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white album 2 感想とか

最近はスマホが普及して、ゲームの敷居が低くなっているとは思うが、ギャルゲー、またはエロゲーに馴染みのある人はまだ少ないだろう。

PCゲームはそれこそオタクな人向けのコンテンツだと僕も思います。そう考えているからこそあえて言いたい…

ギャルゲーを一度やってみてほしい。

なぜそう思えるか。
1ヶ月かけてクリアしたWhite album2を例に語っていきます。

1・奇想天外なストーリー
大作なゲーム、アニメに比べるとギャルゲーは小規模なスタッフで作られることが多いです。
それ故に個人のアイディア、思想が濃く現れます。ノベルゲーとも言われたりしますが、小説に近い感覚はあります。
White album2で僕が驚いたのは主人公が高校生からスタートし、ラストは社会人になる約5年間のストーリーが描かれているということです。もちろん省略されている所もありますが、シンプルな三角関係をここまで描ききるシナリオライターの根性に強く刺激を受けました。

2・好きなキャラクターを攻略する
これが最大の売りだろう。
自分が気になるキャラクターを攻略する楽しみが醍醐味ではあります。White album2ではかずさと雪菜という2人の三角関係がメインになっています。(途中ヒロインが増えたりしますが)
僕はかずさが好きだったのですが、攻略するのにかなり時間がかかりました。その間の試行錯誤や選択肢を決めるドキドキ感は他のゲームでは味わえないものでしょう。
プレイするとわかりますが、かずさを選ぶと…覚悟しなければいけません。

3・クリック
ゲームというと、コントローラーが必要です。
が、ギャルゲーはマウス一つで事足りてしまいます。
操作はドラッグとクリック。
シンプルですよね。
だけど、このクリックに重みを感じられるのがギャルゲーのいいところです。
僕は、1週目の時はやり直しをしないように慎重にプレイします。キャラクターと真剣に向き合うためです。
この選択肢を選ぶとどのキャラに高感度が上がるのか、どういう意味がある選択なのか。
スタッフとの戦いが始まります。
そしてそれが報われた時には割と嬉しかったりします。
White album2ではまんまと失敗しショックでプレイできなくなることもありました。そんな体験ができるのも素敵です。

長くなると読む方も疲れるので、今回はここまで。個人的には1が、大事だと思います。
集団制作はスタッフの数だけクオリティが高くなる可能性は秘めていますが、面白さと直結するかと言えばそうではありません。作品の本当に大事なのはスタッフの熱量です。スタッフの数が少ない場合は1人1人が100%以上のパフォーマンスをしないと、成立しないと思っています。
だからこそ、ギャルゲーは挑戦的で、奇抜な作品が多いのだと思います。2000年初期がPCゲーム全盛期と言われたりしていますが、その時にプレイしていたかったなとどうしようもない後悔をしています(笑)
そんな時代遅れなギャルゲーファンは、これから気まぐれにレビューを書いていこうと思います。

あまり内容のことは書けませんでしたが、次回はもっとWhite album2の面白かったところを、まとめたいと思います。

よろしくお願いします。

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