見出し画像

同音異義語と虚 離

最近よく数字は嘘をつかなくても
数字で嘘をつく者はいる。
と言う言葉を耳にする。

分からなくはない。

以前にも記事した事なのだけれど
私の経験の中で本人に自覚があったのか
なかったのかは分からないけれど、
「3年もやってるのに上手くならない。」と
言う方がいた。
疑問に思った私が、よくよく話しを聞いてみると毎年1回3年間続けた。と言うのである。
私にしてみたら、それは3年間ではなくて3回のまちがいでしょ!ツッコミたくなってしまった話しがある。

それに類似した様な話しは五万とあって
話している言葉上、数字ではない事もあったりする。

身近な所で言うならば
ベル曲線を描くグラフがあるのだけれど、
平均値も中央値も同じベル曲線を描く。
でもここで注意しなければならないのが
平均値と中央値の内容の違いを知っていなと
同じ事として軽くあしらわれてしまう。
中央値というのは平均値の内訳を分布図にして表したものなので、用途としては全く別のものになるはずなのです。 

だだ…
人間の持つ特性として、
新しくもの事を覚える時には
自身の経験の中にある事に置き換えて
覚えようとすると言う事を踏まえなければならないと言う事です。

一言でいい表すのであるならば
異類同義語で覚え始めると言えるでしょうか。
表題とは真逆な行為になります。

ここ数日、少し気なっている事の中に
子育て支援金に対してのニュースを見た時に
私が感じた違和感があります。
まずその前に踏まえなければならないのが
パーセントでの算出は、違う金額の物に対しては一律になるのですが、同じ金額のものに対してはクオリティーに不均一差が生じると言う特性がある事です。
その事を踏まえた上で…
ニュースで流れた表には年収別による1人当たりの負担額の一覧表だった。
でも初年度だけは一律のパーセンテイジだけれども2年目以降からは一律のパーセンテイジの金額ではない金額の算出である事、
次に年収は個人の年収に対してなの負担額なのか、1世帯当たりの総年収に対しての1人当たりの負担額なのか、その場合の未成年者も人数に含まれてしましまうのかの課題の分離がなされていない為に、2重取り以上の課税に 
なってくる場合が懸念されて来る事に
個人的に疑問を感じてしまった。

別の視点からの説明をすると
よくテーマパークでは、来場者数○○○人と
伝えられているけれど、どんなにニュースで
述べ人数と歌っても、ニュースを見ている人は、何故か総顧客数と思ってみていたりする。いるはずべきのリピーターさんの存在が
数字になると、何故かどこかに行ってしまう。

とある企業様での事でした。
企業様は大半のリピーターさんによって
成り立っているのは確かなのですが、
あまりにも身内色が強すぎて、新規のお客様が来店しずらいという悩みを抱えている企業様がありました。
そこで取締役の方が従業員さん達に、
初めてのお客様には、前から来店されている様に接して下さいと伝えた所、何故か余計に
お客様にキツく当たってしまうスタッフさんが出て来てしまいました。
何故だろうと思った私は、そのスタッフさんを観察していると、お客様に対して当店の仕組みもメニューも知り尽くしている事を前提として接客していた為に、勉強不足による配慮が足りないと言う態度で接客をしていたのでした。
どうも前から来店されている様にと言う意味を何処か取り違えてしまっている様です。

マネジメントの神様と言われる
ピーターFドラッカーだったかな?
(記憶ちがいだったら、すいません。)の書物に 
ミッションには職務としての使命感が必要と言う様な事が書いてあった様に思います。
でも使命感を取り違えて、正義感だとしてしまっていたとするならば本来、壊してしまってはならないはずの骨格となる骨格までをも壊してしまうのではないでしょうか。
なぜならば、概念(習慣性や風習などによる
出来上がった共通意識)の中のローカルルールには定義が含まれてこないからです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?