鳴尾記念 G3 6/1(土) 京都競馬 11R JRA

リピートホースとは、
同じ季節、同じ競馬場で何度も好走する馬のこと。母や兄弟、近親が過去に同じレースを好走していたりするのも同様です。
前年実績のない2～3歳戦は、好走馬に共通するプロファイルを活用します。
予想で重視するファクターは「前走」ではなく、「前年」なのです。

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鳴尾記念は21‐22年は中京開催だったが、リピーター候補は、過去10年で【1‐4‐2‐38/45】複勝率16％。7年でリピーターが活躍している。
ただ、今年は京都開催で…。

23年  5人①着ボッケリーニ（兄のラブリーデイは15年に①着）
21年  9人②着ショウナンバルディ（19年に1勝Cで①着）
18年  1人②着トリオンフ（17年に1勝Cで②着）
17年  1人②着スマートレイアー（15年に米子Sで①着）
16年 13人③着プランスペスカ（15年に3勝Cで①着）
15年   8人②着マジェスティハーツ（13年に1勝Cで①着）
14年 10人③着フラガラッハ（12年に米子Sで①着）

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◎ボッケリーニ

今年は京都開催なので、血統該当馬が中心で、エアサージュ（近親のダノンバラードは13年に③着）、カラテ（近親のステイゴールドは12月開催だが99年③着）、スカーフェイス（近親のスズカマンボは12月開催時だが04年に②着）、ボッケリーニ（昨年①着/兄のラブリーデイは15年①着）、ロードデルレイ（近親のダノンバラードは13年に③着）の5頭。

鳴尾記念は池江泰寿厩舎のためにあるレースといっても過言ではない。厩舎開業以来延べ16頭が走って【7-0-1-8/16】勝率44%。15年から18年まで4連覇を達成するなど、同一重賞では歴代最多だろう。
短期免許最終週のモレイラを手配、池江泰寿厩舎×モレイラは、過去重賞で【2‐2‐0‐1/5】勝率40％、連対率80％。

また、池江泰寿厩舎が、重賞で前年好走馬を翌年も使ってきたケースは、2000年以降、【2‐4‐2‐9/17】だが、この内、当日単勝20倍未満なら…
24年　マイラーズC　ソウルラッシュ　①着
24年　日経賞　ボッケリーニ　⑤着
23年　京都大賞典 　ボッケリーニ　②着
23年　マイラーズC　ソウルラッシュ　③着
23年　日経賞　ボッケリーニ　②着
22年　ステイヤーズS　シルヴァーソニック　①着
21年　中日新聞杯　ボッケリーニ　④着
20年　エプソムC　ソーグリッタリング　②着
20年　目黒記念　アイスバブル　②着
の5頭で9回あって【2‐4‐1‐2/9】勝率22％、複勝率78％。
着外の2回はともにボッケリーニなのだが、②着の2回もこの馬。

金子真人HDは、◎ボッケリーニと▲ヨーホーレイクの2頭出し。
「金子真人HDの芝G2～G3での複数頭出し」は、20年以降、42回あって、1頭でも③着以内があったのは、60％の25回、連対は43％の18回もある。

人気はどちらが上かわからないが、「金子馬の中で最上位人気（但し5人気以内）」だった馬は、【2‐11‐4‐11/28】で連対率46％。

中でもボッケリーニの出走レースは複数頭出しが多く、このケースでは【0‐4‐0‐1/5】。
24年のAJCCで2人②着（チャックネイトが3人①着）
23年のチャレンジCで2人②着（フリームファクシが5人⑧着）
23年の日経賞で5人②着（カントルが11人⑩着）
22年の日経賞で4人②着（ハヤヤッコが13人⑤着）
21年の中日新聞杯で2人④着（アイスバブルが16人⑭着）

ヨーホーレイクは、2走前の金鯱賞（6人③着）が初の2頭出し該当レース（ハヤヤッコが8人④着）だった。

一方「金子馬の中で次位人気（但し6人気以内）」だった馬は、【4‐1‐2‐7/14】で連対率36％
ボッケリーニはここでも【2‐0‐1‐1/4】と悪くないのだが。
23年の鳴尾記念で5人①着（マリアエレーナが2人⑤着）
22年のAJCCで4人③着（ポタジェが2人⑤着）
21年の新潟大賞典で2人⑤着（ポタジェが1人②着）
20年の中日新聞杯で2人①着（ヴェックスが1人③着）

○ロードデルレイは、1回東京の白富士Sで①着。
リピーター候補に関係なく、同年に芝1800以上のOPで①着があった馬は、過去10年で【1‐1‐2‐4/8】複勝率50％
中でも、白富士S勝ち馬は、14年のエアソミュール、15年のアズマシャトル、17年のスズカデヴィアス、19年のブラックスピネルがいて、【1‐1‐1‐1/4】。着外も④着。
京都は初で内回りはどうかも、祖母の弟のダノンバラードは崩れたことがなかった。

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