見出し画像

For Zero 解説記事

はじめに

この記事は8/11~12に行われた「return 0; 10周年メモリアルフェス」内の公演の一つ『For Zero』のネタバレ記事です。
参加された方は思い出していただきながら読めるよう、参加できなかった方はできるだけ追体験していただけるよう、上から読むとそれぞれの段階において必要な全ての情報が出揃うよう書きましたので、どうか楽しんでいただければと思います。

解禁するまで

「return 0; 10周年メモリアルフェス」における様々なコンテンツは、当日配布された「解禁謎」を解くことで公演が行われる場所や形式などを知ることができました。
こちらについてはネタバレが解禁されていないため詳細を伏せますが、様々な謎を解くとどうやら当日まで告知されていないシークレット公演があることがわかりました。
実際にシークレット公演の解禁謎を解き、当日使っていた公式LINEに入力すると、シークレット公演が行われる場所は萩ホールであることがわかります。何はともあれ行ってみましょう。…ホール?


解禁すると出てくる情報。何が起きるというのか

Mission1

LINEの指示に従って萩ホールの会議室に向かうと、スタッフに会うことができました。
スタッフに解禁謎のクリア画像を見せると、今回の公演『For Zero』のルールが説明されます。

・今回の公演の成功条件は「5つのMissionをクリアすること」
・まずはMission1に挑戦してもらう必要がある
・解答が分かったら解答用紙に記入してスタッフに提出する

説明が終わると、Mission1としてチケットと解答用紙、「Mission1」と書いてあるチームパスが渡されました。
どうやらまずはチケットの謎を読み解く必要があるようです。
実際に解いていきましょう。


もらえるチケットと解答用紙
裏返すとこんな感じ

まずはチケットを折り、4つのマークを順に作っていきましょう。

・ハートの謎

チケットを折ってハートのマークを作った

「トウジツ+カギリ=テキヨウ」となる覆面算を解きましょう。
「948=果実」とあるので、9=カ、4=ジ、8=ツとなるようです。
解き明かすと、「5148+923=6071」となるので、3716に対応する文字を読んで、答えは「リョウテ」です。

・クラブの謎

チケットを折ってクラブのマークを作った

左の矢印は「水面」を、中央の矢印はイカが吐いている「すみ」を指しています。
左の四角には「水面」という漢字が、中央の二段の丸には「水面」の読み方である「すいめん」「みなも」が入ります。
よって、?を指している右の矢印が通っている文字を読んで答えは「めん」です。

・ダイヤの謎

チケットを折ってダイヤのマークを作った

左のイラストは「じょおうさま」、中央のイラストは「おうさま」を指しています。
「じょおうさま」の最初2文字を除くと「おうさま」になることやイラスト下にある黒丸の位置を考えると、それぞれイラストの下にある白丸の位置の文字を読むと上のイラストを表すことがわかります。
よって、「じょおうさま」の3文字目と5文字目を読んで、答えは「おさ」です。

・スペードの謎

チケットを折ってスペードのマークを作った

「EYE」を「目」、「EIGHT」を「八」のように漢字に置き換えてみると、組み合わせて「貝」という漢字が出来上がります。
同様に、「TEN」も「十」と漢字に置き換え、向きに気を付けて組み合わせましょう。答えは「米(こめ)」です。

・解答欄
4つの答えをチケットに書いてある解答欄に埋め、数字の順に文字を読んでいくと、「おりめこうさてんよめ(折り目交差点読め)」となります。
ここまで4つのマークを作っていく際にチケットを折ってきました。改めてチケットをみると折り目が交差している部分が2か所ありました。

折ったあとのチケット

交差している位置の両面に文字があることに気を付けて読むと「オープン」となります。この言葉を解答欄に書き込み会議室のスタッフに見せるとMission1をクリアすることができました。

Mission2

会議室にて

Mission1をクリアすると、次のようなことを言われます。

・Missionを1つクリアするごとに追加ルールが与えられる
・Mission1をクリアしたため、追加ルール「オープン」が適用され、これから先ホールに入ることができるようになる
・座席番号を使うMissionもあるため、座席で何か分からないことかあればスタッフに訪ねてよい

当日使っていた公式LINEで詳細説明が見れた

以上の説明がされると、Mission1のパスが回収され、注意事項とMission2のパスと説明用紙が渡されながら、以下のアナウンスがされました。

Mission2の詳細を知るためには、一緒にお渡しした謎を解く必要があります。謎が解け、皆様の準備が整いましたらホールへとご案内いたしますので、会議室におりますスタッフにお声がけください。

