家族介護の葛藤わかる 小室哲哉さん告白に同情の声


 不倫騒動をきっかけに音楽活動からの引退を表明した音楽プロデューサー小室哲哉さん(59)の十九日の記者会見は、長期にわたる家族の介護の苦労も浮き彫りにした。くも膜下出血の後遺症で脳の機能障害が進む妻KEIKOさん(45)の状況を、赤裸々に説明した小室さん。同じ境遇にある人々から同情の声が相次いだ。 
 「障害や介護を必要とする人を家族に持つものの葛藤が痛いほどわかり胸が痛くなる」。二〇一一年にくも膜下出血を発症し、自宅で療養中のコラムニスト神足(こうたり)裕司さん(60)は小室さんの会見後、自らのツイッターにつぶやいた。
 小室さんによると、七年前に発症したKEIKOさんは、身体的な障害はないが、高次脳機能障害で音楽への関心が徐々に失われ、日常会話も困難に。音楽への関心を取り戻してもらおうと努力したが、「五年近く、歌うことはもうなくなりました」。仕事と介護の両立に「僕も疲れてしまった」と告白した。
 会見の後、ツイッターでは「会話ができない中、介護する人の孤独感は半端じゃない」「介護は経験した者にしか分からないことがたくさんある」など、小室さんの境遇に理解を示すつぶやきが多く書き込まれていた。
 左半身まひや記憶障害のある神足さんは、妻の明子さん(58)が介護する。明子さんは「男女を問わず、話し相手になってくれる人がいないと大変でしょうね」と小室さんのつらさを推し量り、「私の場合、友達が外に連れ出そうとランチなどに誘ってくれる。息抜きも必要です」。
 高次脳機能障害のある人たちの家族会「ハイリハ東京」(東京都杉並区)の小沢京子代表は「当事者が百人いれば、必要な情報は百通りある。家族内で抱え込まず、家族会などで悩みを分かち合わなければ」と指摘。当事者が若ければ就職の仕方、高齢なら介護施設の選び方と、会員同士が情報交換できる利点がある。回復には年単位の期間がかかるため「他人の手を借りながらリハビリを続けることが大切」とアドバイスする。

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