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3/29 中山1R

ここ最近の1Rの未勝利戦の中ではおそらく最も低レベルメンバーではないかというようなメンバー構成。近5走でダート1800mを走った中で最も速い時計がおそらく1.58.5。そもそも初ダートだったり、短距離を使って来た組だったりと、このコースが初めての馬も少なくなく不確定要素は大きい。初出走の馬も何頭かいて、素質次第ではどうにでもなりそうなメンバー構成だ。
明日の中山は雨or雪で脚抜きの良い馬場になりそうで、基本的には前の馬が止まらない展開になりそう。ある程度前で運べそうな馬を中心にピックアップしていきたい。


3アオイサンゴショウ
先述のメンバー中最速の持ちタイムを持つ本馬。ただこの時の馬場はかなり速い時計の出るものであり、持ちタイムだけを鵜呑みにすることはできない。実際に勝ち馬からは4秒近く千切られている。2走前+14kgでこの馬なりには良いレースをしており、調教もよく動いているので叩き3戦目で上積みがあれば、このメンバー相手になら…といった感じだが基本的には抑えまでで良い。

4サフランハーモニー
前走の新馬戦が1000m1分8秒台というなかなか見ないような超超ドスローの展開。こうなってしまえば求められる能力も違ってくるだろうし、走破時計はあまり気にしなくても良いだろう。さすがに今回は前走と比べれば一気にペースは上がって、前走のように後半4Fだけの競馬というようにはならない。そうなれば前走の結果とタイムだけを見て消すことはできない。調教の動きからもここなら通用してもいい。

5ソフィスティケイト
近2走は1200mを使われていた本馬だが、2走ともかなりのハイペースだった。それでもしっかりと先行勢に付いていくことはできていたし、勝ち馬とも大きくは離されていない。やや出遅れることも多い馬ではあるが、1200mのハイペースを問題なく追走できているならば今回のメンバー相手なら五分にスタートできれば間違いなく先行できる。馬場も考えれば先行できるというだけで大きな利がありそうだし、デビュー時にはダート1800mで4着に来ていることからも距離延長しても大きくパフォーマンスを落とすことは考えづらい。菜七子J騎乗で必要以上に人気にはなってしまいそうだが、ある程度信頼を置いても良い。

6ストリートピアノ
前走は4サフランハーモニーと同じ超超ドスローの新馬戦でこちらは逃げの手に出た馬。あまりにも極端な展開だったので、スロー逃げで残せなかったからということで大きく評価を落とす必要はないだろう。ただペースが速くなる今回は同じように先手を取れるかどうかは分からない。前走同様すんなりと行ければ残り目もありそうだが、前走はスローペースとはいえ、タイムは2分台。脚抜きの良い馬場で時計決着になる可能性があるここではあまり高い評価はできない。

8キアナポラリス
2前走はスタート劣勢で後方からの追走になるもコーナーから徐々に進出。切れるといった感じではなかったがゴール前までジリジリと差を詰めて勝ち馬と1秒差のところまで上がり2位のタイムで追い込んだ。前走も同じような競馬だったが、勝ち馬には大きく離された。母は通算5勝を挙げた馬で血統的にももう少し走ってきてもおかしくない。馬格があまり無い馬だしデビュー戦の時のようにある程度脚抜きの良い馬場になるのはプラス。デビュー時にはまだピリッとしてこないというコメントもあったので、2度使われて上積みにも期待できるし、前走時は動かなかった稽古も今週は好時計を計時。じりっぽいところがあるので距離延長でもう一押しあれば。

11ジュールサイクル
こちらは初ダート馬だが、芝で6,8,6着とまずまず走っていて、低レベルメンバーのダート戦の中に入れば力は間違いなく上位。しかも前走は直線で包まれるところもあり着順着差ほどには負けていない。あとはダート適正1つだが、血統的にはダートでやれてもおかしくなさそうだし、兄弟にもダートでの勝ち星がある馬はいるのでおそらく大丈夫だろう。芝の3戦では共にスタートで出遅れており、今回も出遅れて後方からになるようだと前の馬を捕まえられない可能性はある。前目でスムーズに運べれば勝ち負けに持ち込めるだろう。

14ピュアブレンド
こちらは今回がデビュー戦。姉に通算4勝のベアインマインドがいる血統で、生産ノーザンF、馬主シルクRとここに入ると1頭浮いているようにも見える素質馬。調教の動きも水準の時計をクリアしていて、未勝利なら一発で突破しても全くおかしくない。先週も登録していてデビューが延期になったために速めの時計を2週連続で計時していて追う度に状態も間違いなく上がってきている。デビュー戦で未知数なところはあるがこのメンバー相手ならあっさり勝ってしまう可能性も十分と見る。

16プレシャススパート
前走は平均ペースにも関わらず最後の2Fが14.1-14.6という低レベルの新馬戦。それでいて中団追走のこの馬は最後はバタバタになってしまっており、今回も同様にレベルが低い一戦とはいえ、基本的には厳しい。ただ前走は良馬場の力がいる馬場だったが、今回は脚抜きの良い馬場となりそう。前走とは求められる適正が大きくことなってきそうだし、水分を含んだ馬場で成績の良いダンカークの産駒。全く人気を集めないようなら入れておきたい。


まとめ
ここは低レベルな一戦ということもあり評価が非常に難しいが、調教の動きや血統背景から14ピュアブレンドを一番手に評価したい。
あとは力的には最上位であろう11ジュールサイクル、前目のポジションが取れそうな5ソフィスティケイトの2頭が有力。穴っぽいところでは距離延長で変わり身に期待できそうな8キアナポラリス、不良馬場になれば一発ありそうな16プレシャススパートに期待したい。

14 > 11 > 5 >> 8 >> 6, 4, 3, 16 >> 1, 7, 2 >> 13, 15


買い目

3連複
14 ~ 5, 8, 11, 16 ~ 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 11, 13, 15, 16       計38点

ここは14ピュアブレンドを3連複の軸に据えて勝負したい。本線は14 ~ 5, 11 ~ 印 の21点だが、高配当狙いとして2列目に8キアナポラリス16プレシャススパートを置く。相手は初出走馬などもふくめてかなり手広くいきたい。

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