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「刀城言耶シリーズにはまってた」240125摂取コンテンツ日記


三津田信三『凶鳥の如き忌むもの』講談社文庫

読後の感想「その儀式は継承しないほうがいいってマジで」。

主人公の「物事を分類しましょう」「こう考えたんすよね~まあありえないんですけど」という飄々としつつも地に足ついた思考を追いかけるのが楽しい。

三津田信三『首無の如き祟るもの』講談社文庫

奥多摩ということですぐそこにある地名が出てきて少し嬉しい。「(うんうん考えた末の)たぶんそうなんだろうな~」という予想が当たって嬉しかった。名のある旧家ってのは大変だなあ。

三津田信三『山魔の如き嗤うもの』講談社文庫

このシリーズ、どんどん人が死んでいくので心配になってきた。み、みんなもうちょっと平和に生きません? それができないから事件になっちゃってるんだよな。最終版の「山魔が嗤う」シーンの不気味さがすごくよかった。

ここまで読んでようやく、作者の「最後までホラーかミステリか判断できないような話を書きたい」という意図を知った。これの終わり方なんかまさにそうだ。毎回すっきりする解決とともに一抹の不安と恐怖を振りまいてゆく感じ、好きだ。

三津田信三『密室の如き籠るもの』講談社文庫

シリーズ短編集第一弾。一話目のトリックは「それが人魂に見えるかあ?」という疑問がありつつも、そこに至るまでのホラー描写がしっかり不気味で大満足だった。本著のタイトルになっている短編は密室トリックの分類や歴史講義も挿入されて最高。珍しく「怖い」ではなく「物悲しいな」と感じる結末だった。

こふで『べな』マージナルコミックス(双葉社)

なんとなく読み始めて。とてもよかった漫画。4巻完結。ジャンルはBLとのことだけど、登場人物の心理描写が丁寧で、赦しに関するお話はしみじみとよかった。

白井智之『お前の彼女は二階で茹で死に』実業之日本社文庫

なんでそんなタイトルにした? 堂々の第一位。まだ途中ですが、まだ誰も茹で死んでいません。二階で茹で死にってどういうこと?????? なんでそんなことするの???

フェイクドキュメンタリーQ 各種動画

ホラーモキュメンタリー(実話風のウソ)の動画作品ならここが一番いいなと思っている。仕事中だらだら垂れ流している。

その他日記

友人と交換日記という名のクローズドなSNSを始めました。毎日ショーもないことを書いています。あとなんか書こうと思ったんだけど忘れちゃった。まあまた今度思い出したら。

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