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虫を食う

自分で言うのもアレですが私はちょっとした偏食家であまり人が食べなそうないわゆる「ゲテモノ」には目がありません。
そんな私の欲求を満たしてくれる知る人ぞ知る店「珍獣屋」さんにお邪魔しましたので軽く紹介します。


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〒231-0064 神奈川県横浜市中区野毛町1丁目45−1 第二港興産ビル


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珍獣屋さん自体には4年ほど前に一度同じく偏食家の友人と来ているので今回はそれなりに慣れている状態での入店です。



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アイヌ鍋期間(予約必須)ということで、せっかくなので最初はこちらに舌鼓。
品目はリスのチタタプ、ヒグマ、キタキツネ、知床タヌキ、ウリ坊です。
特にタヌキはクセが強く人を選ぶ風味が口の中に広がりましたが、こういうのはクセが強ければ強いほど「ああーー今貴重な経験してる〜w」と一種の興奮を覚える辺り私はすでに戻れない所まで来てるんでしょうね…。




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鍋を食らい尽くした後はメインの昆虫五種盛を注文。
4年前にも食べたこともあってちょっと同窓会気分になりました。
この店では素材の味を生かすため味付けは基本塩味になります。
まあ虫という珍しいものを食うのに余計なオプションで誤魔化すのは野暮ってもんなのでしっかり食いました。
ちなみにどれも結構歯に引っかかります。
お気に入りは蛾の幼虫(写真右上)で今回の品目の中で唯一クリーミーさがある特異性に惹かれます。



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追加でグソクムシを注文。
一緒に来た友人とハサミで切り分けて食べました。
非常にパリパリして若干硬いので無闇に口に放り込むと痛かったりします。
以前来た時はカブトムシも食べたのですが、この手の硬い生物はちゃんと考えて口に入れないと普通に危ないので自分なりの食べ方を模索する必要があり、それはそれでゲームのダンジョン攻略のようで楽しいです。




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最後はデザートで〆。
私はディナーはしっかりデザートで終わらせたいタイプなんですがそれはこの店でも同じです。
「異物混入プリン」と名のついたこれは素揚げされたミルワームのザクザク感がトロトロのプリンの中に入ることでいいアクセントになります。
ふにゃふにゃしたものだけでは締まりがあまり良くないですからね。



料金はチャージ料など込みで一人12000円ほど。
「だったら焼肉でも行くわ」と思うかもしれませんが、私としては「体験を買っている」感覚に近いので特に不満はありません。

また遊びに行きたいなと思いますので誘われた友人各位はお付き合いしてもらえれば幸いです。



いろいろ感想を書いてきましたが、ちなみに私はなんでも食えるわけではなくトマトとキュウリが無理です。
食ったら100%吐き出します。




ここまでありがとうございました。


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