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マミートラックに乗らないための私の提案 #Repro_Members


こんにちは!Repro株式会社 人事の市川です。
今日は子育てをしながらマーケティング部で活躍されている千田 侑実(Senda Yuumi)さんに一日の過ごし方についてお話をお伺いします!


■ プロフィール紹介

市:侑実さん、お仕事もご家庭もお忙しい中、お時間頂きありがとうございます。まずは簡単な自己紹介からお願いします。

千:はじめまして!Reproではマーケティング部で集客セミナーの企画、運営、登壇者の調整などを担当しています。3歳の男の子を育てている一児の母でもあります。

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キャリアとしては、新卒でLITALICOという障がい者就労支援事業や発達が気になるお子さま向けの学習サービス事業を展開している会社に入社し、福岡の施設利用者の集客を担っていました。その中で障がいのある人の多くが民間会社で苦労をしてきたことを知り、世の中の会社ってどんな環境なんだろう?BtoBの仕事がしてみたいと思ってマーケティング・リサーチ会社の営業職に転職しました。その後、 2021年5月にReproに参画しました。

市:そうだったんですね。営業職からご出産、転職に至った経緯や色々な想いについて教えてください。

千:2017年11月に出産し一年間育休を取っていたのですが、「早く働きたいな〜」と思い、マミートラック(※)に乗らないために何ができるか、復帰後も営業の仕事を続けられる方法を育休中から会社に提案していました。

市:育休中から提案なんて、すごいですね。

千:予算を持って特定のクライアントを担当するのが営業の仕事でしたが、担当のお客様に付くためどうしても翻弄されがちで、子育てをしながらこなすのは難しいと感じていました。営業アシスタントであれば働きやすかったのですが、お客様との接点は失われてしまうし、これまで培ってきた経験や実績が活かしきれない。それならサブ営業としてクライアントの窓口になりながらも、担当は決めずにクライアント横断型、チーム横断型で、売上に貢献することができるのではないかと提案したところ、新しい試みとして承認してもらうことができたんです。

アシスタントとして限定された範囲で業務をこなすのではなく、元々営業として一人で動ける人間としてサポートに入るので、成果を上げるために能動的に動くことができ、売上に貢献することができました。一般的に産後も営業を続けるのは難しいと言われている中で、一人のロールモデルとして、若手の女性に可能性を見せてあげられたかなと思うと嬉しかったです。

市:自分で道を切り開かれたんですね!どうしてReproに転職されたんでしょうか。

千:その働き方はうまくいっていたのですが「40歳までに自分の名前で仕事ができるようになりたい」というキャリアゴールに対し、リサーチ業界の営業ではできることの範囲が狭いのでは、営業以外のスキルを 身に付けたいと思い始めました。その時にちょうどReproからカジュアル面談のお誘いを頂いて、今まで考えていなかった業界だったし、インサイドセールス、カスタマーサクセス はこれまでの自分のキャリアにフィットするものがありそうと思っていたので面談を受けることにしました。最初は営業を前提でのお話だったのですが、そういう想いがあるなら、BtoB営業やマーケティングの経験を活かして、今募集中のマーケティングのポジションに挑戦してみてはどうか?と提案してくださったんです。それで転職を決めました。

市:侑実さんの人生とキャリアゴールを尊重して、未経験でもオファーを出してくれたなんて、Reproっていい会社ですね・・・!

(※:マミートラックとは、子どもを持つ女性の働き方のひとつで、仕事と子育ての両立はできるものの、昇進・昇格とは縁遠いキャリアコースのこと。)

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■ 一日のスケジュール

千:実は一日のタイムラインを作ってきました。

市:え!事前に作ってくださったんですか、さすが、お仕事が早い・・・!

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市:一見、余裕のあるスケジュールに見えますが、まだ幼いお子さんって急にお熱が出たり、マイペースだし、実際にこのスケジュールをこなすのって結構大変じゃないでしょうか!?

