ねこです2023

これは 今年も強いられたので 2023 Advent Calendar 23日目の記事です。

この記事を100字以内で要約せよ。

解答例 今年は新たな物事への挑戦や、学内の様々な活動への参画に取り組み、人との出会いにも恵まれた一方で、一貫性のない一年でもあり、自身のメンタルケアや、受験勉強を含めた今後の進路に関する課題が残った。
(96字)


久しぶりに GUI でまとまった文章を書いている気がする。私はありとあらゆる作業が CUI で行われることを望む特殊な人間であり、普段から NeoVim を愛用しているが、この記事ばかりは諸々の事情により note で書くほかなかった。生産性は Markdown のおかげである程度は保たれている気がする。

この記事は2023年に私の周りで起こったできごとを時系列順にまとめたものである。学内でのできごとについては割愛したものが多く、できる限り Fediverse の一定の界隈に関連したものを取り上げたつもりである。内輪な内容が多く、文章の質よりも情報の量を重視しているため、余程のことが無い限り冒頭の100字要約を読んでブラウザバックすることを強く推奨する。

3学期 (1月~3月)

2023年はぐったりした寝正月から始まった。COVID-19 に罹患したためである。長いこと付き合いのある友人がサークル参加すると聞いて楽しみにしていた昨年末の冬コミにも行けなかった。準備していた軍資金が余り、大事な正月休みを無駄にしてしまった虚脱感もあってか、ROJITA の通販で甘めのワンピースを買ってしまった。汎用性が低い割には大きめの買い物だったため、今となっては後悔する思いもあるが、部屋に飾っておくだけでも可愛いので良しとしている。

2月上旬の休みに日帰りで広島に出かけた。成田8時発の LCC に乗り遅れるという事件があったが、新幹線でなんとか追いつき7~8時間の滞在時間で宮島と宇品島を回ることができた。本場の広島焼きは絶品であった。

3月、特に春休みはひたすらマニアックな活動に勤しんでいた気がする。鶴見線と南部支線の車両の乗り納めに行ったり、横浜港大黒ふ頭に寄港したダイヤモンド・プリンセス号を見に行ったりした。Simutrans を始めたのもこの頃だった気がする。

1学期 (4月~7月) + 夏休み

高2の1学期はひたすら某緑会と学校行事に翻弄される日々であったと記憶している。昨年学んだ Adobe InDesign と LaTeX の技術をフル活用して生徒活動に実績を残せた反面、スキルを持つゆえに仕事を自分の許容量以上に引き受けてしまい、学業における成績不振や睡眠不足などの問題が生じた。

6月末にサンシャインシティで homoo.social 民のオフに参加した。鯖缶と axes femme で服を漁った後に両切りさんと初めて遭遇、hadsn さんとは n ヶ月ぶりに再会した。

ほくれいと初めて会ったのは7月末のことである。3年ほど前から知り合っていたが、なかなか会うタイミングが掴めなかった。その日の私は鬱っぽい状態であり、喫茶店でじっくりと自分の話を聞いてくれた彼には感謝してもしきれない。また、彼からねこもふさんに関する話も聞いた覚えがある。彼の熱意は ねこもふさんのレポート 通りだが、ある存在に熱中し、それを原動力 (motivation) とする彼の生き方は私にとって素晴らしいものに思えた。

夏休みには大きな変化が2つあった。一つは Arch Linux の普段使いを始めたこと、もう一つはメイクを覚えたことである。

私はもとより MacBook Pro (2018) をメイン機として使っている。勿論 macOS も優秀であるが、自分で高度なカスタマイズが可能な Arch Linux にも昔から興味があった。以前は古いサブ機にデュアルブートする形で Arch Linux を使ってきたが、8月末にメイン機の macOS を削除し、代わりに Arch Linux をシングルブートでインストールした。これまで Adobe CC の各ソフトウェアを使うため macOS を手放せないでいたが、今後は InDesign などが使える状態にあると学校行事の準備において許容量を超えた仕事を振られてしまうという懸念があった。