ご案内、という謎の発言はありましたが、とりあえずMission2についての情報を得るために謎を解いていきましょう。

注意事項の紙
Mission2 説明用紙
Mission2 謎

どうやらMission2は様々な座席を巡って手がかりを集める必要がありそうです。
座席番号を知るために、Mission2にちなんで答えが「2」になる謎を完成させる必要がありました。
順番に見ていきましょう。

・謎A
迷路を解くと、拾うことになる文字は順に「(橙色の5文字目)」「(橙色の2文字目)」「O」の3文字であることがわかります。
答えが「TWO」になると仮定すると、橙色に入る単語は「?W??T?」であることがわかります。橙色の四角には数字が入るため、あてはまる数字は「TWENTY」です。

・謎B
緑の矢印には「EN(円)」、青の矢印には「NI(2)」が入ります。
計算式が成り立つように文字を埋めていくと、「ONE+NINE=TEN」となるため、あてはまる数字は「ONE」です。

・謎C
それぞれの四角には曜日の略称(SUN、MON、…、SAT)が入ります。
星に入る文字を並び変えると「T」「W」「O」となるので、同様にハートに入る文字を並び替えるとあてはまる数字は「THREE」です。

・謎D
「共」の5画目と6画目だけを抜き出すと「八」となることから、上にある数字の画数目を抜き出すと四角の中の漢字になることがわかります。
「共」を「二」にするためには1画目と4画目を抜き出せばよいので、あてはまる数字は「14」です。

これら4つの謎から座席番号が分かるため、手がかりを集めることができそうです。会議室のスタッフにその旨を伝えると、別の部屋に案内されます。

廊下にて

スタッフに案内された先には、青いネクタイをした別のスタッフが待っていました。Mission2に参加することを伝えると、「ようこそお待ちしておりました。それではホールの中にご案内いたします。」と言われ、目の前の扉が開かれます。

扉の先に広がるホール


座席には色々なものが置いてある
怪しい封筒



謎が貼ってあるものもある

扉の先は前から20列の座席が並ぶメインホールとなっていました。
ホールの中に案内されると、以下のようなアナウンスがされます。

・ホール内にいることができる時間は、1回につき3分間のみ
・Mission中はこのホール内から外に出ることはできない
・ステージに乗ることや上の階に行くことはできない
・ホール内の備品やアイテムは投げたりせず、大切に使うこと
・ホール内での飲食は禁止
・ステージ上のバインダーや白紙、ペンなどは自由に使ってよい
・その他何か手伝ってほしいことがあればスタッフに言うこと

ステージを見ると使っていい白紙が置いてある

アナウンスが終わると、スタートの合図とともに3分間のカウントダウンが始まります。

ホールにて

まずは手がかりを集めるために先程会議室で導いた座席の所に行きましょう。
座席の番号は「(前から何列目か)-(ステージを前にして左から何列目か)」で表されており、1-12・1-3・3-14・14-12の4つの座席に手がかりがあるようです。
それぞれの座席には下のような封筒が置いてありました。封筒には4桁錠が付いていましたが、それぞれの鍵は開いていたのでとりあえず中身を取り出すことはできそうです。


1-20の座席に行くと封筒が置いてある
4桁錠はあるが鍵は開いている

1-12・1-3・3-14・14-12に置かれた封筒の中身をすべて集め、合わせると以下のようなものが完成します。


どうやら完成した赤い四角と同じものを探し、記号の順に文字を順に読めばよさそうです。
あたりを見渡すと、萩ホール前方上、時計の下あたりに

禁煙
NO SMOKING

という表示がありました。この表示の枠は集めた手掛かりのものとマーク、文字数共に一致します。
実際に記号の順にアルファベットを拾うと「GO-NIの封筒を開けろ」となります。実際に「5-2」の座席番号の席に行くと封筒が置いてあります。この封筒を開けようとするのですが、ここで一つ問題が発生します。

5-2の座席に置いてある封筒は四桁錠がかかっていました。この四桁錠を開けなければ封筒は開かないようです。
なんとかして四桁錠が開く番号を探さなければなりません。

座席5-2に封筒は置いてある
この封筒だけ四桁錠がしっかりかかっている

ところで、手がかりを集めていった際にも封筒に四桁錠はかかっていましたが、鍵そのものは開いている状態でした。
もしかしたら既に開いている錠の番号から、5-2の座席の封筒の番号も推測できるかもしれません。

