歴史上人物のキャラクター化について②

マハトマ・ガンディーのキャラクター化について考察する。マハトマ・ガンディーは、自分に厳しく他人に対しては常に公平を保った態度であり、また、とても寛容だったが、親族に対しては極端な禁欲を強いていた。マハトマ・ガンディーを題材とした映画『ガンジー』でも、交渉する上で暴力を振るわれても決してやり返さない非暴力を説いていて、他人に対して寛容な姿が忠実に描かれていた。また、親族に対しては、禁欲を強いて、もし反抗したら激怒するシーンがあった。したがって、この映画では、通説に忠実に描いていた事が分かった。また、この映画では、マハトマ・ガンディーのことを前にも後にもこのような偉大なる人物はいないという趣旨のもと描いているので、その点も現実に則して作られていると考えた。

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