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強制執行されちゃうんですか?

本日、定例のWEB会議が終わりかけていた頃に、最近は殆ど鳴ることのない、私のスマホの画面に着信が・・・正直、あーこの人か。という私の気持ちをどんよりさせてくださる方。さてさて、今日は一体どんなお話かな?と思いながら、私の電話に出る声もワントーン下がった状態です。

私「あーもしもし。(声のトーン低すぎじゃね?と自ら突っ込みながら)」

A「ご無沙汰してます。お忙しいのにいきなりすみません。実は、強制執行なる手紙が届きまして、慌ててお電話させて頂きました。以前も、メールでご相談させて頂いた内容です。もう、どうしたらいいのか?と思いまいして。何か、持っていかれてしまうのでしょうか?」

このAさん。もう3年か?4年前位だったかと思います。知人のそのまた知人位の関係(ほぼしらん人ですよね笑)の方から、借金の事はこの人に色々と教えてもらえとアドバイスを受けたとうことで、横に長いこの県の端っこからまた端っこの方にある当方の当時の事務所までお越しになられました。色々な事が重なっていて、表情には生がなくちょっとこの人違う意味でヤバイなと思った事を覚えています。大体、まあ思い詰めている人は顔に生気がなく土気色というかなんとも表現しがたい顔色です。私自身も自分の問題の頃は同じような顔色だったと後から、周りにいた方々に言われました。
そして、この方何度も何度も本当に同じ事を聞いてこられるのです。
この方に限ったことではないのですが、皆さん大体同じことを最低3回は話していると思います。特に、差押関係の話しですかね。

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