見出し画像

【ライブ備忘録 No.271】 サニーデイ・サービス TOUR 2023 第2部 @ 四日市 CLUB ROOTS [23.11.05]

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -


サニーデイ・サービス
TOUR 2023 第2部
@ 四日市 CLUB ROOTS [23.11.05]

01 - 八月の息子
02 - 海辺のレストラン
03 - 江ノ島
04 - 心に雲を持つ少年
05 - スロウライダー
06 - NOW
07 - 幻の光
08 - 魔法
09 - 虹の午後に
10 - ノー・ペンギン
11 - サイダー・ウォー
12 - Goo
13 - 恋人たち
14 - 枯れ葉
15 - 夏は行ってしまった
16 - 恋におちたら
17 - ご機嫌いかが?
18 - 花火
19 - ロンリー・プラネット・フォーエバー
20 - 桜 super love
21 - コンビニのコーヒー
22 - 春の風
23 - こわれそう
24 - 風船讃歌
25 - 家を出ることの難しさ

E1 - 胸いっぱい
E2 - コーヒーと恋愛
E3 - 青春狂走曲

WE - セツナ

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

【Instagram 感想】2023.11.05 sun


【すごく長い日記、四日市 編】
サニーデイが三重に来るらしい。これは絶対に行かないといけない、観ないといけない、という使命感のもと、休日に車を走らせて四日市へと向かった。

三重は地元だけど、四日市にはほとんど行ったことが無かった(名古屋へ行く道中で通り過ぎるくらい)。今回は折角だから、気になっていたお店を時間がある限り巡ることにした。まずは餃子の新味覚。名前からして、もうこの店、たぶん好き。開店直後に向かったら既に行列。結局30分くらい並んで、お目当ての餃子にありつけた。大内山牛乳なつかしい。餃子と牛乳の組み合わせは、意外と合っていた。ガラスケースに入った麻雀牌を眺めながら、5分で平らげた。お腹を持たせるために一皿だけ食べて、店を後にした。

駅中心部へ向かい、リモートブックスという本屋さんに行った。新刊よりも古本が多かった。詩人・池田彩乃さんの『この世の本で待ち合わせ』というZINEが気になったが、結局買わなかった。その代わり(では無いけれど)、くどうれいんの『うたうおばけ』の文庫版を買った。

本を買って喫茶店へ向かう。スワサロン、2階立て。店員さんに促され2階に行くと若者だらけ。この空気、きっと耐えられないだろうと思い1階に引き返す。1階は地元のおっちゃんばかり。新聞を熟読している重鎮たちの中へ飛び込む。やっぱりこっちの方が落ち着く。自分ももうおっちゃん、と言われる準備は出来ている。鉄板ナポリタンとアイスコーヒーのセットを頼み、借りていた本を読む。気付いたら小一時間経っていた。

ライブまでの時間は百貨店の大型書店やら、無印やらで時間を潰した。日が暮れてきて、ようやくライブハウスへ向かう。会場は住宅街にあり、一見自治会の集会所?のような建物。でも中身はちゃんとクラブであり、ライブハウスだった。キャパはおそらく300人くらい。前方5列目、真ん中辺りでその時を待った。

久々に生で観るサニーデイ。きっと2018年のあの土砂降りの森道以来。ワンマンはその直前にあったバナナホール(だったかな...)以来。5年前に観た時はMCが無く、とても殺伐とした印象で、観ていて胸が締め付けられる(じりじり痛む)ような感覚のライブだった。そんな印象で止まっていたから、今回はその時とは対照的、面食らった。三人ともとても表情は朗らかだし、カラッとした爽快感のある演奏の連続。何だか高校生のような初々しさまで感じた。「サイダー・ウォー」では"バイトしてギターを買う"とまで唄っているし、終始、ずっと欲しくてようやく手に入れた楽器で戯れる、少年たちのように見えた。曽我部さんがMCのたびに「どうも、サニーデイ・サービスです!」と放っていたのも嬉しかった。元気出た。明日も頑張ろうと思えた。

あまりライブで手を挙げることはしないのだけれど、「春の風」だけは、自然に手を天に突き上げていた。感情が昂って涙も出た。ライブハウスで観るサニーデイ、やっぱり格好良いなぁ。本当に来れて良かった。また三重に来てください。今度は地元のライブハウス(マクサ)で観たい。いつか叶えばいいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?