LAWSON presents 夏川椎菜 2nd Live Tour 2022 MAKEOVER 埼玉公演 参加記

こんにちは。れすです。
MAKEOVER埼玉公演に参加しました。Pre-2ndから約9ヶ月、コンポジットの発売から約3ヶ月が過ぎました。あげたい声はまだ出せない世の中ですが、とにかく楽しくてぶち上がることができたライブでした。全身で浴びる生バンドのサウンドは何度経験しても逓減せず、とにかく強いの一言に尽きるセトリでした。ライブ中に何度肩で息をしたか覚えていませんし、ライブで腕って上がらなくなるんですね……

この記事では埼玉公演について自分の記憶を残します。いつものごとくネタバレについては特段配慮しないので、ネタバレがNGな方はここで閉じることをオススメします。すぐ下にセトリが書かれています。




〜ネタバレ配慮の改行〜




セトリ

開幕〜ブロック1

Pre-2ndと同じ開幕演出でした。白と黄色のツアーロゴが大小に変化し、サウンドも同じものでした。後のMCでも「Pre-2ndあっての2nd」とお話がありましたが、Pre-2ndが本当に大好きなツアーなので、その言葉もその演出もとても嬉しかったです。

幕が開いたステージは工事現場をモチーフにしたものでした。青、緑、黄色、赤と様々なコーンが置いてあったり、時には倒れているコーンもありました。警報を鳴らすランプやフェンス、KEEP OUTのテープなどもあり、工事現場である以上に乱雑さや粗暴さのようなものを感じました。

烏合讃歌
旗を背負った夏川さんが登場し、一曲目は烏合讃歌。烏合讃歌が初解禁されたときにツイートしたのですが、もう本当にこれです。
(ツイートの曲名間違えてるの本当に反省してます。ごめんなさい)

ひしゃげた星の照明がありましたね。あと夏川さんが背負ってきMAKEOVERと書かれた旗。これがステージ上でずっと風になびいているのが大変良かったです。烏合讃歌だけでなく、終演までずっとそびえ立っていましたが、やっぱり旗ってすごく象徴的なものだと思うのです。旗を燃やされば大きな争いにもなりうるし、そこにそびえ立っているだけで奮い立つこともできる。これを打ち立てるための楽曲には烏合讃歌以上の一曲目はないのだと、そう思わされました。

ハレノバテイクオーバー
曲の前に拡声器でMAKEOVERを楽しむことを宣誓する夏川さん。
とにかく楽しい!サビの振りコピで胸を2回叩くの大好きです。そしてベースまじでたまらんですね。最高でした!!!
曲の途中でこの曲はライブの最後であってほしかったなぁという想いがよぎっていました。

MC①

夏川さんのライブ前日ルーティンは白湯を飲んだり、京都ねんじあんの飴をなめてリハVを見たりするそうです。ねんじあんの飴をステージにも置いていて、歌があるイベントのお守り代わりだそうです。

メンバー紹介
ルーティンの流れでメンバーの皆さんのルーティンを聞いていくことに。
千明さんはスパイスカレーを食べ、お風呂屋さんでゆっくりされるそうです。なんでもPre-2ndのときに調子がいいことに気づき、今でも続けられているのだそう。すごい素敵ですね。なんだかぼくも嬉しくなりました。

今回からヒ労組に加わられた早川誠一郎さん。本番前のルーティンは目薬だそうです。目がぱっちりして、冴える気がするのだそう。

最後は山本陽介さん
(*>△<)「今日の陽介さん、体育教師みたいですね。ホイッスル持ってて」
陽介さん「すぐ無茶振りしてくるから持ってきたんだよ。あんまりだと吹くからね」
ぼく(この掛け合い懐かしい〜〜好き〜〜〜)

陽介さん「ルーティンはないんだけど、あるとすればご飯のとき。お店がバタついてきたなーってときにお酒を2つ頼む」
陽介さん「最近できてないけどハイボールのたまり、作りたいね」
(*>△<)「治安わるっ」
陽介さん「今日も酒の力でねじ伏せていこうかと」

(*>△<)「感情をテーマに喜怒哀楽のセットリストにしたので楽しんでください」
というお話もありました。個人的に喜怒哀楽はテーマというかモチーフという風に捉えているので、そのモチーフを使って本質的には何が描かれているのか、今後考察したいポイントだったりします。

