同人ゲームレビュー六作目:リジネッタさんの冒険~合同誌付きスペシャルエディション~

※このゲームはもちろん18禁要素を含むためご注意ください。

【作品概要】
サークル:私が一番かわいい
タイトル:リジネッタさんの冒険~合同誌付きスペシャルエディション~
ジャンル:アクションRPG
傾向 :ライトポップ
予想プレイ時間:3~4時間

【ゲーム内容】
見下ろし方アクションRPG
適材適所で武器を変えながら進んでいくゲームで、感覚的には「装備をギミックに使わないゼル伝」と考えてもらっていいと思う(例外有り)

敵キャラは1エリアに5種類くらい、射撃タイプだったり近接タイプだったり、着弾タイプだったり特殊なタイプだったり攻撃もバリエーションがある。
攻略エリア→休憩所→攻略エリア→休憩所と言った感覚で細かく進めていくので大ハマりは起きないと思うからアクションRPG苦手でもサクサク行けるぞ。
ボス戦が非常に特徴的でスルー出来る、というかボスが脇道にいるしボス部屋の前に看板が立ってるから気が付かずに入るということもないし、ボスを倒さないと損するということもない。非常に斬新である。

戦闘能力は武器と強化アイテムに依存していて、
武器は主に休憩所で拾えるので取りこぼしはないと思うが強化アイテムに関してはちょっと注意が必要。
というのも、強化アイテムは収集要素のためちょっと脇道に入ったり、ちょっと隠された処を探し当てないといけない。
とはいえ強化アイテムの恩恵はそこまで重要視するほどでもないため武器やプレイヤースキルで押し切ってしまえる。
強化アイテムは家の収集部屋に飾られているので、どのエリアを取りこぼしているかそこでチェックすればアイテムを探して彷徨う心配もそこまでない。

武器は近接用と遠距離用があるが、初期武器以外はコストを消費して使う武器なのでゲージを見ないで攻撃してると弾切れになって囲まれるということもある。
とはいえ時間経過で回復するし、敵が回復アイテムをドロップするのでよほど無意味にブンブンしない限りはそこまで枯渇はしない。

【18禁要素】
全て3Dドットエロで取り揃えられている。
しかもただの3Dドットではなく3Dドットアニメーション、しかも状態や絡みついてきている敵の数でどんどん派生する大盤振る舞いを見せてくれる。
ここまで3Dドットエロアニメーションが盛り込んである同人ゲーを私は知らない。

内容は「レズ」「触手」「即堕ち」
良いじゃないかこういうのが食いたかったんだよ

エロ同人ゲーに回想部屋はつきものだが、このゲームは回想部屋も一味違っていて、なんと敵ドロップを拾うことで解放される。
ドロップ率もそこまで悪くなく、通るマップを全滅させていけば大体ドロップしているくらいの確率になっている。
取りこぼしチェックも手持ちアイテムから見れるので安心だが、アイテム欄はどこで拾ったかは見れないので、持ってるアイテムの前後からどのエリアを取りこぼしたか考える必要がある。
とはいえ上記の通りドロップ率は高いので抜けててエリアごとに一個、そもそも抜けが起きてないってくらいかとは思う。

【感想色々】
最初にハッキリ言ってしまおう、私はリジネッタさんを全く知らないで買っている。
というのもフォローしてる作家さんたちがなんか盛り上がってるのでついフラフラと寄ってしまったというのが本音。

そしてもう一つ先にハッキリ言ってしまおう、これ本当に初制作?
色々と書きたいことはあるけどUIがしっかりしてる、ステージ設計がうまい、レベルメイクが異常に上手い、ドットアニメーションが本気を出し過ぎている。
プロの仕業としか考えられないんだけど嘘ついてない?
二作目の発表をお待ちしてますよ。

ただ幾つか思うところはあった。
1."リジネッタさん"を知っている前提がある
2.エロアニメがごちゃっとしてる

1.は私が知らないだけとはいえ、もう少し何か教えてほしかった。
でも3行くらいでまとめた感のあるOPは嫌いじゃない。
独白形式でもなんでも何考えてるのかとか、ちょこちょこ居る友好的なキャラとかと会話してほしかった感

2.は本気を出し過ぎてると言ったら少し違うけど、敵によっては何されてるか割とわからない。
"何をされてるのか"、"まだ我慢出来てるのか"、"拒否してるのか"、"受け入れてしまってるのか"、"弱いところ攻められてるのか"、"弱いところ以外を攻められてるのか"
興味が尽きないけど当人はもう堕ちてしまってるので見ていることしかできない。

それにしても合同誌同梱とは思い切ったことをするというか、
ゲーム+合同誌というのも初めて出会ったタイプである。
逆に言えばこの合同誌に参加してる人が盛んに宣伝してくれていたので私のアンテナにひっかけることができたので感謝しかない。

最後に、いくら何でもリジネッタさんを知らな過ぎたというのが若干心残りとなってしまった。
次は同じ轍を踏まないように、次回作が来ることを期待して既に
「リジネッタさんスーパーヴィクトリーZ ディレクターズカット版」
を購入した。
万全の構えでお待ちしております。

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