ふるよにS6カナヱ様(仮面)環境初期所感

異語奇譚発売以降カナヱ様ばかり宿しているミコトのらいもふです。この記事を読みまして触発されたので私もカナヱ様の所感をまとめておきます。まだ新環境も4日目ですし、間違っているところ、勘違いしているところなど多いかと思います。考えるきっかけになれば幸いです。

カナヱ様の強みについて

冒頭の記事でカナヱ様はビートの女神と書かれています。間違いなくカナヱ様は一線級の火力を持ったビートの女神です。金幕を踏んだ時のラッシュ火力はもちろんのこと、紫幕や緑幕での火力、詰めの赤幕でのバーンダメージなどどれを取っても輝いています。

では、カナヱ様の特殊勝利は飾りなのでしょうか? 否、カナヱ様は特殊勝利を決め打ちしても強いメガミです。例えば特殊勝利のみの優勝報告もあります。私も特殊勝利のみで準優勝しました。

カナヱ様の強みはビートダウンと特殊勝利を自在に使い分け相手の行動次第でこちらの幕を切り替える汎用メガミです。万能メガミと言ってもよいかもしれません。

今のところ強いといわれている組み合わせは、鏡、竿、兜、勾玉などでしょうか。研究が進めばもっと多彩な組み合わせがあるでしょう。一部の組みあわせ(特に竿仮面)は、ビートと特殊勝利どちらも強い上に、初動が同じという組み合わせです。デッキも似通ったカードが多く、研究すればゲームが始まってからどちらに進むか選べる可能性まであります。

ビートだと思っていたら特殊勝利され、特殊勝利だと思っていたら殴られる、多彩なメガミと言えるでしょう。

幕ルートについて

幕のルートは大きく分けると4ルートあります。3つ目の色がそれぞれ違うため、赤ルート(一番左)、緑ルート(二番目)、金ルート(三番目)、紫ルートと仮に呼びます。

赤ルートは速攻ルートです。基本は2赤でリーサルさせる使い方になるでしょう。袖から2点、あるいはほかげきらぼし併用で最大4点出せるため、弱いはずがないルートです。2-3 2/2演出化の紫と即興の緑、どちらからも派生できます。また、金幕直前の4紫からも派生できるためビートするルートでリーサルが見えたらいつでも移動されます。

緑ルートは赤マスが最も少なく、空想0-10 3/1 移動可に加え即興が手札に戻る優秀なマスです。今の時点で私の周りではあまり研究が進んでいないかな、という印象の強いルートです。

金ルートは常時攻撃カードによる攻撃が+1/+1というビートのメガミとしてのカナヱ様の花形ルートです。入るためには意思を込めた構想の達成が必須ですが、入った後の火力は異常。

紫ルートは、右ルート、特殊勝利ルートとも呼ばれます。5回構想を達成するだけで特殊勝利できるルートです。ルート自体は一本道で一度入ったら特殊勝利を目指すことが相手にバレるため、注意が必要です。

カナヱ様のボードは見れば見るほどよく練りこまれており、練りこまれすぎてミラー以外の誰が勝てるのかわからないくらいです。

カードについて

気になってるものだけ書いておきます。

演出化は微妙なカード扱いされることがたまにあるようですが、紫を踏めば2-3 2/2なので弱いはずがないです。近距離間合いの相方があまり研究されていないのが原因でしょうか。

残光は書いてあることがおかしい。あらゆるコンボデッキを泣かせます。ふるよににおける山札の底はある種の聖域で、ドローしない限りカードを取り戻せません。

封殺はシンプルに強いカードです。リーサル盤面で使用するとリーサルを一ターン伸ばせます。唯一の付与札であるため、メグミとの組み合わせで利用されます。

断行はビート派の人からの評価が低いですが、特殊勝利を目指す際には対応力の塊なのでキーカードと言えます。同じ構想カードを3回以上達成できるのは強い。

相方と構想カードについて

どのメガミと組み合わせるかはそのメガミがどの構想を達成できるかと紐づいています。例えば5消費以上の切り札を持つメガミなら桜飛沫、メグミなら位置取りです。

カナヱ対面(ミラー含む)では、相手が達成できる構想はどれかという点を常に考える必要があります。

まとめ:カナヱ様とは

カナヱ様とは、両ミコトの理解度やアドリブ力を勝敗に結び付けるメガミです。相手が何をできるのか、常に考えなければいけません。ゲーム体験としては好きな類なので、強すぎることを除けば良いメガミです。

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