封筒についている四桁錠を観察すると、全て2桁目と3桁目の間に細く白い線状のシールが貼ってありました。
また、実際に開いている四桁錠の番号を見てみると、以下のようになっていました。

「1-20」の座席にある四桁錠→0120
「1-3」の座席にある四桁錠→0103
「3-14」の座席にある四桁錠→0314
「14-20」の座席にある四桁錠→1420

四桁錠に貼られていた白いシールが「-」を表しているとすると、「封筒についている四桁錠はそれぞれ置いてあった座席の番号で開けることができる」と推測することができます。

よって、5-2に置いてあった封筒の四桁錠に「0502」と入力することによって鍵を開けることができ、中に入っていたクリアカードを手に入れることができ、Mission2をクリアすることができました。

Mission3

ホールにて

Mission2をクリアすると、スタッフから以下のことが告げられます。

・Mission2をクリアしたため追加ルール「リトライ」が適用される
・Mission中、スタッフに「リトライ」と言うことで、挑戦中のMissionを最初からやり直すことができる
・ただし、制限時間は引継ぎで元に戻らない

LINEで見れる詳細な情報

また、Mission2のパスが回収されMission3のパスと説明用紙と謎が渡され、ホールの出口まで案内されます。
外に出ると、再度挑戦したい場合は会議室のスタッフに言うようにアナウンスされます。どうやらこの公演は作戦を立てる会議室と実行に移すホールを往復しながらMissionの成功を目指す公演のようです。
とりあえず会議室に戻り、作戦を立てることにしましょう。

会議室にて

とりあえずMission3の謎を解いて全容を明らかにしましょう。

Mission3 説明用紙
Mission3 謎

・謎1
「赤」という漢字の1,2,3画目を見ると「土」、「緑」という漢字の4,5,6画目を見ると「小」となります。
このことから、書かれている色の漢字について、書かれている画数番目を見ればよいことがわかります。
よって、「青」という漢字の1,3,4画目をみて、答えは「三」です。

・謎2
右にあるイラストは目、矢印は目線を表しています。
矢印の向きに文字を見ると、全てアルファベットとして読むことができます。
「HUUTOU」と読むことができるため、答えは「封筒」です。

・謎3
「自動」は「オート」、「曲線」は「カーブ」と読み替えると、左にある単語の真ん中に「ー」を入れると右の言葉になることがわかります。
よって、「角(かど)」の真ん中に「ー」を入れて、答えは「カード」です。

・謎4
「+」は文字を後ろに1つずらすことを、「-」は文字を前に1つずらすことを表しています。
「あ-1=ん」と書いてあることから、循環していることに気を付けましょう。
「かいとう」を書いてある文字数分ずらし、答えは「けいさん」です。

以上のことから、Mission3は以下のようなものであることがわかります。

・虫食い計算に3回正解するとクリア
・あてはまる数字が答えになる謎が書かれた封筒を探し、封筒ごとスタッフに提出する

Missionの内容も分かったので、ホールに向かいましょう。

ホールにて

再度ホールの中に入ると、確かに謎が書かれた封筒が大量に置いてありました。どうやらこの中に数字が入っているようです。
3分のカウントダウンが始まると、スクリーンに問題が出題されました。
・1問目

スタートと同時にスクリーンに表示された問題

答えは2なので、封筒の謎を解いて「2」になるものをスタッフに提出します。

例えば右の封筒は答えが「TWO」になるもの これをスタッフ提出する


すると封筒の中から「2」と書いてあるカードが出てきて「正解です」と言われ、スクリーンには次の問題が出題されます。

・2問目


2問目の問題

左のイラストは「獅子」、真ん中のイラストは「西」を表しています。
九九において、「しし」は「(4×4=)16」、「にし」は「(2×4=)8」なので、?にあてはまる数字は「8」となります。
正しい封筒を提出すると、「正解です」と言われ次の問題が出題されます。

・3問目

3問目の問題

「=」の左側はインクで汚れてしまって全く何が書いてあったのかわかりません。困ってしまいました。

ところで、2問目では書いてあるイラストを九九ととらえ数字に変換していました。
同様に「インク」は「(1×9=)9」ととらえ、「9」を提出すると正解判定がなされ、Mission3をクリアすることができました。

ちなみに、謎が貼られた封筒は全部で35個あり、0~9までの1桁の数字が答えになる謎が、1つの数字につき3~4つずつほどありました。

Mission4

ホールにて

Mission3をクリアすると、スタッフから以下のことが告げられます。

・Mission3をクリアしたため追加ルール「連続挑戦」が適用される
・今後Missionが終わった後、現在の残り時間を持ち越して次のMissionの挑戦をすることができる
・一旦会議室に戻ってから挑戦することもできる

