RGW期Revo.T流狂乱ヴァンパイア

noteでは初めまして。Revo.Tと申します。
初めての投稿で緊張しておりますが何卒ご理解を笑

今回はCygamesさんが提供するデジタルカードゲーム「Shadowverse」の狂乱ヴァンパイアについて解説します。Twitterでは語りきれないことが多いのでnoteにてという感じです。

早速ですが私のデッキレシピを公開します!

以降目次に沿って解説していきます!


1.構築について

(1)意識したこと

採用したカードで意識したのは以下の3点!
1.盤面になるべくフォロワーを残さない
2.無条件で自傷できる
3.4ターン目には狂乱を達成する

まずは1について。前環境より、スケルトンレイダーやルームサービスデビルなど、フォロワーを並べるとかえってデメリットとなる環境が続きました。なので序盤フォロワーが残りにくいように構築しました。「愛絶の崇拝者」を不採用にした理由でもあります。

次に2と3について。狂乱ヴァンプは狂乱状態に入ってから真価を発揮します。そのため、なるべく早く多く自傷する必要があります。そこで対象がなくても使用できる「鉄球のオーガ」や「悪魔の令嬢」を採用しています。逆に自分のフォロワーがいないと使えない「憎悪する愛絶」、同ターンに自傷していないと使えない「まどろみの魔狼」は不要と判断しました。

(2)フィニッシャーについて

このデッキのフィニッシャーは主に3枚。「紅き血の女王ヴァンピィ」、「百獣の大悪鬼」、「夜天の吸血鬼」です。

まずヴァンピィについて。RGWにて収録された狂乱の新切り札ですね。フォレストバットによる盤面除去もできるし、バット自身疾走が付与されているので直接リーダーにダメージを与えることもできます。ユリアスのスペル「ブラッディネイル」発動下では、除去がそのままリーダーへのダメージに変換されます。ヴァンピィ進化+バットがすべてリーダーへ攻撃した時のダメージについてですが、「眷属への贈り物」のみだと3点、「眷属の召喚」のみだと4点、2種組み合わせると7点リーダーに与えられると覚えておくとリーサル計算が楽になると思います。

次に大悪鬼について。こちらはフィニッシャーというよりもダメ押し要因に近いです。単体効果で最大3面除去、リーダーへ6点、自分を6回復するのでアグロデッキに対する蓋の役割が大きいです。地味に必殺守護も厄介ですからね。ブラッディネイル発動下だと最大で9点出せるようになるのも魅力です。
大悪鬼が3枚採用の理由についてお話します。まず一つに7ターン目以降いつ引いても困らないようにするため。もう一つはユリアスのスペル「テラーナイト」の捨て札の対象を増やすためです。3枚も使わないなら3枚入れる必要がない、しかし3枚入れないといざという時に来ないという経験をされた方、多いと思います。僕もです。だけど序盤来られても邪魔なだけ。だったらユリアスで捨ててしまえばいい、残りはそのうち来てくれればいいと、この発想に至り、3枚採用にしております。

最後に夜天ですね。こちらは10ターン以上続くロングゲームになりそうなときのフィニッシャーになります。基本的には3ターン目の自傷や中盤の除去が主な役割です。

(3)2枚、1枚採用カードについて


ここからは3枚採用でないカードたちについて触れます。

まずは「高貴なる闇夜ヴァイト」。4ターン目に使うと展開、ドロー、自傷稼ぎとして優秀です。後攻4ターン目には「クイーンキャッスル」も呼び出せてお得です。しかし、中終盤になると相手の盤面に干渉できないためカードパワーが他のカードに劣ってしまいます。自傷のための必須カードではないので2枚採用としています。

次に「愛絶の姦淫ヴァーナレク」。こちらは狂乱時に自身のスペル「愛絶の飛翔」と合わせて3コストで4点リーダーに与えられるカードとなります。また、ラストワードで自身7枚を山札に加えます。半永久機関で強そうに見えますがこれが落とし穴!山札内のヴァーナレクが増えたことにより、その他のカードへのアクセスが悪くなります。しかし今期はアルティメットバハムートの登場により山札切れによる敗北が起こる可能性があり、ラストワードが役に立つ瞬間も少なからずあります。これらを踏まえ、最終的には2枚に落ち着きました。

次に「ダークエンペラー」。本来は「アビスドゥームロード」の枠が「ダークエンペラー」3枚目でした。しかし、登場時に相手のリーダーに干渉できない点、「ユピテル」などの消滅が弱点である点、「ビクトリーブレイダー」など守護裏に隠れている厄介なフォロワーが現在少ない点を踏まえ2枚採用としています。

最後に「アビスドゥームロード」。こちらは狂乱必須のカードというわけではなくいわゆる「メタカード」になります。「あと1ターン稼げれば勝てるのに…」とか「盤面全処理して相手リーダーにダメージ与えておきたい!」などの時に使用する感じです。一番多いのは9ターン目に使用+進化して10ターン目の「夜天の吸血鬼」から加わる「闇喰らいの蝙蝠」につなぐ動きです。

※ちなみに「ダークエンペラー」は能力によるダメージを無効化できるので、「アビスドゥームロード」と合わせて相手に絶望をプレゼントすることができますよ。

2.マリガンについて

マリガンについてですが、先攻後攻ほぼ共通となっています。
ドローできる「鮮血の首飾り」、「蹂躙のデーモン」、「ダークオーダー」はキープしましょう!これらが見えない場合は1コストで自傷稼げる「鉄球のオーガ」は1枚持っておいたほうがいいです。「クイーンキャッスル」も2コストで2回自傷できるカードなのでキープ推奨です。基本的にそのほかは返してしまってかまいません。

ここで「ユリアスキープしなくていいの?」と疑問に思った方がいるでしょう。序盤あまり攻めてこないコントロールデッキであれば逆にキープ対象です。しかし、アグロデッキ相手ではユリアスを使わせてもらえる余裕はありません。ですので、「鉄球のオーガ」や「悪魔の令嬢」をキープし、盤面をさばきつつ、狂乱を達成することを優先しましょう!

