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気象大学校に進学するか

私が受験生の頃、気象大学校か他大学のどちらへ進学するか迷っていた時に色々検索したのですが、情報が錯綜していたので、1学生として

・自分が他大学より気象大学校を選択した理由

・同期の学生

について、完全なる主観で書きたいと思います。


・自分が他大学より気象大学校を選択した理由

私が他大学を蹴って気大へ進学した理由についてですが、これは教員と生徒の比率に寄るところが大きいです。(参考:https://tanuki-no-suji.at.webry.info/201906/article_1.html)この記事によれば、教員:学生の比率は、

・東大 1 : 7.24

・京大 1 : 6.67

・気大 1 : 2.50

となっており、気象大学校では1教官に対する学生数がとても少ないため、より親密な関係を教官と築けると思いました。実際、他大学について詳しいことは知りませんが、気大ではかなり教官と学生と距離が近いです。(教官も気大卒業生の方が多く、先輩後輩の感覚があります。)このため、授業で気になった分野、自分が興味を持つ分野などについて、気軽に教官へ質問しに行くことが出来ます。

もちろん、気大を選んだ理由はこれだけではありません。金銭面の影響もあります。国立大では学費(年50万強)がかかりますが、気大では給与(年230万円弱)が貰えます。さらに言えば、気大では寮生活を送れば家賃や水道光熱費が無料です。(もちろん一人暮らしをすることも出来ます。)

また、他大学から総合職として就職した方が出世が早いという意見についてはその通りですが、気象大学校を卒業したからと言って総合職の試験を受けられなくなるということはありませんので、気象大学校4年次の時に、総合職の試験を受けるのも手だと思います。(実際、先輩で総合職へ任用変えをした方もいらっしゃいます。)注.本ノートは任用換えを推奨する物ではありません。


・同期の学生について

私の代に関してのみ述べます。入学者についておおまかに、①第1志望に落ちて入学する人②他大学より気大を選んだ人③他大学から進学してくる人④その他、と分けられます。

①第1志望落ちの人の内では、東大に不合格し、早慶や後期北大等を蹴って気大へ来たというパターンが多いです。②他大学より気大を選んだ人について、京大や東工大、阪大等を蹴って来た人がいます。(ここに第1志望が決まっていなかった人や、第1志望が気大だった人(これが最多)が含まれます。)③他大から進学してくる人について、京大や早大へ一旦進学し、気大へ来た人がいます。④その他について、一旦就職した後、その職を離れて来た人がいます。


再三のことですが、以上の解釈は私の完全なる主観によりますので悪しからず。(同期の学生については主観ではなく事実です。また、気になる東大蹴りについてですが、いらっしゃる学年もあります。)


子のたまわく、学びて時に之を習う、また喜ばしがらずや.


以上の情報が、進路に悩む受験生の足しとなる事を願います。



読んでくれてありがとね〜〜


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