35.わたし、所詮、ちっちゃな人間。
一度、投げてしまった言葉は、消えない。
わたしはまた、安易に人を傷つけてしまった。
と、思う。
価値観を、押し付けてしまった。
と、思う。
そして自分がまた少し嫌いになる。
そして自分の未熟さを知る。
一度、投げてしまった言葉は、消えない。
消したいけれど、もうだめだ。
時間を戻りたいけれど、よく考えろと言いたいけれど、それは無理だ。
でもわたしが傷つけたその言葉は
わたしたちが触れた、わたしから触れた、証なんだよ。
深く触れ合えば、傷つけるのは当然で
どんなに気をつけていても、仕方のないことは起こり得るわけで
ねぇ、それなら
触れあわなければ、良かった?なんて
それは違うと答えを出したはずなんだ。
本当の部分で触れあうことで 傷つけることがあっても
あぁ、失敗をしてしまった、と
誠意をもって謝る。
それ以上できないし、してはいけないよね。
本当の部分はいらないと そうやって自己否定することは、きっと違うよね。
…誰に同意を求めてるの?
そうやって罪悪感から救われようとしてる自分。
所詮、それが自分。
ちっちぇ。仕方ない。それが、きっと、ふつうの人間。
わたしそんなにできちゃいないもの。
嫌なやつだねって、言っていいよ。
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