。
まがりなりにも、音楽で身を立てる者ならば、
モテてこそ、正義。

普通なら「戦略」というものは、ビジネスやスポーツの為、
色恋には、全く関係のないもの。
しかし、合コンや、お持ち帰りには「戦略」の有無が全てを決する。
非常に残念な事であるが、紛れも無い事実である。

僕は、合コンの場において、極めて冷静になる事を肝に命じている。
戦場でも同じ事だ。
猛り狂う「蛮勇」は「勇気」とは別。
アルコールの力を借りて、バーサークする事は意味が無い。
合コンには「狂戦士の鎧」は必要の無いものなのだ。

↑これはいらないw

開始前。
席に座る以前より、闘いは既に始まっている。

「サーブ席には座る事なかれ」
これが第一の基本である。

やって来た飲み物や、食べ物を配膳するかいがいしいあなたを
闘いに望むもの達は、決して気に留めない。

開始時のポゼッションが、大方を決してしまうのは、
古今東西の戦場に学ぶものならば、ごくありふれた事だと
気が付くであろう。
だからこその、2点目。

「両方が空く、中央の位置に座するべし!」

単純な確率論である事はお気づきだろう。
両方が空く位置ならば、女子が隣に来る確率は2倍に跳ね上がる。
そして中央に座るからこそ、両サイドの会話まで、
冷静に把握する事が出来るであろう。

女子到着、開始。
おそらく、あなたの緊張はここでMAXを迎える。
だが、決してミスをすべきではない。

「最初の自己紹介がその日のMAXになるなかれ!」

僕はこの時期、様々な合コンに参加していたが、
最初の時点でMAXのテンションを発揮してしまうと、
間違いなく、その後失速する事は言うまでもない。

「最初の30分は、あくまでプロファイリングの時間」

その為に、ゴールへの嗅覚を持つ者は、目立たないのだ。
どんなストライカーも、べったりと相手ゴール前で陣取らないのだ。

プロファイリングタイム中は、頭の中で男子メンバーと、
マッチアップするであろう、女子メンバーの組み合わせを読む事に
費やすべきだろう。

ここで、ひとつ。
仮に、冷静に判断した「自分」が、マッチアップすべき女子が居た場合。
(話とか、趣味とかがガッチリ合ってしまう場合)

「デコイ(おとり)」作戦を決行すべし!

その女子に合う、2番目の男子メンバーに先に
マッチアップしてもらうのである。

余程の実力差がなければ、合コンは後半で決まる。
前半戦にどれだけ点を取っても、後半に逆転されるケースが非常に多い。
しかも、合コンには「延長戦」はまず存在しない。

「後半を制したものが、合コンを制す」である。

前半開始より、マッチアップするメンバーがほぼ固まる頃までは、
日向くんの様な、強引なドリブルはまず通用しない。

余程のポテンシャルが無ければ、
前半は攻め時ではない。

人間という物は、必ず「欲」をかく。
その為、前半で話が合っても、必ず「他の人とも話してみたい」と
誰しも思うモノなのだ。

これまで必死に「見(ケン)」に徹して来たあなたなら、
ゴールの為の「ロード」がうっすらと見える事だろう。

無理目な「ロード」であれば、勝ち取る事は不可能。
ならば、イメージ出来る一点に集中すべきなのだ。

ここまで言う通りにしてきたあなたなら分かる筈だ。

「中盤が全てを制す」

物理的なポゼッションも、時間軸においても同じ事。
ハーフタイムを余儀なくされる事も多いだろう。
時には相手チームが1人少ない状況も考えられるw

そう、時間的にはここからが本当の勝負なのだ。

続く(かないかもしれないw)

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