ブロック2

RUNNY NOSE
生バンドでバチバチの音楽やる気満々じゃん!!!とぶち上がりました。
ぼくは見逃してしまったのですが、鼻水照明があったそうなので大阪公演でしっかり回収します。

トオボエ
実はアルバムでそこまで刺さってなかった楽曲なのですが、ライブで浴びるとエグいですね!夏川さんはリリイベなどで仔犬のトオボエというお話をされていますが、仔犬というには強すぎません???
演出に鎖が使われていたので、何かに囚われているのか、はたまた別の意味合いがあるのか今後の公演で考えたいと思います。
2Aメロで一瞬音がなくなるの鳥肌が立ちました。まじで好き。

アンチテーゼ
ここでアンチテーゼぶっこんでくるの本気度がやばいですね。Pre-2ndのクライマックスがこんな冒頭で来るのかとくらくらしました。2番「落下」で夏川さんの手が落下する手、好き。
ストロボ演出が控えめで、Pre-2ndであった1拍の止めがなくなりCD音源と同じになっていましたね。もっとバチバチでもいいんですよ

ステテクレバー
ここでステテク???もうライブ終わるの???
座席が上手ではなかったので集団セルフィーには入れませんでした。

MC②

MC①でライブ前日のルーティンが話題にあがりましたが、昨日あった事件についてのお話がなされました。アラーム掛けなかった夏川さん、10時くらいに目が覚めたそうですが、12時半くらいまでベッドでだらだらと過ごしてしまったそう。そんな中、天さんからLINE電話が来たそうです。
(*>△<)「不穏なのよ」
突然のアポ無し電話はたまにあるそうですが、だいたいよくないこととのこと。いつぞやのイタズラを思い出しますね。

恐る恐る電話に出る夏川さん。

(天゚∀゚)「ナンちゃーん?今から服買いにいかない?」

というわけで夏川さん、天さんと一緒にお洋服を買いにいかれたそうです。しかも夏川さんの行きつけのお店と、天さんの行きつけのお店をお互いに連れ立ったそうです。

最終的に天さんも2〜3揃い、夏川さんも3揃い+1足を購入されたそうです。
「ナンちゃんこれ似合うと思う」とか「こういうの見たことないから見てみたーい」と天さんが意気揚々とコーディネートしてくれたそうです。セットアップも買われたそうなので、夏川さんのセットアップ楽しみにしています!!

ところが夏川さん、最近衣装が必要な場面はファミ通LIVEくらいなのだそう。しかしファミ通LIVEはグリーンバック。
(*>△<)「今日の緑の会場カラーTシャツ着てる人、透明です」

(*>△<)「天さんが選んでくれた服、ほぼ緑なの」
(*>△<)「でもさ。天さんすごい笑ってて、めちゃめちゃ楽しそうなの」
(*>△<)「ちょっと緑着にくいなーって思ってたんだけど」
(*>△<)「……言えないよー!!」

良質なナン天は健康にいいらしいですね[要出典]

ブロック3

サメルマデ
「クセ強いブロック」という表現から始まったブロック3。一曲目はサメルマデでした。「サメルマデ」の歌詞に合わせてパクパクする手の動きかわいい。4つ打ちだったりひたすらドラムの気持ちよさを感じていました。

シマエバイイ
Aメロの圭太さんのギターたまらんです。本当に好き。
残念ながらミラーボールくんは不在でしたね。ツアー中どこかで会えるといいな

奔放ストラテジー
特殊イントロでしたね。サビの高音をライブで歌い切る夏川さん凄まじい…。あと間奏の体を横にするダンスめっちゃ好きです。

MC③

ブロック3はヒ労組のみなさんが緊張するブロックだそう。
陽介さん「超ムズいんだよ!!」
陽介さん「サメルマデ!」

個人的バラードポイントなるお話がありました。あんまり言うのよくないらしい(?)ので割愛します。

チュロスがお好きな夏川さん。名字がマウスさんの国にいくと食べられるそうですが、なかなか遊園地にはいかないそう。そこで日常的に一人でチュロスを食べれるのが映画館で、先日どうしてもチュロスが食べたくなった夏川さんはプレミアムシートの座席を予約して映画館へ行ったそうです。
(*>△<)「チュロス食べるためにいい席とったのにチュロス売ってなかったの」
(*>△<)「なんで?なんでなの?」
(*>△<)「T○H○さん!どうして?」

