33. わたしの悩みごと。

あるとき、わたしより年上の友人が
私に言ってくれました。

「あなたの悩みや嫌なところを出されたって
　わたしには迷惑でもなんでもないよ」

と。

だから、少しだけ、今の悩みを吐きました。

わたし、思い込みをしているのです。
わたしの悩みや、嫌な部分を見せることは
誰かを不幸にするんじゃないかって。

そういうわたしは嫌われるんじゃないかって。迷惑なんじゃないかって。

それは、他人のそういう部分に、
そういう感情を抱いてしまう自分がいるから。


わたしには、きれいごとなしに、心から

「あなたの悩みや嫌なところを出されたって
　わたしには迷惑でもなんでもないよ」

なんて、言えないと、そう、思うのです。

・・・すべてがそういうわけじゃないのに。
心が揺らぐことと、迷惑とか、嫌いとか、不幸とか
そういう感情は全部がイコールではないのに。
ひっくり返せばちゃんと分かってるのに。
自分が吐き出すことに関しては、いっしょくたにしている。何故。

少しだけ、今の悩みを吐きました。

すると
わたしよりちゃんと大人の人が
取り乱したわたしより、ちゃんと余裕のある人が
わたしの心に一生懸命寄り添おうとしてくれる優しい人が
色んな視点で、色んな言葉で、心をかけてくれました。

わたしには、素敵な友人がたくさんいます。

ありがとう。ありがとう。


弱くなるとき。わたしはほんの子どものようです。
普段大人のように振る舞っていても、そうなってしまう時もあるのです。

でも、それがふつうですよね？
それでいいんですよね。

件の彼女もきっと同じで。
本当はきっともっとわたしなんかより、
ちゃんと気持ちが揺らがない、しっかり寄りかかれるとこが必要なのです。

人は支え、支えられながら
相互の関係の中で、大人になるのかもしれないなと、近頃考えています。

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吐き出した言葉に対してお言葉とお心遣いを
ありがとうございました。意外と今日は、ちゃんと前を向けてます。
頂いたコメントを残したく感じ、こういう形での
内容の消去とさせていただきました。

見えない形で心を寄せてくださった方にも、心からの感謝を。