雨宮天 10/6リリース「COVERS -Sora Amamiya favorite songs-」CD購入者キャンペーン 雨賞 参加記

こんにちは。れすです。
2021年10月30日(土) 15:00に開催された雨宮天さんの「COVERS -Sora Amamiya favorite songs-」CD購入者キャンペーン 雨賞に参加しました。本当にご本家の歌謡曲がお好きなのだなぁと一つ一つの言葉や表情から伝わってきて、聞いているこちらが幸せな気持ちになるイベントでした。そして何よりジャケットや歌詞カードのお写真がどれだけの工夫と想いを込めて作られていたのかというお話が聞けてとても嬉しかったです。制作裏話は本当に貴重でありたがいので、こういうお話もっと聞かせてください！

オープニングトーク

「いつもの方も、はじめましての方もこんにちは。雨宮天です（いい声）」から始まったリリースイベント。早速コメントで「どうしたの？？？」と突っ込まれていました。
(天ﾟ∀ﾟ)「余所行きとか言って！丁寧にやってるだけじゃ！」
天さん曰く、「ちゃんとした人なんですよ？」とのことです。

リサイタルのリハで使っていて、本番では会場の音響と合わずに使えなかったマイクを見せてくださいました。5、60年前に使われていたものだそうです。

オープンニングトークは、雑談タイムということで質問を募集することに。みんなと同じく普段はお仕事しているので、そんなに楽しい毎日、いろんな出来事が起こる毎日を送っているわけではないそうです。

Q. 今日のお昼ご飯は？
A. タイ料理。このイベントの合間に食べてきた
「みんな何食べた？」の逆質問で拾われたインドカレーに対しては「ナンおいしすぎない？もちもちで」だそうです。

(天ﾟ∀ﾟ)「おなか空いてないんだったらいいんだ。目の届くところにおなかすいてる人はいてほしくないんですよ。空腹は不幸だからね」
突然スケールが大きくなってびっくりしました。

Q. 最近読んだ小説は？
A. 重松清さんの「とんび」と、岩井勇気さんの「僕の人生には事件が起きない」を挙げられていました。本を選ぶときは、ネット頼みだそうです。理由は「外したくないから」とんびも「泣ける「とか「ハートフル」で調べたそうです。昔とんびを読んでヤスさんにボロ泣きしてしまったので急に出てきて「わ！」ってなりました。

映画だと、イカゲームを見始めたとのこと。
(天ﾟ∀ﾟ)「お食事中に見るのはダイエットになるかもね〜」

ジャケット撮影アフタートーク

ジャケット撮影時のオフショットについて、天さんがトークするコーナーです。

写真チェックをしている天さんのショット
(天ﾟ∀ﾟ)「怖いんだよ。顔が」
ポージングなどで全然変わってくるので、隅々までチェックしようとすると真剣になって、結果顔が怖くなってしまうそうです。リリイベ限定ということで先輩大臣さんと後輩大臣さんも一緒に写真チェックされていましたね。みなさん真剣な表情でお仕事されていてとても素敵でした。

ダイヤル式の電話のショット
ダイヤル式の電話は普段使わない道具なので、いろいろ試行錯誤されたそうです。机の上から受話器を取るのか、手で持つのか。ぐるぐるのコードを指に絡めるのか、絡めないのか。どうやったら自然に見れるのか、きれいにみえるのか。本当にいろいろな面から素敵なジャケットが作られているのだなと、一つ前のお話の真剣な表情にも頷けるエピソードでした。

絨毯にごろごろするショット
絨毯を何枚も重ねて撮ったそうです。寝転ぶと「ぶわっと広がってネグリジェ着た母ちゃんがごろんって寝転がってるようも見えちゃう」そうです。寝転んだあとにも、手の置き方を工夫したり、シワをきれいにみえるよう衣装さんが調整したり、髪もメイクさんが直してくださるそうです。こうなると自分ではチェックにいけないのでスタッフさんを信じたり、撮った写真をマネージャーさんさらにスマホで撮ったものをチェックするなどされているそうです。本当にすごい。

かっこいいスタンドマイクのショット
フリイジアでも使ったもので、実際にはマイクとして使わないものだそうです。SWEET MEMORIESの歌詞カードにある絶妙なライティングを作る門外不出（？）の撮影テクニックのお話がありました。（箝口令は出てないものの念のため伏せておきます）

縦窓の建物のショット
建物自体が築80年だそうで、スタジオ用に縦の窓になっているわけではなく建てられたときからそういうデザインだったそうです。レトロの造りで雰囲気がある場所で撮れたと仰っていました。

