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ゴスペラーズ『Liquid Sky』から着想した掌編


尊敬していた先生が勇退される。


自分の損得よりも何が正しいかを優先させてくれる人。

萎縮してしまいそうな相手にも、だめなものはだめと言ってくれる人。

お酒を飲むと陽気になるけれど、決して不機嫌になどならない人。

時にかっとなってしまう自分を諌めてくれた人。

誰かが傷付いたら、その痛みに誠実に寄り添ってくれた人。

自分を、この道に進もうと決意させてくれた人。

けれど、ちっとも一人前になれやしない。

先生のようになりたいと思っていたけれど、その道のりは遠い。

先生に、何も返せていない。

そんな自分の考えを見透かすように、先生は

「お前が僕と同じ道を進んでいってくれていることこそが最大の恩返しだよ」

と言ってくれた。


先生、あなたの背中は大きすぎます。

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年長組快癒祈念ってことと、彼等にとっての大先輩のことと…
の割には短めだしこの間も先生の題材だったなと思いつつ、10月終わっちゃうので…

本当は高崎行ってきたので高崎でやった曲でも題材にしようかなと思ったけど今の菲才の気分はこんな感じ。

しかしこの曲の空のイメージに合う画像を選ぶのがなかなか迷って…
この曲なんとなく今の季節っぽい気がして。
(掌編だと春とかになりそうだけど)
夕暮れの空も合いそうだけど、歌詞に「青空」って入ってるしな〜って…美的センス磨きたい。

とにかくどちらさまも、ご自愛くださいな。

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