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大学生のリアル「起業」日記 その3 本を読んでのアウトプット① ジェームズ・W・ヤング 『アイデアのつくり方』

どうも!学生団体RePurposed富洲原代表のカイです。

1大学生である僕が1つの会社を立ち上げるまでの物語を綴っていきます。

実は8月からYoutubeを始めまして、そちらでは動画を使って起業するまでの様子をお見せしています。

このnote上では、文章でお伝えしていきますね!

具体的にどんなことをしていくのかというと、僕が起業に向けて勉強している本や動画のアウトプットをこのnoteを使って行っていきます。
また、起業を行うまでの過程で書かなければいけない企画書やビジネスモデルの構築や事業計画書に関しても一部お見せしていこうと思っています。

僕と同じように起業を志す人たちの参考になればなと思いできるだけ良質な情報をお届けできるよう精進いたします。

今日は『アイデアのつくり方』という本を読んでのアウトプットです。

この本は初版発行は1940年と80年も前に発行された本なのですが、広告や産業がかなりの進化を遂げた現代にも通ずる「アイデアのつくり方」が記されています。

冒頭でこのように述べられています。

「アイデア作成とは、ある特定のアイデアをどこから探し出してくるかということではなく、方法に心を訓練する方法であり、アイデアの源泉にある原理を把握する方法である」と。
つまりは、「アイデアのつくり方」は小手先のテクニックだけでなんとかなるようなものではなく、並々ならぬ努力の上に生まれるものであるんだと解釈しました。

また、「アイデア=既存の要素の新しい組み合わせ」とも記されており、まるっきり新しい考え方はそうそう生まれないと書かれています。
この考え方は、たくさんのサービスやモノがあふれ、科学の発展を遂げた現代においてはよく言われる考え方ではありますが、著者のヤングさんはこれを80年前に文字に著してるのだからほんとにすごいですよね。

この「アイデア作成」、そもそもの「アイデア」に関する考え方から導き出されるのは、「アイデアを作り出す才能とは、新しい一つの組み合わせを導く才能のことであり、その才能は事物の関連性(一つの総合的原理を引き出すこと)を見つけ出す才能に依存する」ということです。

ここまでは概念の説明で、ここからが本題です。

アイデアを作るために「心の技術」を鍛える必要があるそうです。
その「心の技術」には、5つの段階がありその5つを達成することでアイデアは作れるそうです。

まず、1段階目。この段階がもっとも大変な作業でありながらもっとも重要な作業です。
①資料収集←超大事!!

ヤングさんは、資料には2種類あるとおっしゃられています。
1つ目が、特殊資料、2つ目が一般資料です。

特殊資料とは、製品と消費者についての知識。一般資料とは、人生とこの世の種々様々な出来事のこと、すなわち一般常識のことです。

なんだこんな当たり前のことか。僕も思いました。

しかしながら、この過程を甘く見すぎだとヤングさんは言います。

めまぐるしい数の文献を調べ、資料を集めて集めまくり、まずその商品やサービスに関してはその道のプロや研究者並みの知識を詰め込みまくれと。
それに、普段の生活においてもアンテナを張りまくれと。

ここで妥協しては、アイデアは生まれないし、一番時間をかけるべきだといいます。

ただ、この過程で気を付けなくてはいけないことがあります。
それが次の段階にも通ずることなのですが、、、

②パズルを組み合わせる努力をする。
ことです。

つまりは、この段階で資料に手を加え始めます。
1段階目を終えた皆さんの周りには、無数の情報と知識があることだと思います。

しかし、この無数の情報と知識が点在するだけでは意味がありません。
情報を整理し、活用しやすい工夫を施す。これが2段階目です。

そのため、1段階目の段階でやみくもに情報を集めるだけでなく、2段期目を意識してうまく整理しておくことが重要だそうです。

次に3段階目です。
③問題を完全に放棄して想像力や感情刺激するものに心移す
です!

そして4段階目は、常にそれを考えていること
です。

1段階目と2段階目を終えた皆さん。
お疲れ様でした。

この1段階目と2段階目が「アイデアの作り方」の全てだといっても過言ではありません。
ただし、ここからはいままでと異なる苦労が生まれます。

アイデアが湧き出てこないんです(笑)

3段階目からは意図して出てくるものではありません。
その分野においてエキスパートになったあなたにアイデアが浮かんでくるのは、近所を散歩しているときかもしれないし、服やカバンの買い物に出かけているときかもしれないし、はたまた久しぶりにあった友達とお茶を飲んでいるときかもしれません。

こればっかりはいつになるかはわかりません。
ただ、1段階目と2段階目を終えているのだとすれば安心してください。

ずっとそのことを考えていさえすれば思わぬタイミングでアイデアが湧き出てくることをヤングさんは約束してくれます。

そして今までにないアイデアが湧き出た5段階目。
⑤現実の有用性に合致させるために最終的にアイデアを具体化し、展開させる段階。
です。

本当にここまで長い道のりだったと思います。

しかし、せっかく湧き出たアイデアも世間の方々からの理解を得て、利用してもらえないことには今までの苦労が水の泡です。

このアイデアが湧き出たタイミングでの世間のニーズを分析したうえで、世界中にその世紀の大発明を知ってもらいましょう。
その素晴らしいアイデアの使い方が専門家であるあなたにしか理解不能では意味がないのです。

アインシュタインの相対性理論も特殊相対性理論のままではアインシュタインにしか理解できるものではありませんでしたが、一般相対性理論に落とし込むことで世紀の大発明として世界に知られることとなりました。
それほどにこの5段階目も重要なステップなのです。

以上に述べた5段階を経てようやくアイデアは作り出されるものなのです。

よく成功者の方がかも大した努力もせずにふとした時にアイデアが浮かんだと耳にしますが、あれはその努力を言わないだけで日ごろの情報収集をやりつくしたうえでの賜物だと思います。

僕もこの本のタイトルを読んだときに「そんな簡単な方法があるのか!」と食いつきましたが、「アイデアの作り方」に近道はないのです。

僕は「廃棄寸前の漁網」を使ってビジネスを興したいと思っています。楽な方法なんてないって割り切っておとなしくとりあえず漁網のエキスパートをめざしまーす。(笑)

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

よければ下記リンクに大学生カイのリアル「起業」日記Youtube版を張っておくのでそちらもチェックしてみてください!

また、スキやコメントをいただけるとあなたのアカウントに飛んで行ってお礼を申し上げに行きます(笑)
では、また次回お会いしましょう!!

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