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2022-2023 POG 注目馬 vol.001

シャンロッサの2020(ハスラー) 性別:牡
父:ロードカナロア 母父:Galileo
生産:三嶋牧場 厩舎:友道康夫 馬主:石川達絵

2022/5/23追記・修正

友道厩舎は、POGにおいて最も重要視しているといっても過言ではありません。

まぁ、実績を考えれば当たり前かもしれないし、同じような人も大勢いらっしゃるかと思われます。

まずそこが入口でしたが、一頭一頭見ていて妙に気になったのが本馬です。

最も目を引いたのが配合で、

父はロードカナロアですが、配合面における成功パターンにがっつり当てはまるというか、いくつかの点でかのアーモンドアイと合致するということで、非常に注目しています。

それは何かというと、Special、Sex Appealといった名牝のクロスが発生していること。

ロードカナロアの成功パターンとして、母系にサドラーズウェルズがあるといいというのは既に有名かと思われますが、

あれって、Specialのクロスが効いてるんじゃないかと思うんですよね。

まぁ、アーモンドアイの場合はヌレイエフを経由しているので、若干違いはありますが、

サドラーズウェルズが入ることで、距離適性も延びるとかどうとか。

そんなわけで、本馬の母系にもサドラーズウェルズが入っていて、Specialの5×6が発生。

そしてもう一頭の名牝Sex Appeal。

Sex Appealはトライマイベストとエルグランセニョールを出しており、Specialにも劣らぬ名牝と言えるでしょう。

日本であればダイナカールなど優秀な牝系と呼ばれる一族が存在していることからも感じるのですが、

そういった牝系の祖と言えるような牝馬が持つ影響力は馬鹿にできないんじゃないかと思っています。

と、話がずれましたねw

アーモンドアイはこのSex Appealの3×6というクロスを持っていました。

そして本馬も5×6で持っています。

まぁ、安直かもしれませんがねw

ローズSやフラワーCを勝ったカンタービレの半弟となりますが、兄弟もそこそこ走っているので、お母さんの繁殖牝馬としての能力は結構高いのではな
いでしょうか。

体つきも素晴らしいですね。

馬体を見る際は後股をまず見るのですが、、これは腰(トモ)、飛節、管、球節、繋ぎ、蹄といったパーツ単体の作りはもちろんのこと、それらのパーツがどのように組み合わさって地面と接地しているかというところを非常に重要視しています。

姿勢によって見え方も変わるのでやっかいですがw

そういう観点から見て本馬の後股はとても理想的ですね。

ロードカナロア産駒らしく肉付きもとても良さそうです。

胴もそれほど詰まっているというわけでもなさそうなので、今後どれだけ伸びが出てくるかにもよりますが、短いところまでの馬でもなさそう。

生産は日高の雄、三嶋牧場。
個人的には結構注目しています。

指名順は…私の参加しているところでは分かりませんが、一般的には中位くらいの想定でよろしいのではないでしょうか。

514kg



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