LINEで見れる詳細な情報

また、Mission3のパスが回収され、Mission4のパスと説明用紙と謎が渡されます。とはいえMission4の全容がわからないため、このまま挑戦してもクリアできるとは思えません。ここは一旦会議室に戻り、作戦を立てることにしましょう。

Mission4 説明用紙
Mission4 謎
Mission4 パネル謎

会議室にて

どうやらホールの中にはパネルが貼ってあり、アイテムを指定された位置に4回置くとクリアになるようです。
ただし、どの順番で置けばよいか、どのアイテムを置けばよいか、そしてパネルがどこにあるかは謎を解かないとわからないようです。
まずは謎を解くことにしましょう。

・謎1
それぞれの枠の色を英語にして埋めていきましょう。
「4」の位置に枠がないようにも見えますが、ここには白い枠が書いてあると考えます。
「YELLOW」「ORANGE」「BLACK」「WHITE」「RED」が上から入り、数字の場所を拾って、答えは「おなじいろ(ONAJI IRO)」です。

・謎2
左上の四角は「アカ」、右下の四角は「アオ」を表していることから、書かれている表は五十音表のア段とカ段であることがわかります。?が指す矢印は最後にカタカナの「ロ」を通っていることに気を付けて読むと、答えは「キイロ」です。

・謎3
青矢印と赤矢印はそれぞれ別の法則によって文字が変化しているようです。
「ソ」が青矢印2本によって「シ」に変わることから、青矢印は「ソ→ラ→シ」のように音階が1つ上がる法則のようです。
また、「シ」が赤矢印3本によって「ソ」に変わることから、赤矢印は「シ→ス→セ→ソ」のように五十音順で1つ後ろにずれる法則のようです。
よって、導く言葉は「音階でラの3つ前」「音階でラの2つ後」「ごじゅうおんでラの1つ後」となり、答えは「ミドリ」です。

・謎4
カタカナで書かれている4つの言葉を漢字に直すとそれぞれ「神社」「色彩」「案外」「同伴」と全て漢字2文字になります。
それぞれの熟語の矢印が書いてある部分の漢字について、矢印指している方向を見ると「神」の左は「ネ」、「色」の上は「ク」のようにすべてカタカナになります。
よって、順番に読んで答えは「ネクタイ」です。

・謎5
右側のイラストはそれぞれ「doll」「old」を表しています。
このことから、矢印の指す場所に「〇」を補うことでそれぞれイラストを表す単語になることがわかります。
よって、一番下の行でも同様に補い、答えは「ball」です。

・パネル謎
語群の単語をそのままマス目に埋めようとしてもうまく入りません。
また、例えば「不動産屋」「兄さん」のように、指定されている文字数と一致しない単語も複数見られます。
実はこの語群にある単語はそのままではなく、「てんとう虫」は「10 10 6 4」のように語呂合わせで数字に変換することで以下のように埋めることができました。


パネル謎解答 すべて語呂合わせになっている

このため、それぞれのパネルの位置は矢印が通っている数字を読んで

青色のパネル→「10-10」
緑色のパネル→「18-7」
黄色のパネル→「7-10」

にあることがわかります。
以上のことから、Mission4をクリアするためには、以下の順番に行動すればよいことがわかります。

①黄色のパネルに黄色いアイテムを配置する
②緑色のパネルに緑色のアイテムを配置する
③ネクタイをネクタイと同じ色のパネルに配置する
④ボールをボールと同じ色のパネルに配置する

ここまでわかればあとはアイテムを探して実際に配置すればよさそうです。早速ホールに向かいましょう。

ホールにて

再度ホールの中に入ると、スタッフから以下のアナウンスをされます。

・このMissionは座席の位置を使ったものである
・座席の位置がわからなければスタッフに言えばその座席の位置を教えてもらえる

また、確かにパネル謎で示された位置に青、緑、黄色のパネルが配置されていました。
3分以内にアイテムを探し、4つのタスクを成功させましょう。

・タスク1「黄色のパネルに配置する」
パネルと同じ色のアイテムを配置しなければならないため、まずは黄色いアイテムを探す必要があります。
ホールを見て回ると、黄色いアヒルがホール中央付近の座席の上においてありました。
このアヒルを黄色いパネル上に配置することで、タスク1は成功となります。


