LlamaIndex v0.10の「上位レベルのモジュール内のプロンプトへのアクセス，カスタマイズ」をやってみる

2024/03/20

こちらの公式ドキュメント(v0.10.20)を参考に評価についてまとめていきます．

https://docs.llamaindex.ai/en/stable/examples/prompts/prompt_mixin.html

はじめに

LlamaIndexには，さまざまな高レベルのモジュール（クエリエンジン，応答合成器，検索器など）が含まれており，その多くはLLM呼び出しを行い，プロンプトテンプレートを使用します．

ここでは，①`get_prompts`を使用して，任意のモジュール（ネストされたものを含む）のプロンプトのセットにアクセスして，②`update_prompts`により，これらのプロンプトを簡単に更新する方法を説明します．

こちらから簡単に試すことができます．

Google Colaboratory

プロンプトが英語と日本語の時で応答の結果を比較します

英語：

G“Z”グレードがカローラスポーツのかっこいいグレードです。これは、フロントロアグリルやフロントフォグモール、リヤバンパーロアモールなどの外装装備が充実しており、225/40R18タイヤ＆18×8Jアルミホイールが装備されているからです。

日本語：

カローラスポーツのかっこいいグレードは「G“Z”」です。なぜなら、このグレードには艶有りブラックのフロントロアグリルとフロントフェンダーモール、リヤバンパーロアモールが装備されており、225/40R18タイヤと18×8Jアルミホイールも付いています。これらの装備によって、よりスポーティで洗練された外観を演出しています。

プロンプトが日本語のほうが，より自然で情報量が多い気がします．

詳細は，コード内を参考にしてください．列挙になるため省略します．

まとめ

• .get_prompts() メソッドにより，プロンプトを取得することができる

• 新しいプロンプトはstr型のテキストをPromptTemplate()に渡すことで作成できる

• プロンプト更新は，.update_prompts()で任意のキーに適用することができる

• ほかのモジュールからもプロンプトのアクセスが可能である

次に読む記事

https://docs.llamaindex.ai/en/stable/examples/prompts/advanced_prompts.html

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