3.序盤の動き

マリガンで準備した低コスト自傷カードで、自傷回数7回を目指しましょう!本当にこれだけです。相手に攻められても序盤は我慢です!
重要になるのは「クイーンキャッスル」の使い方ですね。4ターン目に自分が展開したい、もしくは相手の攻めの動きに対して早めに守護を張りたいのであれば2ターン目に設置しましょう。自傷で減った体力を回復させたいのであれば3ターン目以降に設置すると、ターン終了時に3回復してくれることが多いです。「鉄球のオーガ」は1コストの自傷カードが他になければ空打ちしてしまってかまいません。

4.中盤の動き

中盤からはユリアス進化やヴァンピィ進化で相手のリーダーと盤面に少しずつダメージを与え、圧力をかけていきます。無理してリーサルを狙わなくて大丈夫です。
相手がアグロデッキであれば「狡蜘の悪魔」や「クイーンキャッスル」などで回復しながら守りを固めます。低速のデッキであれば「ダークオーダー」や「鮮血の首飾り」、「蹂躙のデーモン」などで手札を整えつつ、自傷カウントを稼いでおきましょう!

5.終盤の動き

相手のリーダーの体力が削れて来たら、「百獣の大悪鬼」や「紅き血の女王ヴァンピィ」、「愛絶の姦淫ヴァーナレク」で一気に攻め立てます。特にヴァンピィとヴァーナレクの組み合わせが凶悪で、相手の盤面次第で15点以上リーダーにダメージを与えられることがあります。これが7ppでできるんだからすごい…。

6.対面別の動き

ここからはTier1とTier2のデッキに対する動き方を紹介します。ここでのTierは、7月26日現在、Gamewithさんの攻略サイトに載っているものを参考にしています。

(1)フラグラネクロ

スケルトンレイダー対策で盤面にフォロワーを残さない!これが最優先事項です。フラグラネクロはフィニッシュ時以外で横展開することはほとんどありません。展開するのはルルナイの横ならべかベルエンジェル1,2体くらいです。また、中盤でこちらのリーダーに攻撃してくるのはほぼゴーストなので場からいなくなります。ブラッディネイルがあまり強くないんですね。ですのでヴァンピィやヴァーナレクによる疾走打点、大悪鬼のバーンダメージが主なダメージソースになります。ヴァーナレクの「愛絶の飛翔」は味方のフォレストバットも破壊してくれるのでレイダー対策としてもバッチリです!

(2)秘術ウィッチ

こちらは上記の基本の動きで大丈夫です。「干絶の飢餓ギルネリーゼ」不採用であれば、秘術の回復札は「プレデターゴーレム」か「アストラルシャーマン・ライリー」くらいです。「強欲の魔女」はドレインによる回復なので進化+攻撃しないとほぼ機能しないですし、終盤進化することもほとんどないのであまり影響はないです。

(3)進化ロイヤル

「クイーンキャッスル」や「狡蜘の悪魔」などで序中盤は自分のリーダーを守りましょう!一度狂乱になり、ユリアスが到着すれば、盤面で戦うデッキ相手にはかなり強気に出れます。ロイヤルは基本盤面で戦うデッキなので、こちらからすればロイヤルが展開すればするほど相手リーダーへのダメージが増えることになります。また、「ユピテル」や「ビクトリーブレイダー」不採用であれば先行7ターン目の「ダークエンペラー」はほぼ生き残ってくれます。

(4)共鳴ネメシス

こちらはユリアス最優先でマリガンするようにしましょう。「ドレッドオーラ」を早期に発動させて、「次元の超克者ユアン」のダメージを無効化させましょう!「アルティメットバハムート」型であれば、あえて「ナイトメアタイム」を使用せず、アルバハ着地後も粘り続けるという選択肢もあります。ただ、この方法は手札がそろってないと使用できない戦法なので要注意です。

(5)宴楽ヴァンプ

宴楽ヴァンプ相手には、「鉄球のオーガ」や「クイーンキャッスル」を使用することでわずかながら相手の攻撃の手を緩めることができます。その隙に自傷7回を達成し、中盤「クイーンキャッスル」や「狡蜘の悪魔」による回復を狙います。

(6)モノヴァンプ


モノ相手には、上振れないことを祈りましょう。申し訳ありませんが、この2つに関しては自分の実力ではこれが限界でした。

(7)進化エルフ(アルバハエルフ)

基本的にはアルバハ入り共鳴ネメシスと同じ立ち回りになります。ただ、こちらの場合は「ダークエンペラー」が全く通用しないので注意が必要です。

(8)スペルウィッチ

こちらも基本の動き方で大丈夫です。ユリアスがマリガンでキープ対象になりますね。5ターン目にユリアス進化し、「ドレッドオーラ」と「ナイトメアタイム」を使用し、手札を整えて攻め切りましょう!

7.終わりに

最後まで読んでいただきありがとうございました!ちょっと解説が雑になってしまったところがありますが、みなさんのお力になれれば幸いです。
ここに載せていないことで疑問が出てくる方もいると思うので、その場合はTwitterのDMやこれが載ってるであろうツイートのリプライで教えていただければできる限りお答えします!

では、また会う日まで…

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