ブロック4

ボクはゾンビ
MCでチュロスが食べられなくて「死んでも死にきれです。ゾンビになっちゃうよ」から曲に持っていくトーク力すごすぎない?
蜘蛛の巣やハロウィンのパンプキンに彫られる顔のような演出もあってゾンビらしさが強調された演出でしたね。
「噛み付いて被害者 増やすか?」を手の振りで表現してるの天才!!!
ラストの「共犯者 増やすか」で観客席へ緑を広げる照明、「きらりん」で一瞬黄色になる照明がとても印象深かったです。

ワルモノウィル
照明も相まって、曲を繋いだメッセージ性の強さを一番感じたのが、ボクはゾンビ→ワルモノウィルでした。まず照明の観点でいうと、ボクはゾンビの「きらりん」を黄色で表現し、ワルモノウィルの紫につなぐ流れ。黄色→紫という補色の流れになっていて変化の幅が最大です。そしてボクはゾンビで観客席へ緑の照明を広げ、共犯者となったヒヨコたちを一気にワルモノウィルに引きずり込む手腕。えげつない。

パレイド
ワルモノウィル→パレイドの流れはメッセージ性があるようで実は掴みきれていません。おそらくですが、ブロック4は考察ブロックですよね。別のブロックも考察できないわけじゃないですが、もっと生バンドのライブ楽しめよと言われている気がしていて、だけどブロック4はフカヨミオタクのセンサー働いてるんですよね……
Pre-2ndではひしゃげていたはずのステージ奥の花(星?)の照明がひしゃげていなかったことも印象に残っています。また、イントロ終わりで夏川さんが笑っていたこと、全身を大きく動かしている夏川さんの振り付けは内向きに閉じていくパレイドではなく、周りも巻き込んで傷つけていくかのような印象を持ちました。まだうまく言葉にできていないので、ツアー中にうまく言語化したいと思います。あとここは日替わり枠な気がしました(?)。

ミザントロープ
キミトグライドを受け継いだ特殊イントロでした。ほぼ同じ。もうこんなん考察しろって言われてるようなもんでしょ!と思ったものの、初見のミザントロープ、ただただ棒立ちになって浴びる選択をしました。

ミザントロープはいろいろ考えていることがあるので別の機会で語りたいと思っているのですが、ざっくり「目を閉じ、眠ること = きらびやかな街に存在すること = 夢まぼろしの話」だと解釈しています。目を閉じることに大きな意味があると思っているのですが、席運の都合で夏川さんの表情を確認できませんでした。前の席ください。

「僕は君を忘れない」が物語を決定づける歌詞だと考えた上でライブに臨んだのですが、泣いてしまったのは「僕の声に熱が込み上げる」でした。あまりに急に来たので自分でも何がそんなに刺さったのか言語化できていないところです。ここも今後のツアーでの宿題です。

MC④

今回のツアータイトル「MAKEOVER」についてのお話がありました。「変身、大改革」という意味合いで、ハレノバテイクオーバーと掛けつつ、Pre-2ndを経ての2ndを示すパンチのある単語ということで決まったそうです。ハレノバと掛けているお話は以前リリイベでもお話されていましたが、「Pre-2ndを経ての2nd」というお話は初めてだったので、とても嬉しかったです。
グッズも変身・改革をきらきらしたものでなく、泥臭い変身にしたいということで工事現場がモチーフになったそうです。
夏川さん自身、これまでの成長は川の石が荒波に揉まれてなんとか形になったとお話されていて、MAKEOVERもそうしたいという想いがあるそうです。セットが錆びついているのもそういう意図が込められているそう。「みなさんの感情を動かせるせるような人間になりたいので、今後ともよろしくお願いします」とも仰っていました。

ブロック5

すーぱーだーりー
ギターでイントロ演奏してくださるの天才!!!

