理感一致 caption2
私の弱点と言ったらいいのかなんなのか…
写真に写っている自分が嫌でたまらない所がある。
それよりは写真を撮っていたい方だった。
小さい頃はプリクラもなければスマホもない。
写真を撮っても現像が出来上がるまで仕上がりが
分からなかった。
ましてや自分が写っている写真で気に入った自分が
写真の中にいた事の方が少なかった。
未だにカメラのレンズを向けられると
どうしていいのか分からない自分がいる。
上の子が生まれてから6〜7ヶ月位の時だっただろうか…
プリクラが出始めた。
1994年以降に生まれた子達はプリクラと共に
育ったとも感じている。プリクラ帳なんていうのも
あった様な。子供達は新しいものに馴染むの早い。
しかもプリクラというものは自分の姿を確認しながら
写真に写る事が出来るだから凄いとしか言いようがない。
やっぱりプリクラが当たり前にある中で
育った子達はポージングに長けている。と
言うより長け過ぎている?いやいや、そーじゃない。
それを超えて、まるで生活の一部になっている程に
上手すぎちゃって、どんなに綺麗にディスプレイされた
商品でさえもオブザーバーでしか見えない位
綺麗で上手すぎちゃう。
そして今では、当たり前の様にスマホで自撮りが出来る世界。一昔前も二昔も前にポートレートの写真が撮ってみたいと思っていた時は一眼レフのカメラのハードルが高すぎて手が出せないでいたけれど、下の子が生まれて直ぐの頃だったかな?Canonから「ママでも簡単。ママでも綺麗」のキャッチコピーでイオスKISSが出た時は
流石に30mmと100mmのレンズと共に貯金はたいて
買っちゃった。最初にポートレートが取れた時は
楽しかったなぁ。カメラで私が遊んでいると
目の前に子供達がポーズしに来ちゃうから
物陰に隠れて子供達にバレない様にシャッターチャンスを
待ってた事もあったっけなぁ。
今ではスマホに搭載されてるんだから凄い時代に
なっなもっだ。
そんな私は今だにカメラのレンズがあるだけで
居た堪れなくなってしまうのだから困ったもんだ。
いや、他の人は何も困ってない。困っているのは
私だけなのだから。
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