見出し画像

運転上達法その1 運転上手なドライバーの特徴とちょつとしたコツ

運転が上達したい!そう思う人は多いはず😄
でも
いろんな手に入れたい上手がある…

☑️車庫入れが…
☑️車線変更が…
☑️バイクで低速のふらつきをなくしたい…
☑️丁寧な挙動にしたい…
☑️女の子にモテたい…
☑️社長に誉められたい…
☑️トラックの積み荷を壊したくない…
☑️見知らぬ土地でも慌てない為に…
等々たくさん出てきます

数多くの教習生をみた経験からシリーズで分かりやすく改善法をまとめてみたいと思います👍

今回は運転姿勢について

運転姿勢についての私見

運転姿勢の見直しは、ドライバーの皆さんが以外と軽視するところであり、本当はとても神経を使ってほしい簡単に改善できる最初のポイントなのです。

既に免許を取得して運転している方も参考になると思います!シート位置を再チェックしてみてください☝️

まずシート位置の良くない人が圧倒的に多い!

これから免許を取る人ばかりでなく、初心者や高齢者、企業ドライバー、時に警察官の方も、
運転を拝見させてもらっての感想です😅

これで事故に繋がったり、疲れを感じやすくなります(疲れも事故に繋がります)
咄嗟の行動が取り難いものです。

ペダルの踏み替えが素早くできるでしょうか?
試してみてください!
運転席と助手席で
「せいの!」の掛け声とともにペダル移動のスピードを誰かと比べると分かりやすいのですが…

※  早いから良いものではない!しかし、移動の弱点、変な踏み方のドライー(アクセルから踵をつけっぱなしのピボット操作をするドライバーもいる)を相互チェックで指摘することができ刺激にもなる

教習内容にはAT車にて急発進した時の対応を体験してもらう教習内容があるのですが(高齢者講習も実施)、
60近いおじさんの私の方が反応が早いです!
いくらもっと早く!と何回やってもらっても私より遅い方が圧倒的に多い!
やり慣れない操作ではありますが、やはりよく見るとシート位置が曖昧なままがほとんどなのです。

シート位置が曖昧な原因は、
1,  シート位置については各教習所でやり方がバラバラなのです。(ここは私が別の都府県で全く系列性のない教習所を経験して違いを強調できる点)
車種によって高さを上げた方が調整効率が良かったりするので、シートの前後調節が先かリクライニングが先かシートの高さが先か教習所によって違いが出るのです。

そして、ここからが大事なのですが、
2,  検定で採点に関係ないことはあまり言及せず教習生にごちゃごちゃ言って混乱させないよう配慮しているからです!
シート合わせの順番を気にするくらいなら他に覚えて実践すべき事がたくさんあるのです!
これにこだわってしまうと暗記に頼りすぎてどちらが先か検定の採点に関わらないことで悩み、逆に発進に時間がかかりすぎると発進できない未熟さがあるという大きいペナルティーになってしまうのです。

結論を言えば順番なんてどうでもいいのでしっかりと正しいシート調整を行えばいいのです。
だからシート合わせについて軽視しがちになるのではと推測します。
更に
教習生の立場から言うと検定や教習ではある程度急がなくてはいけないという状況を感じ、焦ってしまいます。私たち検定員の雰囲気が慌てさせてしまっているのかもしれません
ゆっくり落ち着いて合わせてほしいのです!ミラーまでしっかりと…
(この時、余程時間がかからないようであれば注意されることはない!)

※  通常教習、検定時にはシート位置は一番後ろに下げ、高さも一番下に下げるデフォルト状態であるはずです!
何故なら降りる降車の安全確認までが採点範囲ですからシートをデフォルトまで直すことも行っているはずなのです。(当然直さないで降車する方もいます)

正しいシートの合わせ方

この動画は参考になります!コメント欄まで見てください!

シートの高さ クルマ前方の死角がなるべく少なくなるのが良いが上げすぎにも限界がある!天井が気にならない程度に上げ、フロントガラス面の真ん中に目線が来るくらいが妥当!当然、車種によって差が出て、標準教習車での話と思ってください!(教習車両は大きさなども決まっている)

シートの前後調節AT車はブレーキを一番重視し、足の指の付け根で踏み、かかとを着けないのが基本!しかし最近の生徒さんは足のサイズが大きいのでそれを強制しずらい!膝から下全体ででコントロールする感じ!かかとで調整ではない!
ただ、かかとで調整が違法なのではなく統一された基本としてかかとと言わせていただきます❗
(大型車などのエアブレーキ装着車などはちょっと違います!違う機会でお話ししましょう)
MT車は少し違って、まず、クラッチペダルをしっかり床まで踏み込んで膝が少し曲がる程度に合わせる!それからブレーキチェックとなる。(最近のMT車はクラッチスタートシステム装着車があり、床までペダルを踏まないとエンジンがかからない!)
アクセルは最後になる。普通の街中の走行でアクセル全開で走ることは絶対に望ましくないので…
クラッチ、ブレーキとの調節に合わせて妥協する感じ…

絶対に腰深く腰掛け、お尻を前に出すのではなくシートごと前に出して調整してください!
お尻を前に出して、腰とシートの間に隙間ができる教習生がいらっしゃいます。
これがお尻が動いて緊急ブレーキがしっかりと踏めない原因の一つとなるのです☝️


ハンドルまでの距離はリクライニングとチルトステアリングのバランスだ!教習生によってはチルトステアリングの説明すら受けてない場合がある。
と言うことは一般ドライバーでも知らない人が存在するはず!合わせ方も様々ですが、肩甲骨がシートについた状態でチェックしてください!
肩甲骨とシートが離れると無限大に合いません😅
せっかくミラー合わせも…😅
ハンドルを時計と見立て
●9時15分から10時10分の間をを肩と手のひらに力を入れずに軽く握ります
●肘は少し曲がる程度
●ヘッドレストに後頭部は着けません!死角を少なくしようとして顎を上げずに軽く引いて下さい



そのチェック法は?

