23.「わたし」、蛹。

わたし蛹なんです。
だから、本当に申し訳ないけれど
わたしの未熟さを許してね

良くないときは
良くないと言ってください

繭に包むように 優しく
傷物な扱いはしないで

残したものを見れたなら
それが良くないことくらい
自分でもちゃんと分かるのです

わたし蛹なんです。
だから、本当に申し訳ないけれど
わたしの未熟さを許してね

嘘つきなお世辞や 考えなしの信者
好かれたいがための好きや
知られたいがための繋がりなら
いらないから

どうかほんとうをわたしにください
そして未熟なわたしの嘘なんて求めないで

わたし蛹なんです。
だから、本当に申し訳ないけれど
わたしの未熟さを許してね

それが難しいことを
わたしもちゃんと知っている
臆病なほど上部をさらう

ほんとうのことに
傷つかないかといえば
それはきっと嘘になるけど
ちゃんと受け止め育つから

だから、できるだけでいい
あなたのできるだけでいいから

あなたのほんとうを、わたしにください。

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