文明の発展

人間は自らが作り出したものによって絶望的な状況になっており、また、絶望的状況に気づかないからより一層絶望的であると考えていたと知り、とても共感した。なぜなら、現代において、人間は、人間が創り出した物によって欲が働き、それを巡って争っているという状況をつくっているからである。これはまさに人間が文明を築きすぎた本末転倒的な結果であり、絶望的状況である。また、文明が発展しても、それを発展させた人間は何も発展していないといった考えがある事を知って、少し疑問が生じた。なぜなら、文明を発展させるには発展させるだけの知識を持っていないと不可能であるから、文明が発展したという事は、人間の知識の発達を表すと考えたからだ。しかし、人間の文明を生み出す過程においては知識は発展しているが、文明を生み出した後において発展していない、むしろ退化しているとソローという人物は考えたのだと納得できた。したがって、私達は積極的に様々な分野において学ぶべきだと考えた。

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