千:そうですね(笑)2歳まではちゃんと寝てくれないことが多くて苦労しました。20:00に寝かしつけようとしても23:00まで全然寝ないことも多かったし、寝かしつけている間に自分が子供と寝てしまったり。なので自分が起きている間にできるだけ仕事が収まるように徐々に練習していきました。1ヶ月後にこのスケジュールで動けているかわからないですが、トライアンドエラーを繰り返しています。

市:子育てと仕事を両立する上で、会社や家族からのサポートって大切ですよね。

千:そうですね、Reproに転職する時には「8時間の勤務の中でどう業務を回すか?」という前提を会社と共有してから入社しています。今日どうしても早めにお迎えに行かなきゃいけない、みたいな時でも、勤務時間がフルフレックスなので、自由に業務時間の調整ができて無理なくタイムマネジメントができるんですよ。もちろんスポットで繁忙期はあるので、そういう時は夫や両親に活躍してもらっています。

市:侑実さんは周りからのサポートを受けるのがお上手そうですね。子育てと仕事の両立を試行錯誤していく中で、心が折れそうになってしまう女性も少なくないと思います。大変な時も諦めずに、キャリアを続けられたのはどうしてでしょうか。

千:Reproに転職する前にキャリアコーチングを受ける機会があって、元々自己肯定感が低いタイプだったのですが、自己肯定感を適正に保つためには、家族以外に社会的に認められること、成果が出せる仕事を続けることが自分にとって重要だと再認識できたんです。なので自分の中で仕事を辞めるという選択肢はなくて、どうしたら理想のキャリアと子育ての両立を実現できるかだけ考えるようになりました。

それから、うまくいかない時があっても「なんでできないんだろう」と自分を責めたり負の感情を溜めないように心がけています。こういうことが起きている、と自分が置かれている状況をまず認めて、その上で何ができるかと物事を前に進めるようにしています。

あと、もしできなかった場合に備えて、周りの人にできるだけボールを投げておくのもオススメです(笑)産後ってホルモンバランスが乱れるのでマミーブレイン(※)で物忘れが増えるじゃないですか。それはもう自分ではコントロールしようがないので、周りにボールを投げておけば相手のタスクになるので、もし自分が忘れちゃっても、業務として自然と誰かがリマインドしてくれるように持っていってます(笑)

市:良いテクニックですね(笑)お子さんを早くから保育園に入れることに罪悪感を感じるママさんも多いと聞きますが、そういうことはありませんでしたか?

千:社会性は家族以外のところでしか作れないと思っているので、子供の成長を本当に想うならむしろ早くから保育園に入れてあげた方がいいと考えています。なので、罪悪感を感じたことはあまりないです。

市:確かにそうですね!

(※:マミーブレインとは、産後ホルモンバランスの急激な変化により、一時的に記憶力や思考力の低下が起こった状態のこと。)

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■ 大切にしているルーティン

市:仕事に子育てにお忙しい中で、大切にされているルーティンがもしあれば教えてください。

千:朝コーヒーを飲む、子供が帰宅したら子供との時間を優先する、寝る前の30分~1時間は好きなことをして、仕事と離れる時間を作る、などでしょうか。あと週1回はホットヨガに行って運動できるよう心がけています、あくまでも、心がけているだけで行けない時もあるのですが(笑)

市:やらなきゃ!と気張らずに「心がけている」ぐらいでいることが、侑実さんが気持ちに余裕を持てる秘訣なのかもしれませんね。

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■ コロナで変わったこと・変わらないこと

市:コロナで変わったこと、変わらないことはありましたか?

千:在宅でのリモートワークになって、出勤の時間がなくなったので、毎朝家族で朝ごはんを食べられるようになりました。その分の時間を家族との時間に当てられるようになったのがとても良い変化でした。子供がいない人も、みんなの飲み会が基本オンラインになったので、子育てしながら参加できる機会も増えました。

市:コロナは良い変化をもたらしてくれたんですね。最後に、働く女性やママさんにメッセージがあればお願いします。

千:今やりたいことがあるなら、子供がいるからとか、女性だからだめかもしれない、というのはただの想像でしかないと思って、何でもいいからまずやってみてほしいです!

一般的には子供ができたら営業などの前線のお仕事は難しいと言われていると思うのですが 、働き方を工夫したり、周りからのサポートを得ながら続けられることもあるし、やりたいことがあったら会社を変えて挑戦するのもありかなと!

市:本当にそうですね、ポジティブでパワフルな侑実さんのお話、私も元気をもらいました。ありがとうございました。

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2023/08追記
現在はSales & Marketing Div. Customer Experience UnitのLeaderをしています

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