ちょうど同じ頃にコスメ沼にどっぷりはまってしまった。高校生の身として買えるものには限度があるが、プチプラコスメのクオリティの高さやコスパの良さに驚かされた。ちなみに今年の個人的ベスコスは CLIO PRO EYE PALETTE #12 (Autumn Breeze in Seoul Forest) である。発色がいい上にナチュラルなブラウンメイクから地雷ピンクメイクまで1つのパレットでこなせてしまう。イエベ各位は是非チェックしてみてほしい。

2学期 (9月~12月)

某緑会を9月末で退会した。たとえ現役東大生であっても下手な講師の授業で時間を費やすのはあまりにも勿体ない。学校で内職しなければならないほどの大量の課題を出す割にはそのチェックは雑であり、全体的に学習サポートの体制が弱いように感じられた。通塾に大きな精神的苦痛を感じていたため、自分には間違いなく向いていない塾だったといえる。

9月は文化祭で配布する印刷物の編集・輪転作業をしているうちにあっという間に過ぎていった。文化祭で特筆すべきことがあるとすればとある企画でメイド服を着たことである。短い準備時間で自分に似合う髪型、メイクのセットアップが十分にできず、やや消化不良な状態で終わってしまった。目のシャープさをカバーするメイクの方法が見つからず、撮った(撮られた)写真のほとんどは目つきが悪いように思われた。その中でも一番映りが良かったのはメイド服を着て佐賀競馬7Rの予想をしている写真だったのは不可解である。テイエムサツマオーの今後の活躍に期待したい。
諸々の事情で homoo.social の鯖缶にお借りした本格的なメイド服は自宅に保管されている。文化祭の打ち上げでメイド服を着て何かするという話があったのだが、主催者から全く音沙汰がなく年末を迎えてしまった。少し名残惜しいが服は近日中に返却することになるだろう。

ねこもふさんがほくれいと過ごした2日目にあたる10月7日、私は二人と夕方に池袋で集合する約束をした。しかし約束した時間になってもほくれいは池袋付近にいる気配はなく、TL を見るとサイタマで悠々と過ごしているようである。勿論彼のことなので2時間程度の遅刻は想定内であった。先にねこもふさんと秋葉原で合流し、アキヨドで時間をつぶすことになった。ほくれいが到着し、連れていかれたのは9階のバッティングセンター。野球にほとんど縁のない私は当然打つこともできず、ほくれいとねこもふさんのバッティングを後ろから 4K60fps で撮影していた。
ねこもふオルタさんとも合流し、8階の中華料理屋で夕食をいただく。7月末のタイミングでは見ることができなかった「ガチ恋タオル」と初対面。例の写真撮影を済ませ、担々麺を味わいながらほくれいの奇行を眺めていた。一番見ごたえがあったのはやはり「西の流儀」に対する反応だろう。私はほくれいの倒し方をいくつか知っているが、唐辛子を1本まるごとお見舞いするのが一番手っ取り早い。護身用に持っておくことをお勧めする。

その後も11月にかけてイベントがいくつか発生した。ほくれいとアキバ中央通りのサイゼに2回行くことになり、私は狂人と化しながらミラノ風ドリアを口に運んだ。2回目ではおにぴんさんとも対面した。当日までインターネット上での面識すらなかったのだが、文化祭などの話題を中心に会話を弾ませることができた。

総括

気づいたら3000字を越しており、体力も切れてきたのでこの辺で区切りをつけたいと思う。この記事に書いたことは公開しても問題のない表面的な内容ばかりである。それにしても内容の方向性が様々であり、自分がいかに異質な人間であるか可視化されているようである。

言ってみれば今年は一貫性のない一年であった。様々な物事に挑戦できたのは評価に値すると思うが、そろそろ自分の将来の方向性を絞っていくべきである。人生は取捨選択の連続であり、勿論その選択肢を増やしていくことは重要であるが、核となる選択の作業にも取り組まなければならない。

将来の方向性を定めることは来年の進学準備に対する大きな動機づけ (motivation) にもなるが、現状では今後の方向性が定まらず、受験勉強が迫ってくる焦燥感が日に日に増してくるばかりである。メンタルの状態などの内面的なことに関する記述もあえて避けたが、定期的に生じる鬱の症状も日常生活に影響を及ぼしていることは確かである。これらは来年以降の課題として残されることになるが、早急に改善したいものである。


最後までお読みいただきありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。


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