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コカゲの石竜子

石竜子はトカゲと読む。こんなこと職場の先輩から昼休憩に教えてもらってもなんとも思わなかった。思わなかったからトカゲと書いたし、これからも書くし、そもそもトカゲなんて思いれも無い。トカゲは僕にとってトカゲだから。トイレの洗面所で髪を濡らしていた。トカゲはいない。職場の先輩は効率が悪い、基本的に。だからトカゲを石竜子と書く。トカゲはヤモリではない。ヤモリはトカゲの中のものらしい。ヤモリは見た、子どもで家で玄関に向かう階段で屋外で音もなくいた。その時思ったのは、ヤモリ!だ!だった。ヤモリだろうあれは。家守とも書ける。僕はヤモリを触れない。今はヤモリを見てないから触れない。蜥蜴ともかく。兎も角読めれば良いと思う。読めないと優しくない。主張はなるべく優しい方がいい。そう思って過ごしている。ただなりきれているのかはわからない。先輩は携帯を見ている。大事なことは書いてない。ストレートネックの話をした。聴く耳を持たない、悲しい。そんなに悲しくないけど、トカゲはスマホ見ない。トカゲは真っ直ぐになれない。ならないのか。尻尾を切ったトカゲがスピードをあげて逃げる。重りが取れたのか、お守りが取れたのか、わからない、スピードが上がってきた、8月2日猛暑、もう何もしないでと政府が言ってる。運動中止。僕は制服に着替えて歩き回る、駆けずり回る、トカゲは這うように何かに進む、僕は進めるのか、車から降りる。基本的に地面に。不思議なくらい生きている自分の暑さから来るこの朦朧さを思いながら今生きていると思う。

僕はトカゲか、尻尾切れるのか

8/3がくる。4が遅れて。でも2があって、その前の1があるからあるので、僕はこの永遠に数字に閉じ込められてしまった。
一に慣れればゼロに等しい。教えてくれたのはこのゴミたちか。そうか。

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