アイドルに人生を救われた話①

アイドルが、好きだ

握手会にも行くし、CDも複数枚買う。好きなグループの番組は必ずリアタイし、語り出すと止まらなくなる。しかし、なぜそんなに好きなのか?そう聞かれると答えに困ってしまう。

話せば長くなるので「気づいたら沼だった」と答える。が、これでは魅力を伝えきれない...毎度もどかしさを感じていた。このモヤモヤを晴らすために、この場を借りて私にとってのアイドルの存在や、まだ話しきれていないアイドルの魅力をつらつらと綴っていきたい。まずは2回に渡りアイドルにハマった経緯を私の大学生活と重ねながら書こうと思う。(文章力はないのであまり期待せず見てもらえると嬉しいです。)



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


大学1年次、私は人との関わりを遮断していた。元々の人見知り&周りの評価が気になる性格と浪人という劣等感から、いつしか周りのキラキラ感に対し嫌悪感を抱いていた。初めこそ、心機一転しようと無理して集団内で明るく振舞ったりしたが、夏前にはメッキが外れ本当に心を許せる人以外とは話さなくなっていた。授業だけ受けて即帰る日々...自分は何をしているのか...無意味な日々と増す自己嫌悪....そんな私の唯一の楽しみがアイドルを見ることであった。

元々アイドルにはそれなりの興味はあったが、この頃から一種の依存状態になっていた。朝のバスでは他人の会話を彼女たちの曲で遮断し、空きコマは動画を見ることで周りへの劣等感を打ち消すことができた。彼女たちは、孤独で何もできない自分に寄り添ってくれる存在であった。

しかし、依存し続けていくうちに彼女たちと自分の果てしない差を痛感する。ほぼ同い年なのにどうしてこうも違うのか...そして1つの感情がはっきりと芽生えた。

『彼女たちのようになりたい!!!』


この思いは今も私の原動力であり続けている。誤解のないように書いておくがアイドルになりたいという訳ではない。彼女たちのように誰かを笑顔にして、親しまれる存在になりたいということだ。ここから、私は彼女たちを目標に歩んでいく。

まずは、外見から近づこうとした。元の顔が顔なので限界はあるが、今まですっぴんメガネで学校にいってたのを、人に会うときは必ず化粧をした。また、それまでほとんど自分で買うことはなかった服にもお金をかけた。

すると、不思議と人から話しかけられる回数も増えた。人と接する回数も増えていくうちに張っていたバリアも少しずつ解消されていった。本当にこのおかげなのかは分からないが、私は少なからず関係があったと信じている。また、アイドル好きを公言したおかげで、キャラも少しづつ確立していった(と思っている 笑)

こうして、アイドルのおかげで大学2年の夏には少しづつ私の大学生活を楽しいと思える様になっていった。

 

②へ続く(願望)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?