・タスク2「緑色のパネルに配置する」
先程と同様に今度は緑色のアイテムを探す必要があります。
ところが、いくら座席を探しても緑色のアイテムは置いてありませんでした。
ここでステージ上を見ると、筆記用具として用意されていたペンの中に緑色のペンが含まれていました。
最初のアナウンスで「ステージ上のバインダー、ペン、白紙は自由に使ってよい」と言っていたことを思い出し、緑色のペンを緑色のパネル上に配置することでタスク2は成功となります。


・タスク3「ネクタイを配置する」
座席を探すと黒いネクタイは置いてありましたが、黒いパネルは置いてありません。パネルと同じ色のアイテムを配置する必要があるため、黒いネクタイを使うことはできないようです。
ここで、ホールにいるスタッフを見ると青いネクタイをしています。

当日のホールにいたスタッフの格好


このネクタイをよく見ると黄色いシールも貼られているため、アイテムとして使うことができそうです。
しかし、「ネクタイを貸してください」と言っても「このネクタイはあげられません」と断られてしまいます。
ネクタイを直接置くことができないのであれば、スタッフごとパネルの上に配置してしまいしょう。
「青いパネルの上に立ってください」ということで、ネクタイがパネルの有効範囲の中に入り、タスク3は成功となります。

・タスク4「ボールを配置する」
座席を探すとピンクやオレンジなど様々な色のボールは置いてありましたが、タスク3同様同じ色のパネルはないため配置することができません。ボールに関してはスタッフも身に着けていないようです。

ここで、パネル謎をもう一度よく見てみると、左下の部分で枠が不自然に途切れている場所があることに気が付きます。
実は謎1で「WHITE」の枠が背景と同化して見えなくなっていたのと同様に、パネル謎の左下には白い矢印が書いてあるのではないか、と推測することができます。
実際に途切れている場所を手掛かりに白い矢印が通っているマスを読むと、白のパネルは「21-37」の座席の位置にあることがわかります。
もう一度ホール内を見渡すと、壁際に下のような白いボールを見つけることができました。


このボールを白いパネルに配置できればMission4をクリアすることができそうです。

ところが早速「21-37」の座席を探すためホールの後ろまで行ってみると、「20-○○」までの座席しかありません。
スタッフに「21-37」の座席の位置を聞いてみると、「その座席は1つ上の階の前方、あのあたりにあります」と上の階を指さします。
最初のアナウンス通り、Mission中はホールの中から外に出ることはできませんし、上の階に行くこともできません。ましてボールを2階に投げることも禁止されています。なんとかして1階にいながら2回のパネルにアイテムを配置する方法を考える必要がありました。

ここでもう一度Mission4の説明用紙を見ると、パネルの有効範囲は上だけでなく下にも伸びていることに気が付きます。
また、タスク3でネクタイをパネルに置かずともスタッフがパネル上に立つだけで判定は成功となりました。確かに配置ルールには「パネルとアイテムは離れていてもよい」と書いてあります。
ということは、白いパネルの上にアイテムは配置できないかもしれませんが、真下にアイテムを配置して判定すればタスクを成功させることができそうです。
実際にスタッフに座席の位置を聞きながら「21-37」の座席の真下に行き白いボールを配置することで判定に成功し、Mission4をクリアすることができました。

Mission5

ホールにて

Mission4をクリアすると、スタッフから以下のことが告げられます。

・Mission4をクリアしたため追加ルールが適用されるが、この追加ルールについてはまだ教えられない
・条件が満たされた際に発動するルールなので、発動した際改めて教えられる

LINEでも詳細な情報は教えてくれない

また、Mission4のパスが回収され、Mission5のパスと説明用紙が渡されます。Mission5は今までと異なり、説明用紙にMissionの全容が最初からすべて書いてあります。

Mission5 説明用紙 これしか渡されるものはない

会議室に戻っても構いませんが、「連続挑戦」のルールが適用されているためすぐに挑戦することもできます。
実際に挑戦してみましょう。
Mission5が始まると30秒のカウントダウンと共に音楽が流れ、スクリーンには以下の謎が出題されました。

スタートと同時にスクリーンに映し出された謎 30秒のカウントダウンも開始される

どうやら語群の言葉を丸に当てはめて赤矢印の文字を読めばよさそうですが、30秒以内に座席の位置を割り出すのは困難を極めます。それでも頑張って実際に解くと、座るべき座席は「22-22」となります。
先程Mission4で「21-37」の座席が上の階にあったため、嫌な予感を覚えながら司会に「22-22の座席はどこですか」と聞くと、やはりこの座席も上の階にあることがわかります。
先程のアイテムを配置するのと違い今回は実際に座る必要があるため、2階まで行かなければなりません。どうしたものかと悩んでいると30秒が経ち音楽が鳴り終わり、スクリーンには「FAILED」と表示されます。