フライディ・チャイナタウンのページのショット
建物の屋上での撮影で、下の道路を走る車のライトで雰囲気を作るために、青信号のときでなく、赤信号のときに撮影したそうです。ちなみにお写真にある赤い「OVRES（COVERSからCを取ったもの）」は実際には存在せず、合成だそうです。

なお、みずいろの雨とレイニーブルーの歌詞が縦書きになっているのは雨をイメージしたデザインだそうです。傘を持っているシーンも水滴が自然に見えるよう霧吹きで調整して撮影したそう。たそがれマイ・ラブの小道具も「これは北ウィングでは？」「これはあの曲のあの歌詞では？」となるところがあるので隅々までみてほしいとのことでした。

キーワードトーク

(天ﾟ∀ﾟ)「みんな大好きハッピーゴールデンボックスです！」

Q. 最近のラブなもの教えてください
A. 最近は辛いものばかりを食べ続けているそうです。なんでも、すごい勢いで曲を作っていたそうで、良くも悪くも追い詰められていくと辛いものが食べたくなるそう。RBV仙台公演の「ストレスを発散しにきた」という発言もこのストレスだったそうです。移動の新幹線でも作業されていたそうで、お披露目楽しみですね！！

食の話題から、天さんの手が細くてきれいだというお話に。見える子ちゃんのTikTokでも手がきれいと言ってくれる方が多くて嬉しかったそうです。（このあとは箝口令が敷かれたのでカットです）

Q. アルバム収録曲で一番難しかった曲は？
A. いろんな難しさがある（高い音がいっぱいだったらみずいろの雨だし、迫力のあるサビだったらたそがれマイ・ラブ）と前置きしつつも北ウィングを挙げていらっしゃいました。中森明菜さんの感じを出したくてもそもそもの声質が違うので、「真似っ子もできてない。自分のよさも出せてない。少なくとも自分そう感じた」と仰っていました。納得がいかず、別日にもう一度レコーディングしたということもあり、北ウィングが一番難しかったそうです。

Q. 最近の悲しみがとまらなかったできごとを教えてください
A. 仕事終わりのエレベータに乗った瞬間に醤油ラメーンのにおいがして、醤油ラメーンを食べたい気持ちになった天さん。調べたら食べログの評価がいいお店があったからいってみたそうですが、臨時休業中だったそうです（しかもいった次の日から再開する）。雨が降っていたにも関わらず、さらに別のお店にいったら定休日。他にも「ツアー中だし整体にいこう」と行ったら定休日でそういう運がないそうです。

Q. 明後日から11月です。この秋冬にやりたいことは？
A. 以前スキーにいったときは、リフトに乗ってると寒さでiPhone使えないし、すっ転んでも誰も助けてくれないし、笑ってもくれないしと悲しい思い出だそうです。それを塗り替えるためにも5、6人でわいわいスキーにいきたいそうです。

Q. フライディ！と飛んでしまうことは？
A. リサイタルがめちゃくちゃ楽しかったことをお話されていました。
(天ﾟ∀ﾟ)「みんな私のカラオケ聞いてってくれやぁ（巻き舌）って感じで」

リサイタルにいらっしゃっていた社長さんから、
「レイニーブルーは聞いてこなかったから好きな曲というわけでもなかったけど、公演の曲をきいてすごくいい曲だなって思った」と言ってもらえたそうです。好きな曲の良さを自分の歌で引き出せていたのかなぁと思いすごい嬉しかったと幸せを噛み締められていました。

Q. 北ウィングから。飛行機に乗って一人旅立ちたい土地は？
A. (天ﾟ∀ﾟ)「飛行機きらい。一人旅もきらい」
反省会始まっちゃうので一人旅向いてないことがわかったそうです。

Q. アルバム収録曲で一番スムーズに収録できた曲は？
A. 4、5回くらい通して終わったSWEET MEMORIESとのことでした。もともとカラオケで何度も歌っていたり、サビでしゃくれ入れたいなどイメージも固まっていたそうです。

歌謡曲の英語歌詞に関するお話もありました。例えばカーペンターズをカバーしますだったら、ネイティブの英語に近づけようって頑張るんだけど、歌謡曲はほどよい英語を意識しているそうで、日本人が作った英語だからいい塩梅でやりたいとのことでした。

エンディングトーク

今回のアルバムは、天さん自身が強く主張して作られたものというより、「たくさんの声があって作られた」ということを何度もお話されていました。そういった声もあってリサイタルが開催されたことを振り返りつつ仰った「私の活動をみんなと一緒に作っていけたらなと」という言葉はとても素敵でした。