リスペクトがあたりまえの社会へ
はじめまして。
Respect each other の代表 天野妙です。
2016年3月、妊娠9か月で役員だった会社をクビになり、転職先の当てもなく、途方に暮れていた私に「会社作っちゃいなよ」と多くの友人が背中を押してくれ(突き飛ばしたとも言う)できた会社。それが、今年7期目に入る会社「合同会社 Respect each other」です。
一人で始めた会社ですが、少しずつ仲間が増えてきたのを機に改めてホームページもリニューアルし、私たちの仕事や日常、思いを発信しようとnoteを始めることにしました。
まずは、会社のヒストリーをご紹介したいと思います。
★「Respect each other」に込めた想い
仕事大好き人間。結婚しても残業万歳。年間労働時間は約3000時間。
総合職でキャリアウーマン(のつもりだった)33歳の私でしたが、子どもを産んで復職したら、総合職から一般職に降格しました。
降格×時短勤務で給与は以前の1/3となり「何のために働いているの?」「私の価値はこの金額?!」と、落ち込みました。
その後、退職して別の会社で役員を務めましたが、第3子妊娠を機に「役員の育休は認めない。休んだらクビ」と言われ、自分は価値のない人間なだのだと思いました。
一方で「人間の価値=給与の額」と思っていた自分のバイアスの存在や、
今まで気が付いてこようとしなかった「会社と社員」/「上司と部下」/「夫と妻」/「親と子」の不健全な関係性に目が向きました。
不健全というのは、本来であれば「一人の人間」として対等であるはずの関係にもかかわらず、パワーバランスが崩れ「支配する側=強者」と「支配される側=弱者」に分かれていることです。
・強者と弱者の関係性はいつから、なぜできるのか?
・強者と弱者は時間を掛けて入れ替わり、人はいつか必ず弱者になる。
・しかし強者は入れ替わることに気が付いていない。
・結果、入れ替わっても不健全な関係性が繰り返されていく。
では、どうすればこの強者と弱者との関係性を改善し、より多くの人がwellbeingの高い人生を楽しむことができるのか?という問いを幾度となく繰り返し、一つの結論に至りました。
それが「Respect each other」だということです。
というのも、実は私のwellbeingは人生で最高値を記録しています。
・足りない私を圧倒的な能力で救ってくれる会社のメンバー、
・多様な視点から子育ての課題を共に思考し、実行してくれるみらい子育て全国ネットワークのプロボノメンバー
・時に意見が異なることもあるけれど、子どもたちに残す未来をちょっとでもよくしたい!と思っている政策起業家の同志のみなさん、
・困ったらいつも助けに来てくれるママ友やパパ友、
・一緒に喜びや悲しみを共有してくれる長年の友人、
・国会で野次を受けたらそれをTシャツにしてしまう夫や、
・そして・・・3人のわが子。
時に「神か?!」と見まがうほどに尊敬し、時に己を見失うほど呆れることもありますが(笑)。「あなたのおかげで私がいる」と思える人に囲まれて、happy ではなくwellbeingが高い。そう思えるのは、根底にあるのが相手に対する、また相手から受け取る「Respect」があるからです。
3月に6歳の誕生日を迎えた弊社は、より多くの人のwellbeingを高めるために、「リスペクトが、あたりまえ。」の社会を目指して改めて活動を広げてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。