すると、スタッフから以下のようなアナウンスがされます。

・Missionに失敗したため、先ほど追加されたルールが発動する
・Mission4で追加されたルールは「リターン」という
・ペナルティが強化され、今後Missionに失敗した場合、挑戦していたMissionの1つ下のMissionから挑戦することになる

LINEで見れる詳細な情報

Mission5に失敗してしまったため、追加されたルールによってMission4に戻されてしまいました。「連続挑戦」のルールによってそのままMission4をもう一度クリアしてMission5に再度挑戦することはできそうですが、いずれにせよ「22-22」の座席に座ることができなければまたMission4に戻されてしまいます。どうにかしてこの状況を打破する方法を考えなければなりません。

アナウンスの通り実際に上の階に行くことはできないため、指定された座席に座ることはできません。

ここで、最初に伝えられた本公演『For Zero』のクリア条件を思い出してみましょう。

本公演のクリア条件は「5つのMissionをクリアすること」でした。確かにMission5はクリアできないかもしれませんが、何かもう一つ別のMissionに挑戦しクリアすることができれば条件を満たすことができそうです。
なんとかしてMission1から5以外のMissionに挑戦する方法はないでしょうか。

先程追加されたルール「リターン」は、失敗すると挑戦したMissionの一つ下に戻ってしまう、というルールでした。ならば、Mission1に失敗すればMission1の一つ下、Mission0に挑戦できるかもしれません。

ならば、やることは1つです。

return 0;

現在はMission4や5に挑戦しているところなので、Mission1に挑戦することはできません。
そのため、Mission0に挑戦するために、追加ルール「リターン」を使って今までのMissionを順に逆走していきましょう。
今までのMissionの説明用紙には、全てMissionの失敗条件が書いてありました。

ホールに入りMission5で音楽が鳴る前に座ったり30秒の制限時間が過ぎることで失敗しMission4へ、
Mission4で3回判定を失敗することで失敗しMission3へ、
Mission3で数字カード以外のカードを渡したり1問目で「0」のカードを渡すことで失敗しMission2へ、
Mission2でハズレカードを3枚引いて失敗しMission1へ
戻ることができました。

Mission1は会議室で行われるため会議室に戻り、失敗するために解答用紙を交換してもらい、わざと誤答を書いてスタッフに渡しましょう。
すると以下のようなアナウンスがされます。

失敗です。皆様はペナルティが強化されておりますので、1つ下のStepからとなります。
それでは皆様はMission 0から挑戦していただきます。
ホールにお向かいください。

Mission0のパスを受け取り、実際にホールに向かうと以下のアナウンスと共にホールの中に案内されます。

ようこそ。Mission0に挑戦でお間違えないですね。
それではホールの中にお進みいただき、前の方の座席にご着席ください。

とりあえず前の方に着席するとスタッフから追加で以下のアナウンスがされます。

大変申し訳ございません、Mission0についてまだご説明していませんでした。
Mission0のクリア条件は、「0秒より長い時間座っていること」です。

それでは準備はよろしいですか?参りましょう。スタートです!

クリアです!おめでとうございます!


エンディングムービーが流れ、見事CLEARとなります。

おわりに

【制作陣であるOBメンバーからのコメント】
10年の間に僕たちはいろんなコンテンツを体験しました。
10年前から今まで、本当にいろんなものが登場して、僕たちはそのたびにその楽しさを感じてきました。

そんな僕たちがこの10周年の機会に皆さんに何を出せるのか非常に悩みました。
ただ面白いものを作るだけでなく、10周年にふさわしくてメモリアルなものを作りたいと思いました。

もっと難解なアイディアがありましたがボツにしました。 面白かったけど、ここで出すには難易度が可愛くなかったからです。

Missionは参加したOBがひとつ以上作るように分担しました。
全員の謎を感じてほしかったからです 。

普段は使わないような場所を会場にしました。
こういう機会でしか体験できないことをしたかったからです。

そして『For Zero』が完成しました。

僕たちはこれからも体験し、そして作っていきます。
最後に0に戻って原点へと戻ったカウントもまた進みはじめます。
11年、12年と続いていくことを期待していてください。

僕たちも期待しています。