シートの上げ下げは最高の高さと最低の高さをご自身のクルマで試してみるとやはりフロントガラスの真ん中の高さと言うのはバランス的に納得いくはずです。(高過ぎ低過ぎは共に死角を多くします)

シートの前後調節(足の調節)も最前部と最後部で踏んでみることから始めるといい!
膝とメーターパネル下にこぶしが縦に一つ入るくらいが理想✊

リクライニングとチルトステアリング(腕の調節)はハンドルを両手をクロスして届くかチェックしたり、ハンドル上部12時のところを両手で肩甲骨がをシートに着けたまま両手がピンと伸びたら良い位置です!
結局離れすぎ近すぎ防止のやり方がたくさんある。
教習所によって違います👍

ダメな姿勢は
●ハンドルの南半球しか届かないような離れすぎは❌
●どう見ても事故の際にエアバッグが顔を痛め付けるほどのめちゃくちゃ近すぎは❌
●正面を向いてないで斜に構えるのも❌
●シートから背中が離れているのも❌
●シートから腰が離れている❌
●アゴが突き出ている❌
事故の時に正しい姿勢より受けるダメージが大きくなりますよ!

運転姿勢を良くすると

☑️カッコいい!
☑️咄嗟の行動急ブレーキ、急ハンドルしやすい!(ちなみに、急のつく操作はペナルティーとなるし、しないことが望ましい。これは危険予測のお話しでも言及します)

☑️疲れにくい
☑️丁寧な操作がしやすい!
私は特に最後の項目を重視して説明しています

ドライバー全体に言えることですがアクセルブレーキ操作が雑です。
上手な方はその挙動が分からないくらい…
いつブレーキ踏んだの?カックンブレーキにならない!
アクセル操作も首が後ろに持っていかれるような踏み方をしない
これをなるべく私は早く教えています。伝える時期は早い方が良いのです!
ある程度のショックがあるとペナルティーなのです!


私共プロは独自にブレーキ強弱の判定方法があるのでしょうが、
私はシートから肩を少し離して座り上体の揺れの大きさで判定します!

先輩にはこう教わりました!イメージは小皿の上のピンポン玉を落とさない運転!分かりにくかったが映像をみた記憶がある…
それを実践した事はありませんが、そんなタッチで踏むのです。
私は「踏む」という表現でなく「触って!」「タッチする」と教えています。踏み込みすぎると何回やってもカックンブレーキになってしまいますから(特に停止直前の挙動には差が出る)。

私達検定員、指導員も人の子。間違いはある!しかしいろんな判定法でこの挙動の雑さ(ブレーキなどの前後の加速度)を判別している。
教習所によってはGセンサー(スピードメーターのような構造で針が振れて何Gか分かるのです)の搭載された車両を使用していて、私もセンサー経験者!
しかし、針を正しい位置にセットもせず使用してない指導員が多かった。
だから人一倍私は挙動直しに力を入れ、改善して喜ばれています!
表現すれば誰でもできる。
指摘されないとそれが丁寧だと思い込み、分からないままのドライバーとなってしまう😣

やってみようよ!
同乗者にも喜ばれるよ!

私の体験談

◇先日新人の教育を行っていたのだが教習生の内掛けハンドルがなかなか直らなかった!。次の時間は私が担当しすぐにこう指摘した!
「シートの位置が遠すぎる。また、低すぎる」
正しく直してみよう!
失礼のないよう女性の教習生にこう言いました。
これは「昔の廻すのに力の必要だった昔のトラックのドライバーのテクニック!」また、「彼氏がやってると真似したいんだよね!」何て言いながら矯正すると次の瞬間から一回も内掛けがなくなったのだ💪

◇昔の武勇伝だが、一年先輩と同期と4人で同乗して出張した時
同期の仲間とハンドルを交換しながら走行し、何気に言った先輩の言葉に心が踊った!
「かっちゃん一番上手だね!丁寧だ!社長の気分だよ!」
見てる人は見てるんだな!
既に運転している方もシート位置を見直してみてはいかが?
同乗者に変わったか聞いてみてください!もしかしたら、同乗者にも雑なブレーキ、アクセル操作に慣れさせてしまっているかも…


◇検定員見習いの頃、先輩の模擬運転で間違い探しを行い、検定員として間違いを探せるか勉強(作為)させてくれた。
その時

上の写真で間違いに気づきましたか?

私は見抜けなかった!
そしてその当時は、「そんなのあるわけないじゃん!」
そう思ったが、実際今までに2例矯正しましたから💦

先輩ありがとう!

シートベルトは正しく装着!
(これが正解!ベルトがわきの下を通っている)

●シートベルトのねじれも直そう!
●ミラーもしっかりと合わせてよう!

またお会いしましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?