理不尽と戦う乙女ゲーム・スチームプリズンの感想
PC版のスチームプリズンをプレイしました〜!
最近の評判良い作品とかと比べると劣るけれど、まあまあ面白かったです。これはグランドエンドまでプレイしてこそですね。
1キャラ11枚程度と、全体としてスチルが少なめでした。Switch版とかだと増えてたりするんでしょうか?ほしいところでスチルがなくて、物足りない。でもスチルは綺麗でした。
主人公が置かれている立場的に仕方ないとはいえ、序盤冷たい攻略対象が多いのが悲しいですね。もちろんその分、終盤になると愛おしさは増すのですが。ウルリクとかウルリクとかアダージュとかウルリクとかね。推しは強いて言うならアダージュです。
攻略順はエルトクリード→ウルリク→アダージュ→イネス→ユネ。そしてグランドエンド。
Switch版ではフィンルートがあるらしいですが、PC版ではありません。可哀想。ごめんな、幸せにしてあげられなくて……。
まあでも若干フィンEND的なのがあるので、それはとてもおいしかったですね。当て馬キャラのヤンデレ好きです。オランピアソワレの彼とかね!
個別ルートのはなし
エルトルートでは真相に1ミリも近づかないのでちょっと戸惑いました。でもエルトが一番やさしいので、入りとしてはちょうどいいですね。下界についても教えてくれるので助かる。エルトとウルリクの掛け合いもよかった。エルト、口うまいなあ。
ウルリクはかわいかったですね。顔の右側から垂れてる髪の毛がかわいい。あとグランドエンドのエピローグ的なところのウルリクめっちゃかわいい。ウルリクルートのシナリオは正直そこまで刺さらなかったのですが、徐々に主人公に心を開いていく様子がよかったです。
アダージュルートはややご都合主義要素が強かったかなと思いますが(アダージュが下界にいる理由付けが弱いところとか)、まあアダージュがかわいいので許せる。アダージュルートが一番乙女ゲームしてる気持ちになれました。あとはアダージュルートくらいからかなり真相に近づいてきます。
イネスルートはHAPPY END感がかなり強いですね。イネスルートではフィンが救われていたと思えるので、よかったです。基本、フィンが不憫すぎるんじゃ……。
ユネルートはこれまたご都合主義が強い。さんざんあがめておいて、みんなそんな態度急変させるの……?と戸惑いました。神官院のクーデターだ!みたいに思う人はいないの……?まあでも、真相の本筋とは関係のないところに茶々を入れるのは野暮というものです。細かいことは気にしすぎないのが物語を楽しむコツですね。
グランドエンドは実質あれもうフィンルートだよね?フィンルートだと思っていいよね??フィンはしっかり想いを伝えて幸せになってくれ……。不幸になってしまう人が多い作品なので、グランドエンドは救われます。本当、特にフィン。
思ってたよりいろいろ書けちゃったな。案外楽しんでいたのかもしれん。次は途中で止めてるYu-noをします!