どうすることもできない様子を箇条書きにします
・手をふる夏川さんかわいいよぉ
・「ねぇ ダメかな?こんな私じゃ」でぷくぅってする夏川さん
・手を振って歩くのかわいい
・「落ち着くかと いわれれば」でいけずっぽく地面を蹴る夏川さん
・客席に口パクする夏川さん
・「はっ 笑(΄◉◞౪◟◉`)」のあともずっとかわいい上目遣い上目遣い上目遣い
・飛び跳ねて、手をふる夏川さん

That's All Right !
コンパスの針で刺してもらえました

チアミーチアユー
また夏川さんと陽介さんの戦いが見れる!!!と感無量でした。
本日の戦いは、夏川さんが果敢に陽介さんに挑むも、ホイッスルを吹かれて負けてしまいました。ぐずってる夏川さんかわいい。
9ヶ月ぶりに浴びる千明さんのスラップベースこれですよこれ!!!

キタイダイ
メモに何も書かれてない。記憶もない

クラクトリトルプライド
Pre-2ndでは陽介さんにつられてクラップしてた客席。今回は客席側が先にクラップしていて、あとから陽介さんがクラップしてくださったのがたまらなく嬉しい光景でした。

アンコール

ナイトフライトライト
イントロはストロボ演出でした。アンチテーゼのストロボ演出、会場の制約かと思っていたんですが、この出力出せるならアンチテーゼでもぜひ…
間奏の早川さんのスネアめっちゃ気持ちよかったです。

ふせったーに書いたやつここにも書いておきます。

「添えましょう 光」でUOを折った理由を書いておくと、ナイトフライトライトにおける光は夜を越えた先にあるものと解釈していて星(= フェイズ1のパイレドできらきら見つめていたもの。閉じたまぶたに描くもの)ではない。星は夜の先(= 朝)には見えなくなるべきなので、添える光は星をMAKEOVERするほど強いものがよいと思ったからです。

ナイトフライトライトも風や夜に一定の解釈を出せたのでどこかで語りたいシリーズです。

ラブリルブラ
ここでラブリルブラはエグい…これまではバースデーシングル「パレイド」のカップリングでお誕生日をお祝いする楽曲でしたが、ナイトフライトライトから繋げられることでMAKEOVERそのものを象徴する楽曲になったと思います。夜明けであり、生まれ変わり……。ナイトフライトライト考察記事をもし書くことがあれば、この流れは言及しない選択肢がないくらい大きな意味合いを持ったセトリだと思います。一方、日替わり曲になりそうな気配もありますよね。もしHIRAETHとかになったら「もう帰れない場所に、帰りたいと思う気持ち」[出典] という意味になってしまう……(さすがにやらないと思う)

MC⑤

これまでのMCで喋りすぎた夏川さん
(*>△<)「押してるって言われちゃいました。みんなが帰れなくなっちゃうって」
(*>△<)「短めでいきます」
(*>△<)「でも多分長くなります」

メモの限り残させて頂きます。(いいアーティストの件がメモから復元できなかったので覚えてる方いたら教えてください🙏)

ライブ大好き。ずっとしてたいレベル。それは嘘だけど!
なんでかっていうと、ライブが一番向かい合える。感情を入れて、伝えることができる。なにか自分を表現したい、なにか皆さんに見てほしいから、こういうお仕事を選んだ。内に溜まったものを届けられるのがライブ。だから好き。
受け取ってくれる人がいるというのはこんなに幸せなことだと思うし、どうしても(Pre-2ndは)100%ができなかったから。でも今回はまごうことなき100%で、zeppよりもいっぱいのヒヨコ。
個人的には目標、ここで!は言わない。叶わなかったら恥ずかしいし。ナンちゃんはもっとたくさんのヒヨコと感情を共有できるようなライブをしたいです!会場用意してえらい人!大きい会場に連れていきたいです!

ハレノバテイクオーバー
「最後にもう一回この曲歌ってもいいですか!」から始まったハレノバ。まさか2回歌うなんて思ってもみなかったので本当に驚きました。そして冒頭のハレノバ中に思っていた「この曲はライブの最後であってほしかったなぁ」という想いが成就してとても幸せでした。たっっっっっのしかった!!!!

最後に

まだまだ考察しきれてないことも、解釈しきれてないこともたくさんある楽曲たちとセットリストですが、初日はただただ楽しかったという記憶が残っています。終演後、知り合いのヒヨコさんたちとお話していたときのぼく、自分でもわかるくらい笑顔でした。本当に本当に楽しかったです。個人的な宿題はたくさんあるけど、大阪公演もめっちゃ楽しみます!!体力も付けます!!最高の初日をありがとうございました!!大好きです!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?