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お茶のイベントを催します👏

「気色ととのふ月と梅」

数年前のある日から、ふと
「日本茶道を習ってはいるけど、誰かに抹茶を点てる機会がない
身近な人に日常的に点てられるようになりたい」
と脳裏に浮かんだのがはじまりでした。

さらに遡れば20代後半に
デザインを通してヨーロッパのインテリア、家具を掘り下げ
デザイン性に惹かれる一方、海外のものだから良いのかな?!等と
自問自答した結果、自国の文化に触れたいということで習いはじめた茶道。

年数は経つものの、コンスタントにも通えず
まだまだ本筋の世界からしたら門をくぐった程度にしか
感じていないのも現状です。

決して相反する気もなく
ただただ“興味本位”と
何かがそこにあるんじゃないかという“探究心”から
無性に動きたいと考えるようになりました。

思い立ったあたりから、周りのひとに話すごとに
足りないものを感じ取り、不安要素を解消するような作業。

とりあえず一度開催してみようと、考えて日時を決めるものの
コロナ禍に入ることで、複雑な心境のまま先送りにしていました。
それから今まで「やる」or「やらない」の葛藤が
常に頭の片隅にあったと思います。

その後、生業の傍らで、
一歩づつでも事を前進させて、時間をつかい寄り道もしたことで..
「この器を使いたい」
「この方のお菓子とコラボしたい」
「この空間でやりたい」
という心が揺れるような思いが積み重なりました。

気づけば自然と自分の中でも
「そろそろかも」と感じられるようになり
それがいまだと思っております。

つきましては。

2022年5、6月、お茶のイベントを催します。

本筋とはズレますが、カジュアルな形で
一対一(一客一亭)で、お茶を通して
空間と時間を楽しんで頂ける場にしたいと考えております。

たかだか30年のやんわりした内海の見立てですが
出来たてほやほやのはじまりの過程を興味本位に
体験していただけますと嬉しいです。

“春もやや 気色ととのふ 月と梅”

ある方と対話した際の発想で
この松尾芭蕉の詩が、まさにこれまでの自分の心境
から今回のイベントを言い表せている感じています。

自分に置き換え、詠み上げるとすれば

【気色】
何かしようとする、また、何かが起ころうとする、(ほのかな)様子。

まさしく自分の心の中でうごきだそうとしている兆しを感じています。

それは色んな要素が整ったからこそ動き出したいのでしょうか⁉

そうではなくて、自分のなかで決心した時
周りを見渡すと、多彩にも要素は在ったというのが通ずるところです。

不可抗力の中でも、
自分の決意次第で視界が広がるような感覚を体感しました。

開催へ向けて、目星をつけているモノや場所をいまから訪れます
そんな過程もできるだけ記録残していこうと思っています。

「気色ととのふ 月と梅」by りやすめ
日時:2022.5,6月(土日)予定
場所:大阪 予定
申込:予約制、HP,SNSにて告知します。
https://www.instagram.com/reyasume

お茶をカジュアルに体感してもらえるセッション型のサービス「りやすめ」を始めようと思っていますのでそちらで使用させていただきます♪