幸せ=バランス

去年の今頃はメルボルンで仕事も見つかって、ジャパニーズカフェのキッチンで身を粉にしながら働いていたと思う。笑
カフェで働いてみたい、という想いはあったものの
キッチンで働きたいという思いは1ミリもなく、
でも生きていくためにお金が必要で働けるだけでありがたかった。
(+一緒に働いている人たちが最高だった)

と同時に、せっかく「オーストラリアに住んで働く」という長年の夢を実現したのに、
結局日本にいる時と同じで、お金のために妥協してたことは否定できない生活でした。
というより、貯金が減ったことが不安すぎて、働き出した途端貯金を増やすことだけが楽しみになっていた。
こっちにいる間しか会えない友達と遊べない悲しさよりも、給料の良い土日に働くことのプライオリティをあげてしまっていた。
頭を使わず、ただ毎日長時間、1週間以上連勤とかしていて、
疲労困憊なこと=充実と自分を納得させていた。

そんな中、8月にテニスの仕事でアデレードに来て、10代の時にテニスを教わっていた元コーチ(現ボスでありメンターであり大切な友達)に再会。
2週間と少しという限られた時間でしたが彼のアシスタントとして一緒に働かせてもらった時に
「あ。私ここに、このひとの元に今おらなあかんわ」
という今までに感じたことのないくらい強いGut feeling(直感) を感じて、
1年間のワーホリビザが切れたら絶対帰国する(学生ビザは学費高いし。。。)と心に決めていたのに、
学生ビザに切り替えてアデレードに移住。
ちょうどオーストラリアに来てから1年のタイミングでアデレードに移住しました。

オーストラリアに行くという選択をした時も心の声に従った選択でしたが、
今回の心の声はその時よりも強くて超明確なメッセージでした。

そしてアデレードに来てから半年。
あぁここに導かれるためにこれまでの全ての経験があったんやな
と心から納得できるくらい幸せな毎日を過ごしています。
もちろんいろんな壁や大変なことはあるんですが、そんなことじゃないんです。
毎日が気づきで、毎日のに日常生活が、これこそが幸せやで
って教えてくれる学びに溢れています。

アデレードに来てよかったなと思うことの大きな1つが、
お金を稼ぐことではなく幸せでいること
がプライオリティNo.1になったこと。

去年はワーホリビザだったので生活費以外何も費用が掛からなかったのに対し、
今年は学費がガッツリかかるので去年よりもだいぶお金が必要なんです。
これが払えなくなる=学校に通えない=ビザなくなる=強制帰国 です。
それでも、
身体も心も休むことも仕事。
自分でバランスを取ること。
という彼からの教えのおかげで、自分が幸せを感じられるか、
どういう時に心からの幸せを感じるかに意識を向けながら生活しています。
そういう彼も、超忙しくても心身がしんどすぎたら休んでます。
トップの彼自身が時々そうやって急に休んでいるのをみていると、
自分を犠牲にしてすり減らしながら働く必要なんて絶対にない。と思わせてくれます。
それよりもしっかり休んで回復して、また目の前のクライアントに喜んでもらう。
目の前のクライアントが喜んでくれると私も嬉しいからまた頑張れる。
好循環しか生まれません。

私(多分文化的に多くの日本人)は人に迷惑がかかることや人がどう思うかを気にしすぎ。
相手がどう思うかの前に、自分がどう思うかを表現しないといけないという
長年言われていたことの正反対のことを教わっています。

もちろんどっちがいいとかではなく、これもバランス。

私はこれまで片方に振り切って偏っていたので、新しい教えをダウンロードすることで人生のバランスが良くなる=より生きやすく幸せになっていってるなと感じています。

そしてこのバランスが取れるようになったおかげで心に余裕が生まれ、
今まで目が向きがちだった「無いもの」ではなく「あるもの」に目を向けられるようになりました。
同じ状況でもあるものに目を向けられるだけで、今まで感じていた無性に焦るという感覚が減り、毎日がすごくありがたいものに感じられます。

もちろん疲れすぎてネガティブに振れると思考の癖で無いものに目がいき、
その結果(無駄に)焦るということもまだまだあります。
でもそういう時は、あ、今余裕ないし疲れてる。と気づいて、
寝て起きたら大体復活できます。

毎日ありがたいなあと思って過ごす日々。
そしてこれってどこに住んでいても何をしていても実践できること。

いつか日本に帰らないといけなくなったとしても、
逆に日本に帰りたくなったとしても、
自分で自分のバランスさえ取れていればずっと幸せでいられる。

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