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17.3 about a sex


本番組は、等身大の“17歳”の女優たちが演じる“17歳の女子高生3人”が恋に、セックスに揺れ動くリアルな心情を描くひと夏の青春恋愛物語。

「初体験の世界平均年齢は17.3歳」とあるサイトに載っていた情報をきっかけに、なんとなく持っていた"性の価値観"が揺らぎ始める彼女たち。本当は気になっていても誰にも聞けなかった、恋、そしてキスの先にある性。

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今このドラマを見ています。

17.3は初体験の世界平均年齢。
この年までに、正しい性の知識を得ている男女はどれくらいいるのでしょうか。

学校教育で教える性教育は、「妊娠や出産が可能となるような成熟が始まるという観点から、受精・妊娠を取り扱うものとし、妊娠の経過は取り扱わないものとする。」と文部科学省の「学校における性に関する指導について」に示されています。

学校では、セックスは具体的には取り扱わない。
妊娠や出産、生理や精通、性病は扱っても、セックスについては学校では深く知ることができない。

でも子どもたちは、体の成熟に伴い異性に興味をもつし、性的行動にも興味をもつ。私たちだってそうだったように。


ドラマでは、初めての彼氏、初体験、自分の性に揺れ動く女子高生の姿が描かれています。


すごくリアルなドラマです。
現実はもっと相談できず悩んだり、知らないままに突き進んだりして、傷付いたり、困ったりしながらネットの情報を頼りに試行錯誤して、自分や彼氏・彼女と向き合っている学生が多いでしょう。

私たちがそうだったように。


だからこそ、少しだけ人生経験が多い私たち大人が、学校では教えてくれない正しい性の話を学び、伝えることが大切だと私は思うのです。
性のことで傷ついたり、傷つけたりしてしまう男女がなくなり、幸せな男女関係を築くことができるといいなと。

寝た子は起こすなはもう通用しないのです。
子どもたちはとっくの昔に目を覚ましています。
寝ているのは私たち大人。
目を逸らしているのも私たち大人。

向き合いましょう、自分の性に。
向き合いましょう、子どもたちの疑問や興味に。


LGBTQなど性の多様性の話題が増えてくる中、結婚の概念等も今後変化していくでしょう。子どもたちと同じ目線で一緒に学んでいく姿勢をもちたいものです。


ぜひ、「17.3 about a sex」見てみてくださいね。



リサ


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